Three games of Yamada Shogi (for Graphical Browser)

対局紹介

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 自信につながった3局をご紹介します。


○第1局 対ハイパー将棋戦

<局面は94手目後手4三同金まで>

後手 ハイパー将棋1.5 
             
             
     
             
           
         
     
             
         
先手 山田将棋 Ver 1.0  4

 この辺では、7手までの詰めルーチンが呼ばれていたが、
9四桂以下でも詰まない模様(ですよね?)。自玉が十分安全
なので、9四歩などと詰めろで迫れば十分だったのに…。
あいにく詰めろの処理が組み込まれていなかったため、この後、
数手後に持ち時間を使い切って山田将棋の負け。


○第3局 対棋苑戦

<局面は100手目後手1七飛まで>

後手 山田将棋 Ver. 1.0  2 4
       
       
         
     
               
           
       
               
           
先手 棋苑 Ver 1.0 

 おい、飛車を囲ってどうすんだ! というつっこみは、ここでは
置いといて…。何故1七飛なの! 1八飛で、詰めろ&馬取りなのに。
しかもこの後、飛車が1八に成り込むことなく、しまいには、自陣に
金駒を貼り付ける始末。こういう大優勢のときは、自陣の安全度は評価
しなくていいんだよ…。この将棋も数手後に、持ち時間を使い切って
山田将棋の負け。


○第7局 対OM−1戦

<局面は39手目先手3八金まで>

後手 山田将棋 Ver. 1.0 
       
           
       
             
             
               
   
           
     
先手 OM−1  3

 よくわからないうちに、飛車角の丸得となっている。が、この直後に
詰みルーチンのバグにより、山田将棋がクラッシュ! Oh my!
再帰不能で当然山田将棋の負け。


 はぁ、どれも内容的には勝ち将棋なんですけど、全部負けです。
非常に悔しいです。来年まで、「一番弱い将棋ソフト」と呼ばれる
ことになりました。

#「来年も」ってことはないよなぁ。

 これをバネに、次回までには2勝はできるプログラムに
仕上げたいと思ってます。


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1996/9/2 Taikou Yamada (Iwate Univ.) wtai@cis.iwate-u.ac.jp