黒島
Jun. '03


西の浜

珊瑚礁の魅力にとりつかれ、黒島のリピーターになってしまった。2度目の黒島。そして、宿はやっぱりみやよし。
黒島到着時は梅雨前線通過直後で船は大荒れ。といっても、98年の波照間ほどではなかった。

夜、向かいの部屋から悲鳴が、、、朝、話を聞いてみると、蟹が部屋に入ってきて腕にへばりついて離れなかったという。え?部屋って、2階なのに?みやよしって、網戸がない。窓を開けると外になる。その話を聞いてから、開けっ放しにしていた窓を閉めるようになった。
どうやら、蟹の産卵の時期らしい。次の夜、お客さんの、パスカルとあやのちゃんと一緒に海がめの産卵を見に、夜9時ごろ、宿を出る。道は、蟹がうじゃうじゃ。自転車で蟹をよけながら西の浜に行く。
浜に着くと、平らなもので馴らしたような線の横にぺたぺたと足跡らしいものがくっついているものがあった。が、、、海がめはいなかった。途中、パスカルが、2Tracks!と叫んだが、それは、行って帰った跡だった。

お休み中 みやよし近くを散歩中

2年ぶりの仲本海岸。午前中晴れていたのに、雲行きが怪しい。そのため、日焼け止めをしないで入ってしまう。 左のほうがきれいと聞いて、思いっきり左から入る(潮の流れに沿うので、帰ってくるのが楽)。
特に、リーフ近くの珊瑚がすごい。船で行かないと見れなさそうな珊瑚ばっかり。ただし、魚はリーフの中だけあって、小ぶりなものばかり。夢中になって、みていたら、潮が引いてきて、入り口の水深が30cmぐらいに、、、慌てて薄っぺらくなって、珊瑚から脱出。
途中、大雨(水中だと気がつかない)になったりで、とても寒かった。長袖ラッシュガードに短パンだったのだけど、ウェットがいるほど。あまりの寒さに、売店で沖縄そばを食べて、撤収しようとしたら、売店のお兄ちゃんに、撤収早すぎ!もう一度行ってらっしゃい!と言われて、もう一度入る。
ほんとにきれい。森のようでおもしろい。結局、4時間、手がふやけるまで楽しんだ。そして、気がついたら、足が日焼けでまっかに、、、そういえば、途中、一瞬だけど、すごい晴れてた。恐るべし、八重山の太陽。

黒島の魅力は、きれいな珊瑚ももちろんだけど、牛が脱走していて、町をうろうろしていたり、(ほとんどの家には牛よけの柵がある。)、猫のような孔雀の鳴き声や、あまり観光化されていないところと、それが好きで集まってくる旅行者かな。特に何があるわけではないけど、また、行きたい。

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