EF8の足回りは前後ともダブルウィッシュボーン形式。 名前こそフォーミュラと同じだが実際はかなり変形している。 フロントのロアアームは、メインとなるIアームとその位置を決めるラジアスロッドで構成される。 キャロッセのピロブッシュには、このラジアスロッド部のピロがラインナップされていない。 フロントタイヤの前後方向の位置を決める重要なところだけに、なんとかピロ化できないか?? サーキット走行会用では、ストラットのテンションロッドと同様のピロ付きロッドを使用しているようだが、 支点となる位置がずれるので、動的アライメントに弊害がでそう、、ってことで見送り。 考えてていた矢先、HPを見た関東の植村モータースさんからメールが届く。 「EF用のラジアスピロを試作しているんですが、使ってみませんか?」 HP開設依頼の、初めてのスポンサー依頼。(感謝) 内容を聞いて、二つ返事で「使わせてください」と返信。。 ネットやっててよかったぁ。。 |
|
構成部品はこれだけ。 構造は、ロッドにはなんら加工をせず、第1メンバーにつけるブッシュをピロに変えるだけ。 イメージ的には、ストラット式のピロアッパーに似ている?? これなら、レギュレーションの解釈次第ではA車両でも使えるかもね?? |
|
A車両では解釈が必要になるが、C車両ではまったく問題無し。(これも魅力のひとつ)
第一メンバーにネジ止めするため、穴をあける必要がある。 この穴位置が難しかった。。(^^; (A車の場合、溶接止めと同じ解釈が出来なくも無い。。) |
|
ピロボールの耐強度は十分であるが、最悪の場合を考え、ストッパー代わりに純正のワッシャを入れておく。
こうなると、ついていることすらわかりませんねぇ。。。(爆汗) 第一メンバーに縁石にヒットした後があるのはご愛嬌。(*^^*) |
効果のほどは。。。。 まず、車を転がした瞬間、わかりました。動きがダイレクトなんです。 ブレーキでも、確実に違いがわかる。そしてなによりも、トラクションが上がった。 EFのフロントサスペションは、構造上、EG系のそれと違い、剛性感に乏しく、 コーナリング中にトラクションの抜ける領域があったが、それが無くなった。 EG系の足に近くなる。。満足。。 |