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[HME0051A]

●漢字コードの使い分け

Q. 秀丸で複数の漢字コードを使い分けたいのですがどうすればいいでしょうか?

A. 秀丸は Ver.2.15 以降では S-JIS 又は Unicode に関しては自動的に判別するので、何の設定も必要ではないです。JIS 又は EUC を使う場合は種々の方法が存在します。
  1. Ver.2.16 以降では自動認識されるようになりました。
    「その他→動作環境→編集」の「EUCコードとJISコードを自動認識する」をONにして下さい。
  2. ファイルを開くときに明示的に文字コードを指定する。
    メニューの「ファイル」→「開く」等のダイアログで、「文字コード」で正しい文字コードを指定します。
  3. @nifty の「Windows 実用ソフトフォーラム(FWINAL)」の19番ライブラリに登録されている下記のマクロ
     987 CHARCHNG.LZH 秀丸マクロ 文字コードの変換ver.2
    を利用して表示文字コードを変えてやる。
  4. バッチファイルを作る。
    以下のようなバッチファイル
    rem ----------------- EUC.bat ---------------------
    start hidemaru.exe /fe %1
    rem                ^^^JIS の場合は /fj です。
    rem ---------------- cut line ---------------------
    
    を秀丸をインストールしたフォルダに作り、このファイルのショートカットを Windows フォルダ内の SendTo (NT4.0以降の場合は同フォルダ内の Profiles\username\SendTo )の中に作る。これで「送る」に EUC で開く秀丸が追加される。更にファイルのプロパティの「プログラム→実行時の大きさ」において「最小化の状態」を選択しておくと良いでしょう。
    ※ 但し起動が遅いです。
  5. 起動オプションを付ける。
    マイコンピュータ又はエクスプローラの「表示→オプション→ファイルタイプ」で目的のファイルを選択し、[編集]「アクション」「open」を選択して[編集]で「アプリケーションを実行するプログラム」の欄の行末に「 /fe」(EUC の場合) 「 /fj」(JIS の場合) を記入して [OK] を選択していく。
    ※ 拡張子毎に漢字コードが違う場合にのみ有効。
    ※ HMSETUP.EXE を使って関連付けをやり直す度にやり直さなければならない。
    ※ 秀丸の開くでは漢字コードを明示しないと相変わらず文字化けを起こすが、ファイルのダブルクリックで指定したオプションでファイルを開くようになります。
  6. (EUCコードの場合のみ)保存するフォルダを決めておく。
    秀丸の「その他→動作環境→パス」にある「EUCコードの指定ドライブ」の欄に適当なフォルダをフルパスで書き、EUC コードのファイルはそこに保存する。

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