アンサーバックユニットの取付け



事の発端

よめさんヴィッツにアンサーバックがついているのを見て、「なんでアコードにはアンサーバックがないんだあぁぁぁ!」ということで、ユーロRにアンサーバックユニットを取り付けました。

そんなわけで、アコードに使えるアンサーバックユニットをWebで探していたら、とあるHPで、八木澤氏のお手製アンサーバックユニットがあることを知り、早速注文!

今回まっつが注文したのは「ABU2C」というタイプで、ドアロック・アンロックしたときにドアロックモータに流れる電流とその極性反転(+と−が逆になる)を検知して、動作するタイプです。
なお、走行中に普通にドアロックノブでドアロックした場合でもアンサーバックしてしまいそうですが、サイドブレーキを引いてる状態や、エンジンがかかっていない状態でなければ、アンサーバックしないという安全?機構もついてて、問題なしです。よく考えられています。

もの
ユニット本体 まずは、ユニット本体。
大変コンパクトにまとめられていて、取り付けに困らなさそう。
ユニット内部 そんで、中身!
矢印の先のDIPスイッチで、点滅回数と間隔を設定できます。
まっつはコードがケースと当たるとこを熱収縮チューブで保護しました。振動でコードの被服が擦れるのを保護するためです。ま、しなくとも大丈夫だと思いますが、念のため...


取付け準備
まずは、バッテリーの(−)端子をはずします。(電装系をいじる時のお約束ですね。)
ハザードスイッチの配線にリレーの線を割り込ませるため、メーターパネルを外し、ハザードスイッチを取り出します。
メータパネルは、写真の4ケ所にネジがあり、その他はクリップでとまってます。

リレーの配線
ハザードスイッチの配線の[緑線に青色ライン]の線と[緑線に黄色ライン]の線にそれぞれリレーの白線をワンタッチカプラ−や、ハンダ付けで接続します。ちなみにこの[緑線に青or黄色ラインの線]はそれぞれ左右のウインカーランプに繋がっています。
次にリレーの赤線を[緑線に白色ライン]の線に接続します。これは常時12Vがかかっている線です。

接続したら、ちゃんと繋がっているか確認します。
先ほど外したバッテリーの(−)端子を接続します。
リレーから出ている黄色の線を剥いてアース(シュガレットの外枠等)に触れさせます。
アースに触れている間だけリレーが動作して(カチッと鳴ります)左右のウインカーが点灯しっぱなしになればOK!。ならなかったら、配線をもう一度確認します。
うまくいったら、再度バッテリーの(−)端子を外し、走行中カタカタいわないようにリレーにスポンジテープを巻いてハザードランプの後ろに押し込み、メーターパネルを元に戻します。

本体の配線
助手席下部のカバーを外します。(クリップのみで固定されているので、ヒューズの蓋をはずし、そこに手を入れてえいやっ!と引っ張れば外れます。)
ユニット本体は、左の写真ところに両面テープなどで固定します。
(写真は配線が終わった後のものです)

なお、オプションのエアクリーンフィルターをつけている場合、フィルター交換する時にこのパネルを外すので、ユニットを取り外せるようにマジックテープなどで固定した方がいいです。

左の写真の矢印で指しているコネクターの[白線に赤色ライン+茶色の点々]の線にユニットから出ている青線を、[ライトグリーン線に赤色ライン+茶色の点々]の線にユニットから出ている緑線をそれぞれ、接続します。
ユニットの赤線は常時電源へ接続します。まっつはスモールランプのヒューズからとりました。
黄色線は、リレーから出ている黄色線とギボシ等で接続します。
ここまで行ったら動作確認します。
バッテリーの(−)端子を接続して、オレンジ線はとりあえずアースに接続します。(シュガレットの外枠等)
その状態で、リモコンもしくは、ドアロックノブでドアロック・アンロックしてみてハザードランプが点滅するか確認します。このとき、ロック・アンロックにあわせてDIPスイッチで設定した回数点滅するか確認します。
もし、点滅回数が設定と逆の場合は、ユニットの青線と緑線が逆になっていますので、それぞれ配線をつなぎ変えます。気にしない人はそのままでもいいです。
動作が確認できたら、バッテリーの(−)端子を外します。

オレンジ線の配線
ユニットから出ているオレンジ線はアンサーバックユニットのアース線です。
サイドブレーキの線は引いたときにアースに落ちますので、オレンジ線をサイドブレーキの線に配線すると、引いているときだけ、アンサーバックするようになります。
ACCにつなぐと、ACCONの場合(キーが差し込まれて、ACCがONしているか、エンジンがかかっている場合)は+12Vがかかるため、アンサーバックしないのですが、ACCOFFの場合は、ACCに繋がれているコンポや、電装品を通してアースされるため、アンサーバックするようになります。(流れる電流は数十mAでした。)
コンポや電装品がない場合は、アースが十分に取れないため、ACCにつないだ場合うまく動作しないかもしれません。このときは、サイドブレーキの線に繋ぐか、マップランプなどをACCへ繋いでおくとうまく動作します。
まっつは、ACC(コンポの配線の赤線)へ配線しました。

完成!!
元通りパネルを戻して、バッテリーの(−)端子を接続します。

おもむろに、リモコンでドアロックを操作してみます。思わずにやけるはずです( ̄ー ̄)


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