にろや10番勝負、第八試合(酒屋対決)
Vol.279 2001年10月12日
対戦カード:Vin du 268 大西リキ VS. リカーショップやまさき 山崎誠氏
本日のワインリスト
参加人数:10名
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8 |
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22 |
1R:ドライな白対決
96ウィンドミル・ロード・ソーヴィニオン・ブラン(ニュージーランド) | \1,130 | 3 | 00シャトー・デ・シャプラン(サンフォア・ボルドー・ブラン・セック) | \1,350 | 7 |
2R:ボルドーの赤対決
98シャトー・クストール(カノン・フロンサック) | \1,980 | 4 | 99シャトー・フォンボード(コート・ド・カスティヨン) | \1,750 | 6 |
3R:スペインの赤対決
98パゴス・デ・ペニャフィエル(リベラ・デル・デュエロ) | \2,000 | 1 | 99ラ・グランハ・デ・モナステリオ(リベラ・デル・デュエロ) | \2,900 | 9 |
価格横の数字は得票数、
本日のワインへのお問い合わせは:
Vin du 268:078-951-2324
リカーショップやまさき:0727-59-2722
1R:ドライな白対決 リキ:ウィンド・ミルには、完熟なソービニオン・ブランがセクシーにも、厚みの有るオレンジのような雰囲気をだす。
まこちゃん:ソーヴィニオン・ブランが主体ながら、セミヨンをブレンドのボルドーには、少しグリーンの残ったほのかな甘さを感じる。
先週のソーヴィニオン・ブランも負けました。東京まで勝負しに行ったソーヴィニオン・ブランも負けました。ドライな白で選択するとき、少し甘味が混じる方がやっぱり受けはいいみたいです。
そう言えば・・・私この頃嗜好が変わったのだろうか、すっぱい物が大好きなのです。モズク酢なんて目がありません。スダチも皮を剥いては食べて、すっぱいすっぱいと喜んでいます。いえいえ決して妊娠などの兆候は見られません。それは好みとして言いのですが、皆さんが感じる酸味と私の感じる酸味がずれてきているのかな?
自分の好みをお奨めするのは、ワインショップの店員として相応しくありません。あくまで買いに来られたお客様のお好みが大切です。
そのことに重視はしているのですが、酸味の感じ方にずれが生じていてはこれ仕方有りませんね。修正せねば。余談が過ぎました。マコッチャンの選んだボルドーには、優しい口当たりがありました。それが皆さんを惹きつけたのでしょう。上品な味わいの中にある、爽やかな酸味が、引き締めるのではなく対比的に膨らみを与えるようなワインでした・・・口惜しいけどおめでとう。
季節の割に、私のNZは涼やか過ぎたのかな〜
2R:ボルドーの赤対決
リキ:クーストール、マコッチャン:フォンボード、やはりこの予算で選ばれたワインは、パフォーマンスも手伝って右岸地区、メルロー主体のワインの対決となった。二つのワインは色があきらかに違う。そのルビー色はクーストールの深みで勝ち。
しかし飲み比べてみると、最初の口に含んだアタックはまるで同じ。どちらがどちらか分からない様相を見せる。
慎重に、司会の萩原氏も時間の進み具合をチェックする。
ココデ裏目に出たことに気が着く。そう濃い!クラシカルな造りの中にクーストールは濃い、タンニンがっちり、余韻もあるが今この場で受けるか?、、、アタックは同じながら、適度なテンポで軽く飲み易さを出してくる、フォンボード。その飲みやすさにもって行かれました。
痛い所というより、よくツボを抑えたマコッチャン、さすが毎週通って研究している、成果ですね。
3R:スペインの対決
これは、マコッチャン、文句無く、いいワインでした。心地よくバニラな香りを引き出した、綺麗な飲みやすいワインでした。
一方私は、勝ちに走りすぎたか、お昼のデキャンタして戻す行為が裏目に出たか。本来ならばコーヒーの焦げた美味しい香りが、本来の味わいなのに、顔をしかめるほどに、酸が尖がってしまった。
この大差も仕方なし、お一人でも入れてくれた事に、安堵する、両手はなして負けを認めた対決でした。
しかし、毎週通い出すと、お友達も増えてくるのは当然、会場には、マコッチャンのファンも増えました。 大西リキ個人感
勉強目的でのご参加とは、思いますが、やっぱり知り合う仲間の出会いに、喜びを感じますね。この十番勝負の中で、唯一、本当に「負けたな〜」そんな、北風が一足早く私の心を吹き抜けました。
今回のキーワード
「あせったらだめ、素直な自分を」
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