第35回世界コンピュータ将棋選手権の結果

選手権全体の結果はこちら

エントリ

開発者 プログラム名 使用マシン(CPU等) 使用言語
山田泰広 山田将棋(Version5.20?) Amazon AWS EC2 c7a.48xlarge C

1次予選(エントリ34チーム/上位11チームが2次予選へ進出)

1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 勝敗 順位
山田将棋Ver 5.20? ●Kanade ●カツ丼将棋 〇人生送りバント失敗 〇komadokun 〇こまあそび ●芽生将棋 ●きのあ将棋 〇あうあう将棋 4-4 17
1次予選敗退

先に高価なクラウドリソースを予約し、尻に火をつけてコーディング。

4月に入って、pv の leaf 付近の詰みをチェックするヘルパースレッドを作ったたものの、局面の不整合が頻発し選手権前日まで解消せず。が、選手権前泊の宿で、数か月前に修正した無駄手間引き処理を元に戻したら、無事不整合解消。ASSERT オフのまま 2,3 か月あれこれいじっていたのが問題だった。また、選手権当日早朝、CPU Affinity の設定も 1 時間ほどで実装でき、そして無事 8 戦クラッシュすることなく対局を完走できたのは良かった。久しぶりに 5 分の星になったのも、ほっとした。

選手権バージョンには投入しなかったものの Stockfish の同一ハッシュ値バケットのクラスタ化も出来てる。ヘルパースレッドの動作で、LazySMP 化にも目途が立った。これらを実装しつつ、今後は評価関数の学習にも取り組みたいところだ。


Taikou Yamada (t-yamada _at_ ceres.dti.ne.jp)