XLR200R、XR200R

ベスト・プレイバイクと言える、XLR200R、XR200Rを紹介します。
XLR200R、XR200Rは昔からあるバイクです。
特に、リヤサスペンションが劇的な変化をした時(ツインからモノショック)以降の
プロリンクサスペンション付きXLR200R、XR200Rはバランスの良いバイクです。
性能的には何の変哲も無い4ストロークSOHC、2バルブエンジンのバイクですが、
名機と言われるホンダSOHC2バルブエンジンの1つでCB90系(125)の
エンジンを搭載しています。
ちなみに、もう1つの名機はCB50系(80、100)です。
このエンジンは半球形の燃焼室で燃焼効率が良く、レスポンスに優れています。
しかも小型、軽量で耐久性があります。
特に、このエンジンを搭載したXR200R(レーサー)は乗りやすいバイクの代名詞と
言えるほどで当時はレーサーにナンバーを付けて乗り回している人達を取り締まる
「XR狩り」と言うのがあったほど、もてはやされたバイクがXR200Rです。

ノーマルのスペックはよくわかりません。
         確かエンジン出力は18PSくらいで、
車重は112Kgくらいだと思いました。
赤と黒のカラーリングは当時のXRカラー
です。
XR200R(82年モデル) のスペックです。
 
         排気量        195 cc
エンジン出力     19 PS
トルク        1.7 Kg-m
乾燥重量       101 Kg
サス・ストローク   前249 mm
           後246 mm
 

現行モデル(90年モデル) のスペックです。
排気量        195 cc
エンジン出力     20 PS
トルク        1.7 Kg-m
乾燥重量       101 Kg
サス・ストローク   前254 mm
           後245 mm
 
と、ほとんどカラーリング以外変わってない
ように見えますが、サスペンションや
フレームの剛性UP、フロントブレーキを
ディスクに変更するなど、より乗りやすく
実戦向きに改良されました。
 
XLR200RはレーサーのXR200Rと比べると、かなり性能が抑えられています。
エンジン、ブレーキ、サスペンション等、別物と言えるくらいです。
しかし、エンジンを中心とした基本バランスはXLR200R、XR200Rとも
同じです。
オフロードで走る楽しみを味わいたいと思ったら、このXLR200R、XR200R
シリーズ以外にはないでしょう。
バイクという機械の中でエンジンの占める割合は、とても大きいものがあります。
エンジンがあればフレームが付き、サス、タイヤ付いてバイクができます。
その重要な部分に小型、軽量、ハイレスポンスのエンジンを搭載したXLR200R、
XR200Rはプレイバイクとして最高だと思います。

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