それさえもおそらくは平穏な日々...Presents
Project EF8- 自作のすすめ

簡易トーゲージ?の試作。その2
(プロトタイプ2号)

2004. 1.15

プロト1号機との違いは、支柱を2本に。安定させるために足を用意。 やはり、基本構造は、英国DUNLOP製のものに酷似してます。
・・いろいろ悩んだんだけど、他に良い方法が浮かばなかったのよ。
(ネットで検索すると、GTOで販売しているものと酷似してますが、
   他にアイデアがないんでしょうねぇ。)

 

 


設置状態1
こちらはレーザー発光部。
不安定さを解消するため、今回のバージョンでは、足を追加。
角パイプの面では、地面が水平でなければ安定しないので、アンカーを使って浮かします。 この部分は、回して調整できるようにしてます。
このつまみ(黄色い奴)までGTOのものとそっくりなので笑っちゃった。
(ホームセンターで売ってるんです(笑))

設置状態2
こちらは反射部。構造は左右対称で、鏡が付いただけですな。

ホイルに当てる部分は、ロングボルトを使用。角パイプに長穴をあけ、上下に可変可能。 これにより、13〜17インチまで使える予定。

 

 

本装置の肝とも言える、光学部。
手ごろなレーザーポインタがなかったので、プロト1号機から移植。
反射部は、百金でフタ付きの鏡を調達。
写真のでは、ちょっと小さかったので、いまは面積比4倍のものに交換済み。

 

 

向こう側の鏡に反射し、手前のレーザーポインタ上部あたりに映ってます。
ブラウン色のアクリル越しだから見えづらいですね。
この映ったところがレーザー発射部と同じ線上にあれば、トーは±0になります。 鏡合わせの原理ですね。
暗い室内でも、ローダウンの車両でも、こんな感じで使えます。

 

 

今回も降りたためます。
全長はちょっと大きく、1mになりました。
前回のプロト1号機よりもワンサイズ大き目の角パイプなので、強度は充分。 もちろん、精度はかなり高くなってます。

 

 

<雑 感>
なんやかんやで、材料費だけで¥10000くらい掛かっちゃいました。
(プロト1号機は¥4500くらいだったから、倍ですな。)
1品づつは¥300以下で買えるものばかりなのですが、点数が増えた分、塵も積もれば山となる。ですな。
角パイプも使用量が増えたので、それが響いていますね。
でも、構造が簡単なので、手作りでも精度の良いものが創れます。

 

 


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