SHOWDIALOG

使い方:   #n = dllfunc("SHOWDIALOG",#n1,#n2);
説明: NEWDIALOG, NEWCONTROL 関数等で作成した ユーザー定義ダイアログを表示します。
引数:
#n1 : ダイアログのオーナーウィンドウのハンドル(または 0)
#n2 : 常に手前に表示する場合は 1、そうでなければ 0
返り値: 成功した場合は 1 以上の整数を、失敗した場合は 0 を返します。

この関数はダイアログ表示中に呼び出すと必ず失敗します。 したがって、一度に表示可能なダイアログは1つだけです。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


ENDDIALOG

使い方:   #n = dllfunc("ENDDIALOG");
説明: SHOWDIALOG 関数 で表示したダイアログを 閉じます。
引数: (なし)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


WAITCTRLNOTIFY

使い方:   $s = dllfuncstr("WAITCTRLNOTIFY",#n1);
説明: ダイアログからの通知コードを取得します。
引数:
#n1 : ダイアログからの通知コードを待つ時間(単位はミリ秒)
(0 以下の値を指定すると、 関数呼出しの時点で通知コードが届いていなければ すぐに復帰します)
返り値: コントロールの通知コードが(文字列で)返ります。 ダイアログが表示されていないか、 通知コードが届かなかった場合は "" を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SHOWMESSAGE

使い方:   #n = dllfunc("SHOWMESSAGE",$s1,$s2);
説明: (ユーザー定義のダイアログを表示中に)メッセージボックスを表示します。
引数:
$s1 : 「OK」ボタンが押された時に通知する通知コード
$s2 : メッセージ文字列
返り値: メッセージボックスの表示に成功したら 1 を、失敗したら 0 を返します。 「OK」ボタンが押されたかどうかは WAITCTRLNOTIFY 関数 の返り値(通知コード) で判定して下さい。
例:
#n = dllfunc("NEWDIALOG","メッセージボックスのテスト",20,"0 0 center");
#n = dllfunc("NEWCONTROL","button","","ボタン1");
#n = dllfunc("SETCTRLNOTIFY","","10");
#n = dllfunc("NEWCONTROL","okcancel","","");
#n = dllfunc("SHOWDIALOG",0,1);
while (1) {
    $ntf_code = dllfuncstr("WAITCTRLNOTIFY",100);
    if ($ntf_code == "" || $nft_code == "999") continue;
    else if ($ntf_code == "1" || $ntf_code == "0") break;
    else if ($ntf_code == "10") {
        // ボタンが押されたらメッセージボックスを表示
        #n = dllfunc("SHOWMESSAGE","999","ボタンが押されました。");
    }
}
#n = dllfunc("ENDDIALOG");
...


SHOWQUESTION

使い方:   #n = dllfunc("SHOWQUESTION",$s1,$s2,$s3);
説明: (ユーザー定義のダイアログを表示中に) 質問のためのメッセージボックスを表示します。
引数:
$s1 : 「はい」ボタンが押された時に通知する通知コード
$s2 : 「いいえ」ボタンが押された時に通知する通知コード
$s3 : メッセージ文字列
返り値: メッセージボックスの表示に成功したら 1 を、失敗したら 0 を返します。 「はい」と「いいえ」のどちらのボタンが押されたかは WAITCTRLNOTIFY 関数 の返り値(通知コード) で判定して下さい。
例:
#n = dllfunc("NEWDIALOG","メッセージボックスのテスト",20,"0 0 center");
#n = dllfunc("NEWCONTROL","button","","ボタン1");
#n = dllfunc("SETCTRLNOTIFY","","10");
#n = dllfunc("NEWCONTROL","okcancel","","");
#n = dllfunc("SHOWDIALOG",0,1);
while (1) {
    $ntf_code = dllfuncstr("WAITCTRLNOTIFY",100);
    if ($ntf_code == "" || $ntf_code == "999") continue;
    else if ($ntf_code == "1" || $ntf_code == "0") break;
    else if ($ntf_code == "10") {
        // ボタンが押されたらメッセージボックスを表示
        #n = dllfunc("SHOWQUESTION","100","200","何ですか?");
    } else if ($ntf_code == "100") {
        //  「はい」ボタンが押された場合
        #n = dllfunc("SHOWMESSAGE","999","「はい」が押されました。");
    } else if ($ntf_code == "200") {
        //  「いいえ」ボタンが押された場合
        #n = dllfunc("SHOWMESSAGE","999","「いいえ」が押されました。");
    }
}
#n = dllfunc("ENDDIALOG");
...


NEWDIALOG

使い方:   #n = dllfunc("NEWDIALOG",$s1,#n2,$s3);
説明: ユーザー定義ダイアログのテンプレートの作成を開始します。
引数:
$s1 : ダイアログのタイトル文字列
#n2 : ダイアログの横幅(単位は半角文字1文字分)
$s3 : ダイアログの表示位置その他のオプション

書式は以下の通りです(後ろから順に省略可能)。
    "x y origin fontname fontsize unit"

    x: ダイアログの表示位置の x 座標(デフォルト = 0) 単位は半角文字幅の4分の1です。
    y: ダイアログの表示位置の y 座標(デフォルト = 0) 単位は文字高の8分の1です。
    origin: ダイアログの表示位置(の座標原点)を指定
    window: 親ウィンドウのクライアント領域の左上が原点
    screen: デスクトップの左上が原点
    caret: 文字入力カーソル位置が原点(Ver.2.20〜)
    cursor: マウスカーソル位置が原点(Ver.2.20〜)
    center: デスクトップの中央に表示 (x, y は無視される)
    それ以外: 親ウィンドウのクライアント領域の中央に表示 (x, y は無視される) (デフォルト)
    fontname: フォント名 (デフォルト = システム定義)
    fontsize: フォントサイズ(単位は pt) (デフォルト = システム定義)
    unit: "px" を指定すると、x, y の各座標 指定をピクセル値とみなすようになります (デフォルト = 無指定)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中に呼び出すと必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


NEWDLGPAGE

使い方:   #n = dllfunc("NEWDLGPAGE",$s1,#n2);
説明: frame, group, tab コントロールの内部に表示する 子ダイアログの作成を開始します。
引数:
$s1 : 子ダイアログの名前("root" は予約名なので使わないで下さい)
#n2 : 子ダイアログの横幅(単位は半角文字1文字分)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中に呼び出すと必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCURDLGPAGE

使い方:   #n = dllfunc("SETCURDLGPAGE",$s1);
説明: NEWCONTROL 関数で コントロールを追加する対象の(子)ダイアログを変更します。

frame や tab コントロールのページ切り替えは SETCTRLSTATE() 関数を使って下さい。
引数:
$s1 : 子ダイアログの名前(親ダイアログを指定する時は "root")
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例:
...
add_groupbox:
    //  現在追加対象の子ダイアログの名前を取得
    $$cur_page = dllfuncstr("GETCURDLGPAGE");
    if ($$cur_page == "gb1") {
        message "同じ名前の子ダイアログが既に登録されています。";
        return;
    }
    //  追加対象の子ダイアログを変更/新規作成
    if (!dllfunc("SETCURDLGPAGE","gb1"))
        if (!dllfunc("NEWDLGPAGE","gb1",30)) goto exit;
    //  子ダイアログにコントロールを追加
    if (!dllfunc("NEWCONTROL","rdbtn","rdb1@gb1","item1")) goto exit;
    if (!dllfunc("NEWCONTROL","rdbtn","rdb2@gb1","item2")) goto exit;
    if (!dllfunc("NEWCONTROL","rdbtn","rdb3@gb1","item3")) goto exit;
    if (!dllfunc("SETCTRLWIDTH","",10)) goto exit;
    if (!dllfunc("NEWCONTROL","edit","ed3@gb1","")) goto exit;
    //  追加対象を元に戻す
    if (!dllfunc("SETCURDLGPAGE",$$cur_page)) goto exit;
    //  今作成した子ダイアログをグループボックス内に表示させる
    if (!dllfunc("NEWCONTROL","group","grp1","select")) goto exit;
    if (!dllfunc("SETCTRLITEM","","gb1","0")) goto exit;
    return;
...
}


GETCURDLGPAGE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCURDLGPAGE");
説明: 現在コントロールを追加する対象になっている (子)ダイアログの名前を返します。

frame や tab コントロールで表示中の子ダイアログの取得は GETCTRLSTATE() 関数を使って下さい。
引数: (なし)
返り値: 現在コントロールを追加する対象になっている(子)ダイアログの名前。 追加対象が親ダイアログだった場合は "root" が返ります。 追加対象の(子)ダイアログがない場合は "" が返ります。
例: (SETCURDLGPAGE 関数 の例を参照して下さい)


SETDLGTITLE

使い方:   #n = dllfunc("SETDLGTITLE",$s1);
説明: ダイアログのタイトルを(動的に)変更します。
引数:
$s1 : ダイアログの新しいタイトル文字列
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


GETDLGTITLE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETDLGTITLE");
説明: ダイアログのタイトルを返します。
引数: (なし)
返り値: ダイアログのタイトル文字列
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SAVEDIALOG

使い方:   #n = dllfunc("SAVEDIALOG",$s1,$s2);
説明: ダイアログのデータを指定されたデータファイルに保存します。
引数:
$s1 : データファイル名
$s2 : データファイルを識別するための署名文字列 (必要なければ "" を指定)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (省略)


LOADDIALOG

使い方:   #n = dllfunc("LOADDIALOG",$s1,$s2);
説明: ダイアログのデータを指定されたデータファイルから読み込みます。
引数:
$s1 : データファイル名
$s2 : データファイルを識別するための署名文字列 (必要なければ "" を指定)
指定した場合は データファイルの署名と指定したものが一致した時にのみデータ を読み込みます。
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例:
if (!dllfunc("LOADDIALOG",
        "foo.dat",
        "This is dialog data of HOGE macro"
        )
    ) {
    message "ダイアログのデータファイルの読込みに失敗しました";
    ...
}


GETSIGNATURE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETSIGNATURE",$s1);
説明: 指定したデータファイルから署名を読み取ります。
引数:
$s1 : データファイル名
返り値: データファイルの署名文字列
例:
if (dllfuncstr("GETSIGNATURE","foo.dat")
        !=
    "This is dialog data of HOGE macro") {
    message "データファイルが違います";
    ...
}


SETDLGPOS

使い方:   #n = dllfunc("SETDLGPOS",#n1,#n2,$s3,$s4);
説明: ダイアログの位置を指定した位置に変更します。
引数:
#n1 : ダイアログの横方向の座標値
#n2 : ダイアログの縦方向の座標値
$s3 : 座標原点の指定
NEWDIALOG() のダイアログ表示位置の指定と同じ 値を指定します(center または空文字指定の場合は #n1, #n2 の値は無視されます)。
$s4 : 座標値の単位の指定
""(空文字) を指定した場合はフォントサイズに基づいた値 (横方向は半角文字幅の4分の1、縦方向は文字高の8分の1)、 "px" を指定した場合はピクセル値と解釈されます。
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (省略)


GETDLGPOS

使い方:   $s = dllfuncstr("GETDLGPOS");
説明: ダイアログの現在位置を返します。
引数: (なし)
返り値: ダイアログの現在の座標値を "x,y" という形式で返します。 ここで、各座標値は NEWDIALOG() または直前の SETDLGPOS() により 指定した座標原点および単位で表現されます。
例: (省略)


GETDLGSIZE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETDLGSIZE");
説明: ダイアログの大きさをピクセル単位で返します。
引数: (なし)
返り値: ダイアログの横、縦のサイズを "width,height" という 形式で返します。ただし、この関数が有効なのは SHOWDIALOG() 関数の 呼び出しから ENDDIALOG() 関数の呼び出しまで、すなわちダイアログの 表示中のみです。それ以外のタイミングで呼ばれた場合、空文字列を 返します。
例: (省略)


SETDLGIMESTATE

使い方:   #n = dllfunc("SETDLGIMESTATE", #n1);
説明: ダイアログ中の edit, mledit, combo コントロールが入力フォーカスを 得た時の IME の状態を指定します。
個別のコントロールに状態を設定したいときは SETCTRLIMESTATE() を 使ってください。 両者の関係については GETCTRLIMESTATE() の備考を 参照してください。
引数:
#n1 : 0: 指定なし、1: 常に IME を ON、2: 常に IME を OFF、 3: 最初にフォーカスを得たときのみ IME を ON、 4: 最初にフォーカスを得たときのみ IME を OFF
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (省略)


GETDLGIMESTATE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETDLGIMESTATE");
説明: edit, mledit, combo コントロールが入力フォーカスを得た時の IME の状態を返します。
個別のコントロールの状態は GETCTRLIMESTATE() を 使って取得します。 両者の関係については GETCTRLIMESTATE() の備考を 参照してください。
引数: (なし)
返り値: "0": 指定なし、"1": 常に IME を ON、"2": 常に IME を OFF、 "3": 最初にフォーカスを得たときのみ IME を ON、 "4": 最初にフォーカスを得たときのみ IME を OFF
例: (省略)


NEWCONTROL

使い方:   #n = dllfunc("NEWCONTROL",$s1,$s2,$s3);
説明: (子)ダイアログにコントロールを追加します。
引数:
$s1 : コントロール名
$s2 : コントロール識別名 (必要なければ "" を指定)
$s3 : コントロールの初期化のための文字列
コントロール名の一覧と初期化文字列の書式については こちらを参照して下さい。
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


ENABLECTRL

使い方:   #n = dllfunc("ENABLECTRL",#n1,$s2);
説明: 指定したコントロールの表示状態を変更します。
引数:
#n1 : 1 なら通常の状態、 0 なら入力を受け付けない状態に変更
$s2 : コントロール識別名(複数指定可)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


NEWCOLUMN

使い方:   #n = dllfunc("NEWCOLUMN",#n1);
説明: 現在コントロールを配置している列の右側に 新しいコントロール配置列を追加します。
引数:
#n1 : 新しい配置列の横幅(単位は半角文字1文字分)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


NEWPAGE

使い方:   #n = dllfunc("NEWPAGE",#n1);
説明: 現在のコントロール配置行の下に 新しいコントロール配置行を追加します。
引数:
#n1 : 新しい配置行の横幅(単位は半角文字1文字分)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLSTRING

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLSTRING",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールのテキストを(動的に)変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : コントロールのテキスト
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


GETCTRLSTRING

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLSTRING",$s1);
説明: 指定したコントロールのテキストを返します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: コントロールのテキスト (コントロールの種類によって返される値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLSTATE

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLSTATE",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールの選択状態を(動的に)変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : コントロールの選択状態を表す文字列
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


GETCTRLSTATE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLSTATE",$s1);
説明: 指定したコントロールの選択状態を返します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: コントロールの状態を表す文字列 (コントロールの種類によって返される値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLWIDTH

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLWIDTH",$s1,#n2);
説明: 指定したコントロールの幅を変更し、 次回の NEWCONTROL 関数 で追加される コントロールをその右側の余白に配置します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
#n2 : コントロールの横幅(単位は半角文字1文字分)
(-1 を指定すると現在の余白の半分を指定したものと見なされます)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLHEIGHT

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLHEIGHT",$s1,#n2);
説明: 指定したコントロールの高さを変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
#n2 : コントロールの縦幅(単位は半角文字1文字分)
(この関数による指定が無視されるコントロールがあります。 詳細はこちらを参照して下さい。)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLNOTIFY

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLNOTIFY",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールの通知コードを指定します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : コントロールに割り当てる通知コード
コントロールの種類によっては複数の通知コードを 割り当てることができますが、 その場合は各通知コードを半角のカンマで区切って 指定して下さい。
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、この関数はダイアログ表示中は必ず失敗します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLFONT

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLFONT",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールのフォントを(動的に)変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : フォント属性を指定する文字列

書式は以下の通りです。
    "属性指定 色指定 [フォント名]"

  • 属性指定
    以下の文字の組み合わせを指定します。
      "b" : ボールド体
      "i" : イタリック体
      "u" : 下線あり
      "s" : 打ち消し線あり
    例: "biu" …ボールド&イタリック&下線あり

  • 色指定
    (こちら を参照して下さい)

  • フォント名
    "MS Pゴシック" 等のフォント名を指定して下さい。 省略した場合はシステムフォントを使用します。
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLIMESTATE

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLIMESTATE",$s1,#n2);
説明: 指定したコントロールがフォーカスを得た時の IME の状態を指定します。
(edit, mledit, combo コントロールのみで有効)
この関数による設定は SETDLGIMESTATE() の設定を上書きします。 両者の関係については GETCTRLIMESTATE() の備考を 参照してください。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
#n2 : 0: 指定なし、1: 常に IME を ON、2: 常に IME を OFF、 3: 最初にフォーカスを得たときのみ IME を ON、 4: 最初にフォーカスを得たときのみ IME を OFF
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (省略)


GETCTRLIMESTATE

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLIMESTATE",$s1);
説明: 指定したコントロールがフォーカスを得た時の IME の状態を返します。
(edit, mledit, combo コントロールのみで有効)
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: "0": 指定なし、"1": 常に IME を ON、"2": 常に IME を OFF、 "3": 最初にフォーカスを得たときのみ IME を ON、 "4": 最初にフォーカスを得たときのみ IME を OFF
SETDLGIMESTATE() で設定した値は 反映されていません。 このコントロールに個別に設定された値が返ります。
備考: SETDLGIMESTATE() による全体設定と SETCTRLIMESTATE() による個別設定の 関係を表にすると、下記のようになります。 ここで、3列目以降の「全体1/2〜」「個別1/2〜」は、 フォーカスを得る回数を表しています。 「全体1」はダイアログの全ての入力フォーカスを持つコントロールの中で 最初にフォーカスを得たとき、 「個別1」はそのコントロールが最初にフォーカスを得たとき、 「**2〜」は2回目以降のフォーカスを得たときを意味します。 また、「ON/OFF」は(設定に従い)IMEの状態の制御を行うこと、 「--」はIMEの制御を行わないことを意味しています。
全体設定個別設定 全体1/個別1 全体2〜/個別1 全体2〜/個別2〜
00------
1/20ON/OFFON/OFFON/OFF
3/40ON/OFF----
(任意)1/2ON/OFFON/OFFON/OFF
(任意)3/4ON/OFFON/OFF--
例: (省略)


SETFOCUSEDCTRL

使い方:   #n = dllfunc("SETFOCUSEDCTRL", $s1);
説明: フォーカスを得るコントロールを指定します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定するとテキストコントロールを除いた一番左上の コントロールが対象になります)
返り値: フォーカスの移動に成功した場合は 1、失敗した場合は 0 を返します。
例:
#r = dllfunc("NEWDIALOG", "フォーカスのテスト", 40, "");
#r = dllfunc("NEWCONTROL", "edit", "edt1", "最初のコントロール");
#r = dllfunc("NEWCONTROL", "edit", "edt2", "2番目のコントロール");
#r = dllfunc("NEWCONTROL", "okcancel", "", "");
#r = dllfunc("SETFOCUSEDCTRL", "edt2"); // 2番目のコントロールにフォーカスを移す
// ... (省略)


GETFOCUSEDCTRL

使い方:   $s = dllfuncstr("GETFOCUSEDCTRL");
説明: (現在)フォーカスを得ているコントロールの識別名を返します。
引数: (なし)
返り値: 現在フォーカスを得ているコントロールの識別名
何らかの理由で関数が失敗した場合は "" を返します。
例: (省略)


SETCTRLSORT

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLSORT",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールの項目のソート機能の状態を指定します。
(list, combo, cmblist, lview, chklist, tree コントロールのみで有効)
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : ソート機能の状態を指定する文字列
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
なお、ダイアログ表示中は必ず 0 を返します。
例: (省略)


GETCTRLSORT

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLSORT",$s1);
説明: 指定したコントロールのソート機能の状態を返します。
(list, combo, cmblist, lview, chklist, tree コントロールのみで有効)
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: (コントロールの種類によって返される値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
例: (省略)


SETCTRLITEM

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLITEM",$s1,$s2,$s3);
説明: 指定したコントロールに(動的に)項目を追加します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : コントロールの項目テキスト
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
$s3 : 項目を追加する位置を表す文字列
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


CHANGECTRLITEM

使い方:   #n = dllfunc("CHANGECTRLITEM",$s1,$s2,$s3);
説明: 指定したコントロールの既存の項目を(動的に)変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : コントロールの項目テキスト
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
$s3 : 変更する項目の位置を表す文字列
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


DELETECTRLITEM

使い方:   #n = dllfunc("DELETECTRLITEM",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールの既存の項目を削除します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : 削除する項目の位置を表す文字列
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


RESETCTRLITEM

使い方:   #n = dllfunc("RESETCTRLITEM",$s1);
説明: 指定したコントロールの全項目を削除します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


GETCTRLITEM

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLITEM",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロールの項目テキストを返します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : 取得する項目の位置を表す文字列
返り値: 取得された項目テキスト
$s2 の位置指定が有効でない値だった場合は ""(空文字列)を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


SETCTRLFOCUSEDITEM

使い方:   #n = dllfunc("SETCTRLFOCUSEDITEM",$s1,$s2);
説明: 指定したコントロール中のフォーカスを得る項目を(動的に)変更します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
$s2 : 項目の指定
(コントロールの種類によって指定する値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
返り値: 成功した場合は 1 を、失敗した場合は 0 を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)


GETCTRLFOCUSEDITEM

使い方:   $s = dllfuncstr("GETCTRLFOCUSEDITEM",$s1);
説明: 指定したコントロール中のフォーカスを得ている項目を返します。
引数:
$s1 : コントロール識別名
("" を指定すると直前に NEWCONTROL 関数 で追加した コントロールが対象になります)
返り値: 項目を表す文字列 (コントロールの種類によって返される値の意味が違います。 詳細はこちらを参照して下さい。)
フォーカスを得ている項目がない場合、またはエラーの場合は 空文字列を返します。
例: (同梱の dgdll.mac を参照して下さい)