PM-950Cのインクカートリッジ...


まっつが今メインで使っているプリンタはEPSONのPM-950Cで、印刷品質は非常に良いのですが、どうもインクの減りが早く感じられます。

各インクの使用量は印刷内容によって差が出るのは納得できるので、各色独立インクは合理的に思えるのですが、個別パッケージ故か一体型のカートリッジに比べ値段が割高な様です。例えば現行機種のPM-870C用の5色一体型カートリッジは定価2,000円ですが、PM-950C用のカートリッジは1色で定価1,200円なので、5本買ったとすると単純に6,000円になります。
その分、充填されているインク量が多いのかもしれませんが、ちと差があり過ぎるように思います。なお、950Cは7色なので定価でまともに買えば8,400円にもなります。870Cは黒インクを足しても3,500円です。


まっつが以前使っていたPM-700Cのインクカートリッジは半透明だったので中のインクが「ああ、無くなったな」ってのが見てだいたい分かったのですが、PM-950Cのカートリッジは不透明なので、外からでは分かりません。(一応残量確認窓?らしきものはついてますが、ここを見る限りまだ残ってるようにしか見えません)

で、どのくらいきっちりインクを使っているのか確かめたくなるのがビンボー人の性であり、「インクがありません!!」とでたライトシアンのカートリッジを交換ついでに開けてみたところ...

なんだ!まだこんなに残ってるぢゃね〜か!!!

実際残量を量ったわけではないので正確には分かりませんが、パッと見1/3くらい残っているように見えます。
インクの量はPM-700Cのカートリッジよりは多いのかもしれませんが、それにしてもまだこんなに残ってるのに「インクがありません!!」とはど〜いうことでしょ。これじゃ一体型の方が良いように思えてしまいます。

ま、1色だけではカートリッジの不良とも考えられるので、前に交換してあったイエローも分解してみたら...

やっぱ残ってるぢゃね〜か!!(ライトシアンよりは少ないけど...)

これは、確信犯ですな...かな〜りショックです。まさか違うとは思いますが、最近カートリッジが不透明になったのは残量を見せないようにしたんでないのか?な〜んて考えてしまいます。

このインクカートリッジは残量センサーみたいなものの端子がついているので、どーゆうふーに検出しているのかセンサーの基板らしきものを取ってみると...ぽろっととれた...

え、センサーでないやん!

チップです。インクの残量を検出するセンサーじゃないようです。
いったいこれでど〜やって残量検出しているのかさっぱり分からないのでネットで調べてみたら...

あ、同じネタ結構あるじゃん!(爆)

この話は結構メジャーらしい。

どうやら残量検出は、打ったドット数をこのチップに記憶させて、残量を算出しているらしい...
それにしても、まだこんなにインクが残っているのに残量無しとなるのはいただけません...
しかも、残量無しと判断されると取り替えるまで印刷が全くできなくなるのはこまりものです。

環境保全活動の一環として、使用済みカートリッジの回収をする以前に、もっと確実にインクエンドを検出できる様にしてほしいです。


その後エプソンのHPでPM-950Cのポンプユニットに不良があるということで、無償修理の案内が載ってるのを発見しました。

そこで、早速無償修理を申し込むと同時に、このインクの残量が残ってるにも関わらずインク切れになるよ〜という内容も聞いてみたところ、保証期間内なので症状を書いた紙と保証書を添付すれば点検修理致しますと、丁寧に対応されました。

言われた通り、症状を書いた紙と保証書をつけてとりにきた宅急便屋さんに渡して数日後...戻ってきました。

結果は、ポンプユニット交換...これは無償修理の範囲です。
で、インク切れ件はというと...「症状は確認できませんでした!」って、ぬぁにを〜!!!

しかし...プリンタに入っていたインクカートリッジは全て満タン。
&新品のインクカートリッジが1セット全色付いてきました。

で、結局、またあーだこーだ言うのも何なんで、このまましばらく使ってみます。


追加情報...エプソンHPの「よくある製品のお問い合わせFAQ」に説明が載せられてました。インクが残るのはヘッドに気泡を入れないようにするための仕様だそうです。

でも、最近のCANONのようにドットカウント&光学式併用にすればもっと確実にインクエンドを検出できるんでは...なんて思ってしまいます。