−月姫ネタバレ感想−

☆注意して下さい☆

同人ソフトとは思えない、圧倒的ボリュームと作り込みはたの市販のゲームを凌駕します。
プレイすればきっと虜。愛くるしいキャラ達。宿命をもつキャラ。悲しくもせつないストーリ。

アルクェイド・・・吸血鬼の姫。ヒロインだが・・・出番は少ない。
シエル・・・学校の先輩とは仮の姿、吸血鬼ハンター。
遠野秋葉・・・主人公の妹(血はつながってない)
琥珀&翡翠・・・遠野家に仕えるメイド姉妹、双子。


●アルクェイド トゥルーエンド

まずは本編最初、アルクェイドとシエル先輩のエンディングしか見れません。
表月姫ってとこです。主人公の死の線を視れる能力でアルクェイドを殺してしまい、
彼女の力を低下させた罪を償い、彼女を手伝い自分の半身と戦うお話。西洋のヴァンパイア話がメイン。
アルクェイドの普通の女の子ぶりが、かわいすぎ。悲しい王女様の話し。このエンディングでは最後、志貴と別れてしまいます。
だが、このゲームにはグッドエンディングなる分岐があり、そちらでは別れずに円満に終わります。
という具合に救われるエンディングも用意されています。さすがです。

●シエル トゥルーエンド

今度はシエル先輩サイドの話。彼女は吸血鬼、シキを倒すためやってきました。
そこには隠された秘密があり、彼女の悲哀さが隠されています。
アルクェイドとの確執も見物です。ちなみにグッドエンドではシエルとアルクェイドの
ほのぼのとした日常が垣間見れます。
ここまでなら普通のゲームとして評価ですが・・・この後、裏といってもいいルートが登場します。

●遠野秋葉 トゥルーエンド

妹、この単語に心躍らされた人も多いかと思います。今度は遠野家の異能者としての話が展開されます。
秋葉のそして幼い頃一緒に遊んだシキとの確執。今度は和風の話。
秋葉の兄への思いが溢れ出てます。悲しい話が続きます。
こちらはノーマルエンドも存在します。

●翡翠 トゥルーエンド

この辺から本領発揮と云ったところでしょう、さらに遠野家のことが深く掘り下げられます。
もう、アルクェイドの事なんか影も形もありません。
舞台は翡翠と琥珀を軸にどんでんがえしを交え、展開されます。
ラストは悲しくやるせないすが・・・そこは、やっぱりグッドエンドがあります。

●琥珀 トゥルーエンド

シナリオとしては最後に登場します。遠野家の全てが、琥珀ルートの謎も解けます。
スパーサ○ヤ人の秋葉も見れます。アルクェイドはでませんが・・・
これで、最後、なんともはや至れり尽くせりのゲームですよ・・。

「月触」


いってみればエピローグ。全てクリアづれば登場します。
お疲れさまでした。

満足する、圧倒的ボリューム。魅力的なキャラ。やりこめばやり込むほど、滲み出る面白さ。
また、魅力的なキャラクター達、色んな話が出てきますが、全て役割がうまくはまっています。
正直、最後までどきどきさせてくれました。演出もBGMも申し分ないですし。
販売本数の多さ、ヒットするのもうなずけますね。


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