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KING of Note PC!
■ ThinkPad560キーボード
全 体 の 幅 :約296mm
文字キー部分の幅:約284mm
文字キーのピッチ:約19mm(19.05mm=3/4インチ)
ウワサにとどろくThinkPad560のキーボード。さてどんなものだろう。
PowerBook G3(1998)が発売されたころ、横目で見ていたThinkPad600。かなり良い商品だということはすぐにわかりました。そして電気店の展示品を触ったとき、そのキーボードのできの良さにほれぼれしました。仕事で使うキーボードはこうでなくては。
当時PB5300を使っていた私は、結局仕事での戦力には不足することのいらだちを感じていました。遅い処理速度、狭い液晶、そしてどうにもイマイチのキーボード・・・。
ThinkPad600を触った瞬間に「使える」と感じました。PB5300の不満を全て解消する能力を持っている上、カチカチしたスタイリングも男の道具という雰囲気をかもし出し、強い魅力を感じました。
さんざん迷ったあげく、結局PB G3(1998前期)を買ったのですが、そのキーボードには満足できず・・・。わかってはいたのですがやはりがっかりしました。
感触の良いキーボードへの憧れが強まり、いろいろ調べたところ、TP600はTP560の最終モデルと同じキーボードを使っているらしい。しかしそれ以前のモデルはさらに打鍵感触の良いキーボードだった?
いったいどれほど素晴らしいキーボードだったのだろうか。TP560は入手しないわけにはいかないと思ったのです。
・・・・・
程度の良い中古を購入し手にしたとき、まずその薄さに驚きました。過去、店頭で見たことがあるはずなのに、自室で手に取ったときにはやはりその薄さに軽い感動を覚えました。無意識のうちにPB5300と比較してしまっているのだと思いました。
しかしそれ以上に感動したのはキーボード。完全無比な剛性感を伴った打鍵感触。打ち込んだキーは止まるべき位置で完全に静止し、全く不必要な動きをしません。特に印象的だったのは全てのキーでの感触が均一であることです。たいていのノートPCでは、キーの部位によって感触が異なり、タワミの大きな部分や、キーボードごと沈み込むような不快感を感じる部分があったりします。しかしこのTP560のキーボードは、まるで薄いその筐体全てがアルミの分厚い板であるかのような、均一で重量感のある感触を実現しています。
これ程のキーボードがすでに商品化されていた。これには驚きました。間違いなくこのキーボードこそがノートPC中、最高のキーボードです。
しかし・・・、
ならばなぜ、頂点を極めたキーボードが生き続けないのでしょうか。今のThinkPadはこれほどの感動を呼び起こしません。むしろ打鍵感触はあいまいになってきています。コストダウンという魔物は研究を重ねて頂点を極めた蓄積を、簡単に崩してしまうのでしょうか。
TP560の現代スペックモデルを、待ち望んでいる人は随分多いのではないでしょうか。
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