2nd Soulおいしいワインの週末

にろや10番勝負、第4試合(主催者対決番外編)
Vol.275  2001年9月14日

対戦カード:Vin du 268 斉藤龍一郎  VS. 2nd Soulオーナー 萩原一生氏

本日のワインリスト

参加人数:8名

斉藤 龍一郎
 13
萩原 一生
 11
2勝1敗斉藤なんとか勝たせてもらう

1R:スペイン白ワイン対決

98レネ・バルビエ・メデタリニアン・ホワイト \580 4 98ボルノス・ソーヴィニオン・ブラン \1350 4

2R:イタリア中部の赤対決

99レ・ヴォルテ/テヌータ・デル・オルネライア
(トスカーナ)
\1950 4 00モンテプルチアーノ・ダブルツォ/ラーリナム
(アブルッツォ)
\690 4

3R:新世界の赤対決(カベルネソーヴィニオン&メルロー以外)

97セルビー・シラー・ソノマ・カウンティ
(カルフォルニア)
\2780 5 97アイアンストーン・カベルネ・フラン
(カルフォルニア)
\1400 3

価格横の数字は得票数、

本日のワインへのお問い合わせは:
Vin du 268:078-951-2324


1R:スペイン白対決

 にろやでは定番(これしかないとも言う)の、レネ・バルビエ580円。対する萩原氏は、クリスティーナ女王の結婚式でも使われ、絶賛されていたというだけある、シトラスなキレイな余韻を持ったソーヴィニオン・ブラン。少し蒸し暑い中で供出するためにきりきりに冷やした中では、若干だけ甘味をレネ・バルビエも遜色無い味わいに思えてくる健闘を見せ、4対4の同点。値段の差でレネ・バルビエの勝ちとなる。


2R:イタリア中央部の赤対決

 中部イタリアといえば、トスカーナしか思い浮かばなかったワタクシ。大御所オルネライアの作る、カベルネ、サンジョベーゼ、メルローをほぼ1/3づつ使った、かっちりと引き締まった味わいを持ってきた。対するはモンテプルチアーノらしい干しプラムや、ダークチェリーの印象がグラスにいれた途端に溢れる。パーカー絶賛するのも頷ける果実味で、前日に抜栓でもこれからゆっくりねとレ・ヴォルテが恥じらッテいる間にグラスを空にするお客さん多し。なんと!この勝負も同点。値段差で、2Rは萩原氏へ。


3R:新世界の赤。カベルネ・ソーヴィニオン&メルロー以外で

 先週でフランにはまったか、萩原氏。パワーで勝負のセルビー・シラーに対して、今回も変化球フランで勝負にきた。たおやかな、フランボワーズ、ベリー系の優しい酸味を残したフランは、シラーのパワーを流して受け、逆にスパイシーさが苦味に感じさせる、侮りがたい勝負。それでも、シラーの濃厚な果実味でなんとか寄り切って、きわどく二勝目を頂けました。ふぅ、、、


 斉藤個人感

 先手必勝などと、日曜には早々とワインを決めて、萩原氏にメールして勝負を迎えました。対するワインの選び方、非常に勉強させていただきました。今週も萩原氏は、余裕の予算セレクトで、勝ったと言ってもわずかに2票差。実質一人転べば、負けていても可笑しくない、見事なワイン達でした。そして、予算の残りを歓談タイムに回して、有り難うございます。最後には、秘蔵の1本レ・ヴォルテの95年、良く熟成が入って素晴らしかったですね。少々さびしい人数のワイン会でしたが、たっぷり飲めて、お得だったかも。
 次週からは、本気(らしい)の酒屋対決がいよいよです。どんなワイン達で二人が楽しませてくれるかな。

 今回のキーワード
「無事、代役果たしましたよ」
何処が、キーワードやーとかつっこまんといてください(^^;)、