PMG4(MDD)静音化


この行為を行った事によって生じた、いかなる不具合に対しても「まっつ」は責任はとれません。
実行される方は、 自己責任でお願い致します。


ドスパラで買った静音モデルのWinマシンがあまりにも静かで、MDDの五月蠅さが目立ってしまいました。ということで、MDDの静音化に着手します。ただ、ケースを切った貼ったは無しで、出来ることからちょっとずつのんびりやっていこうと思います。
2006.5.25
とりあえず、低回転でもベアリングの音が耳についたメインFANの交換から。

出張のついでに秋葉のDOS/Vショップでぽん付け出来そうなFANを買ってきました。
買ってきたのは、オウルテックのケース用FAN OWL-FY1238Hです。(写真右側:左側は初期のDELTA制自走式(爆)FAN)ある程度の風量がほしいため、低回転型の静音モデルではないです。

2ボールベアリング
120×120×38mm
2,400r.p.m  41db
84CFM

交換は至って簡単。コネクタの+−を入れ替え、元の12cmFANと交換するだけ。

がたつき防止と振動吸収のため、手元にあったポリウレタンシート(耐震粘着マット)なるものをすきまに貼ってみました。

交換した結果、前についていたPAPSTと比べるとベアリングのゴロゴロという耳障りな音が減って少し静かになったような感じがします。が、どうしても回転数が上がってくると風切り音が目立ってきます。

CPUの温度は、まだ室温が低いこともあってかH.264のエンコードで負荷をかけてみても交換前とあまり変化がなく58〜59度位で安定し問題なさそうです。

次は、ビ〜ンという電源FANの音?が気になるので、電源ユニットのFANの交換と本体カバーの共振音を何とかせねば。

2006.6.18
甲高い音で気になっていた電源FANの交換をしました。
今回買ってきたのは、ADDAのCFX-60Fです。

ハイプロベアリング
60×60×25mm
3500r.p.m 24db以下
18CFM

もともとついていたのはNidecのTA225DC M34418-16で

ボールベアリング
60×60×25mm
5150r.p.m 31.5db
25CFM
というスペック。

線が異様に長かったので、ちょちょっと加工して...
元の通り納めてみました。
果たしてその結果はというと...甲高いノイズが若干低くなりましたが、まだジーっという音が聞こえます。
が、以前に比べると、だいぶおとなしくなったのではないのでしょうか?

あとは、本体の共振音が気になり出しました。
今時の超静音マシンとするのはなかなか難しそうです。


2006.12.2
データ用として使っていたMaxtorの160GBのHDが不調のため、Seagateの320GBに交換。
ただ、SeagateのHDは発熱量がちょっと多めなので、筐体内の温度を少しでも下げる目的で排気FANを追加。
真ん中が今回交換するHD
今回用意したのは、ADDAのCF-60SSとCF-45SSです。

CF-60SS
ハイプロベアリング
60×60×10mm
3500r.p.m 23dB以下
11.7CFM

CF-45SS
ハイプロベアリング
45×45×10mm
3800r.p.m 17.5dB以下
6.8CFM

45mmのFANはHDの排気用にHDベイの後方に。
FANの振動が筐体に伝わるのを少しでも軽減するため、スポンジシートを挟んで取り付け。
60mmはメインの120mmFANの風が当たらないヒートシンク後方に設置。
60mmFANの配線がヒートシンクに接触するのできちんと保護します。
追加したFANの電源は定格の12Vで回しても静かだったため、使っていない前面のHD用の電源コネクタに接続。

ついでに工学ドライブベイの裏蓋がたまにビ〜ンと共振音を発していたため、フェルトシートで防振対策。

で、その効果はというと2つのFANが筐体内の熱を効率よく排気してくれるため、HD、CPUとも約3~5℃低下。これによりメインの120mmFANの回転数が抑えられ静かに。
追加したFANの音は全くと言っていいほど聞こえません。
それとHD、CPUの温度が気温の変化に対して敏感に反応するようになりました。

これは効果大です。

今度は筐体の共振対策に制振シートでも貼ってみようか...