コーン島
Dec. '03


コーン島から見る朝日

前日10時に日本を出てから、約30時間移動し続けて、3時半にムアンコーン到着。ゆっくりしたくて、きれいなホテルを探す。Souksan Hotelに行くと、バンガロー3$、ホテル棟5$と言われ、期待せずに部屋を見せてもらうと、むちゃくちゃきれい。はだしで歩けるほど。シーツもきれい。バスタオルは太陽のにおいがした。迷わず、決めた。 朝5時半に人の声で目を覚ます。外はまだうす暗い。外に出てみると、ホテルの裏が市場になっていた。


つぶされた水牛

メコン川を自転車で散歩すると、ビーフンが干してあったり、豚が家の軒下(高床式)で寝ていたり、鶏やひよこが駆け回っていてとてものどか。散歩していてすれ違う人はみんな挨拶してくれる。


ビーフン

島の反対側(ムアンセーン)に行って、カンボジアを見に行くことにした。自転車をひたすら西に向かって漕ぐ。それにしても、炎天下、ムアンコーンを出て、時間がたつごとにだんだん不安になってきた。どのぐらい走ればつくんだろう。周りには、田んぼ以外に何も見えない。たまに家があり、軒下から「サバイディー(こんにちは)」と声をかけているのが救い。孤独なマラソンランナーになった気分。ムアンコーンを出て30分、急に町が出現。目的地、ムアンセーンだった。

ムアンセーンの港
港のガソリンスタンド

港でお昼ご飯を食べていると、人が集まってくる。ムアンセーンでは、ムアンコーンと違い外国人が珍しい。手前に見えるのはラオスだけど、向こうに見えるのはカンボジアだよと、教えていただいた。
川沿いに自転車を走らせると家や庭や、軒下から「サバイディー」と聞こえてくる。中には叫んでいる子もいる。見えなくなるまで叫び続けている子もいる。子供たちの集団に出会った。みんな握手しに来る。かわいい。。。すてきな笑顔に心を満たされて、ムアンセーンを後にする。


ムアンセーンの子供たち

ムアンコーンも少し町を離れると素敵な笑顔にいっぱい出会える。乾季のため、稲が刈り取られた後の田んぼがサッカー場になっていたりする。ボールが田んぼの隅っこに転がっていくと、隅っこで遊んでいた、鶏とひよこたちがあわてて逃げる姿がのどか。


サッカー場

AsiaへJumpへ戻る