Gazellのクロックアップ


この行為を行った事によって生じた、いかなる不具合に対しても「まっつ」は責任はとれません。
実行される方は、 自己責任でお願い致します。

Gazellのクロックアップは抵抗移動でやっていましたが、お手軽にCPU Clockが変えられるように手持ちの部品でこんなもの作ってみました。
* 使った部品 *
・基板の切れ端少々
・DIP SW1個(4Pしか使わないけど、手持ちの関係で6P)
・抵抗4個(もともとL/Bに付いているのは51Ωですが、手持ちの関係で10Ωのチップ抵抗)
・柔らかい線少々(硬い線だとL/Bのパターン剥離が怖いので)

←クリックするとでかいの見れます。
R130,R131,R132,R133に4.7kΩを取り付けして、
(225MHz状態ではR132以外は付いてます。)
L/B裏側のR326,R328,R329,R330を外します。
(225MHz状態ではR326だけ付いています。)
L/B表側に戻って、作ったSWユニットをR130,R131,R132,R133のCPU側にハンダ付けし、GNDはR127にハンダ付けします。
*PLLのピン対応*
PLL0→R132
PLL1→R133
PLL2→R131
PLL3→R130
次に、CPUにシリコングリスを再度塗り直してクーラーを取り付け、SWユニットをバックアップバッテリーの上に両面テープで固定して、DIP SWを設定し、筐体に戻して完成。

で、クロックアップの結果はというと...



225MHz→300MHz(クロック33%UP)で、
総合:約14%UP
CPU:約17%UP
ビデオ:約8%UP
ディスク:約2%DOWN
FPU:約34%UP
という結果になりました。
ディスクが下がっているのは気になりますが、ほとんど誤差範囲なので気にしないことにします。
数値上はあまり速くなっていない様ですが、体感では若干速くなったことを確認できました。

参考文献
Macintosh改造道(著 今井隆 氏 発行 株式会社アスキー) 

戻る top