手作りキャンドルにチャレンジ!
 
きっかけ  

それは2000年12月のある日。JUSCOのイオンカード会員に送られてくる雑誌「MON」の中で手作りエッグキャンドルが紹介されていた。ずいぶんと簡単そうに書いていて、でもその時はまだ「へぇ〜」という感じで読んでいただけだった。 

そして、私の通う英会話教室でクリスマス会を行い、一人1000円程度のプレゼントを用意しなくければいけなくなった時、私の頭にこのエッグキャンドルが思い浮かんだ。やってみると、なかなか簡単にはいかなかったけれど、なんとか形にはなり、プレゼントは運良く”キャンドルが大好き!”という先生に当たることができ、とても喜んでもらうことができた。 

もし、イオンカードに加入したとき雑誌の購読を申し込まなかったら、そして英会話教室でクリスマスがなかったら・・今こうしてキャンドルにはまっているありすの姿はなかったと思うと不思議な運命を感じてしまうのであった。 

そして、2001年6月9日。八日市で開かれてフリーマーケットに泉さんのお友達の方から声をかけていただき、自分が作ったモノを多くの人に買ってもらうことができとても楽しい体験ができたのでした。以下はその時の作品とお客様との想い出です。

 
 
 
アイスキャンドル 

なぜ「アイス」なのかというと、キャンドルの不規則に空いた穴が、氷を使って開けられていうからである。牛乳パックに氷を詰め、それぞれの色のろうを流すのだけど、色の具合も穴の空き方もパックを破ってみないと、さっぱりわからないのが楽しい。 
 
このキャンドルは、ピンク・ブルーをそれぞれ2個ずつ売っていたのだけど、うれしいことに二人の方がそれぞれ2色セットで買ってくれたのだ。 
最初に買ってくれたのは近所のおじいちゃん 
「お、ろうそくか!この穴は何で空けてるんや?」  
「氷を使ってるんですよー」  
「正解」(・・・?)  
「色は何でつけたんや?」  
「クレヨン・・ん?クレパスやったっけ?クレヨンとクレパスって違いますよねぇ?」  
「クレヨンとクレパスは全然違うがな」  
「(このおじいちゃんってば、一体何者???)そうですよね〜。・・・クレパスです」  
「正解!」(・・??) 「よっしゃー。帰りに寄るさかい、取っといてやー。」 
「はーい、待ってまーす」  
・・とは言え、ありすはあんまりこの言葉を信じてなかった。フリマで「後で寄る」というのはあいさつみたいなものだから。 
でも、このおじいちゃんはちゃんと戻ってきてくれたのだ! 
「ねーちゃん、キャンドル貰うで!」  
「ありがとうございます〜!!(感激!)じゃあ、どれがいいですか?」  
「ねーちゃんがいいと思うのを選んでくれ」  
「えーっと、じゃあ色は?ピンクとブルーがあるんですけど」  
「うーん、決められんで両方もらうわっ」  
「ありがとうございます〜〜っ!!!!  
じゃあ、1個250円なんですけど、2個で400円でいいです〜。毎度!」  

もう一人は着物姿の上品なおばあちゃん。 
「キレイやなぁ〜。孫のお土産に買ってくわ」  
「ありがとうございます!色はどちらがいいですか??」  
「そうねぇ〜。ふたつセットになってる方がいいから、両方もらうわ」  
「ありがとうございます〜〜!!」

スターキャンドル 

牛乳パックで作った星形の型に、色とりどりの小さなキューブキャンドルを詰め、その隙間に無色のキャンドルを流し込む。これも、中のキューブキャンドルの色の組み合わせ、詰め型によっていろんな表情が出来上がる。 
今回は、赤・緑・黄の3色を使ったクリスマス仕様のキャンドルも作ってみました。(ちょっと時期がはずれていたのだけど) 
 

プリンキャンドル 

最初は、プリンの容器で作ったらかわいいんじゃない?くらいだったのが、「どうせだったらプリンを作ってしまえ」と出来たのがコレ。バニラエッセンスでちょっと香りもついてます。ろうは溶かしているときに見ている色と実際に固まって出来上がる色に微妙な違いがあって、ほんとはちょっと不本意な結果だった。(もっと照りを出したかったし、カラメルの色も本物に近づけたかったんだけど) 
でも、子供の目をひくには大成功!「あ!プリン!!」と目を向けてくれるくれる。 やっぱり今でもプリンはお子さまに人気なのねぇ〜。 

これを買ってくれたのは、小さな男の子。 
親子3人でみてくれていたのだけど、男の子(4歳くらいかなぁ?)が、じーーっとプリンを見つめてた。 
お母さんは他のキャンドルも見てくれていて、 
母「じゃあ、1つもらおうか。どれがいい??」 プリンを指差す男の子。 
母「プリンがいいの?うーん、でもこっちの小さいの(エッグやアロマ)にしておきなよ。どれがいい?」それでも、なおプリンを見つめる男の子。 
母「困ったなー。プリンがいいの??」 
ありす「じゃあ、そんなに気に入ってくれたのなら、1個100円でいいよ。(ほんとは150円だったんだけど)」 
母「100円でいいって。貰う?」男の子コクリ。 
父「ちょうどポケットに100円が・・・」 
かくして男の子はプリンをゲットしたのであった。 
うーん、なんかこんなに気に入ってくれると、ほんとうれしいなぁ。思わず子どもも好きになったりして。(笑)

アロマキャンドル 

ろうに、「ビクトリアンローズ」「月桂樹」「オレンジ」のアロマオイルで香り付けしたキャンドル。やっぱり、キャンドルというと、「香」を期待されるみたいで、何もオイルを入れていないキャンドルも香りを確かめている人が何人もいた。 
実はこのキャンドル、某ゼリーの容器を使ったいて「まさかコレがゼリー型だとは誰も気づかへんやろう」と思っていたのだけど、お子さまなんかはみたとたん「あ!こんにゃくゼリー!」と一発でばれてしまったのでした。 
侮れないな、マンナンライフ!! 
1コ50円というお手軽な値段だったせいか、一番売れました。

エッグキャンドル 

記念すべき最初につくったキャンドルがこの卵の殻にろうを詰めたもの。殻の上の方を1センチほど破って中身をだし、キレイに洗って乾かしたあとろうを詰める。何色かのろうをすこーしだけ固めてホイップ状にして、詰めていく方法と、そのまま液状のろうを流し込む方法と二通りがある。 

ホイップ状の方は、どんな模様に仕上がっているか殻を破るのが楽しみ。でも、最初のうちは卵に詰める前にろうが固まりすぎてキレイな卵型にならなかったので、苦労した・・。 

液状のろうを流し込む方は、とっても簡単!一色ではつまらないので、スターキャンドルの時に使ったキューブキャンドルを詰めて、透明ろうで固めてみた。 
エッグキャンドルは私の中でも結構お気に入りでかわいいと思ったのだけど、あんまり売れなかった。 

ふろんか(←友達です)、いっぱい買ってくれてありがとう!私としてはキャンプファイヤーや停電の時じゃなくて、もっとロマンチックな時に使ってくれるとうれしいなぁ・・・。

 
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