関東を離れてしまっては金曜日に行くしかなく、木曜日のBSD BOF には今年も行けず。まぁ仕方無い。さて内容。 まず、registrationがフロアに移動。ずいぶん広いスペースを 確保していた。お昼頃まで続く長蛇の列が解消されるのは いいことだろう。ただあれだけの広さを確保できたという ことは、企業の出展が少し減ったのかなという勘ぐりも わいてしまう。さらに私は今年初めて開場前に到着、 早朝registration者を対象としたプレゼントの 抽選券をもらった。これもいいアイディアだね。昨年以前も 実施していたのだろうか。しかし、箱根のホテルの 割引券をもらっても私には使い道がない。 |
会場をまわってみて。ネットワークの仕事とは縁遠くなり、 年々初めて見る言葉が増えるのが悲しい。FTTD(Fibre To The Desk)、 CDN(Contents Delivery Network)など。自分の机のPCまで 光ファイバーを引いて、いったい何を送受信しようというの だろう。むむむ、想像もつかない。そんな中、光ケーブルの 端子加工の実演に思わず足を止めてしまう。CDNっていうのは、 コンテンツプロバイダと配信サーバ、提携地域プロバイダと キャッシュサーバ、その間の太い回線、等々をひっくるめて 最高パフォーマンスを出すように工夫したネットワークの ことなのだろう、と勝手に咀嚼。AIIとStarcatの関係かな。 |
例によってShowNetツアーに参加。たまたまだったのか、抽選がなく 並んだ順にご招待。先導は倉敷芸術科学大学の三宅さん。 今年のShowNetのポイントはWDMリング、 Long Reach Ethernet、10Gbps Ethernetによるバックボーンと、 合計10Gbpsの対外接続。それから、ストリーム系デモを行う 企業を対象とした、IXから先の回線整備(Metropolitan Area Network)。 PODでは、ケーブリングをきれいにねっ!といったあたりまえな 話が出たりして、目が点になったり。低レイヤのトレンドに ついていけなくなりつつある私にとって、NOCでの説明で記憶に 残ったのは、3Uの厚さに縦に16個のボードを載せたPCサーバと、 IDS箱。「過去においてShowNetは攻撃をうけたことがあるのか」 という参加者からの質問にはノーコメントでした。 |
最後に、テクノロジから離れての感想。SONY,Panasonic,東芝の ブーススタッフさんが、それぞれ背中に社名をいれた スカイブルーのシャツといういで立ち。申し合わせたかのような 似たようなスタイルに不思議な感じがした。それに比べて、 eビジネス系で押していたNECは黒のスーツで統一。伸びてる だけあって、「どーしてもっていうなら、教えてやるぜ」 ってな立場かな。それから、 展示会といえばノベルティグッズだけど、今年は、広告のシールを 貼った300mlペットボトルの飲み物を配ってる出展社が2,3あった。 毎年この時期の開催で蒸し暑い思いを しているのは確かなのに、昨年まではなかった趣向。それに しても"今"の欲望を満たす超現実的なノベルティだ。 |
来年はもう少し中身を理解できるようになっていたいと思う。 |