サパ(SAPA)
Sep. '00

少数民族の村、サパへ。サパは中国国境近くの高地。ベトナムだけど、冬には雪の降ることもあると言う。そういえば、’97年年末にベトナムに行った時、サパを旅してきた人が、朝目覚めたら、コップの水が凍っていた、、、と話していたのを思い出した。

ラオカイから見える中国ラオカイ行き寝台列車

ラオカイ行きの寝台列車にはソフトシートがなく、板の上にゴザと枕が用意してあるだけ。話は聞いていたので、ゴザの上に新聞、そして、布(ハノイにて1枚1ドルで購入)、バスタオル(これはタイで購入)、そして、掛け布団がわりに布。これで、なかなか居心地よくなった。
居心地よく板の上に横たわっていると、ベトナム人のおっちゃんが、ベトナム語を教えてやろう、、、と近づいてきた。ところが、、、私の発音が悪すぎて、なかなか進まない。。。どうやら、VとBがうまく発音できていないらしい。ラオカイのとある企業で英語を教えているらしく、なかなか厳しい。。。
列車はずっとフォン川沿いに走る。そして、このフォン川にかかる鉄橋が中国につながっている。
ラオカイから中国側の建物が見える。やはり中国は隅々まで多くの人が住んでいるのかな、、、と、ラオスから中国に入ったときのことを思い出した。

ちっさい時から民族衣装を身にまとう。カメラ目線のおばちゃん。

少数民族の女の子は、腕輪や口琴を売りに来るんだけど、とってもかわいい。名前を覚えて、寄ってくる。残念ながら私の名前はむづかしいらしく覚えてもらえなかったが、ラオカイからサパのバスで出会ったマキちゃんは、毎日「マキちゃん、マキちゃん」、と大人気だった。中にはバシバシ叩いてくる子もいて、ちょっと怖いかも。
でも、レストランやホテルの中には入れないことになっているので、レストランの外は、中にいる観光客を待つ少数民族の輪ができている。中にいる客より、待っている少数民族の方が多いんじゃないかと思うこともしばしば、、、少数民族の方々が外から、店内をじーっとうかがう様子は、なんか、妙な光景。

市場カットカット

街から、少し歩くとこんな風光明媚な風景が。列車で一緒になったマキちゃんと一緒にお散歩することに。途中で、きたさとうきびを食べる少数民族にであった。買い出してきたばかりのさとうきびのようで大喜びで食べているようなのだが、ガシガシさとうきびを食べる姿が、恐ろしくたくましかった。

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