白色LED常夜灯


まっつの家の廊下にはいろいろと置いてあって、夜電気をつけずに歩くとよくぶつかります。(^^;
そこで、暗くなると勝手にランプがつく常夜灯があったらいいなということで、早速作ってみました。

まず、常夜灯に流用できそうなものがないか近所の100円ショップにいってあれこれ見ているとピッタリのものが...

白いドーム部分を押すとランプがつきます。単三電池4本使用です。
今回の素材としてぴったり!

これに光センサーつければ完成。となるはずでしたが...

常夜灯として使うには、長時間(暗い間)点いてないと意味がないので、消費電流を計ってみると...
げ、500mAも消費する...
明るいけど、これじゃ1600mAhの電池でも3時間位しかもたんではないか!!

これじゃダメダメです。
そこで電球のかわりに白色LEDだったらながもちするべぇ!ということで、白色LED常夜灯の製作に取りかかります。


ジャンク箱(宝の山)をあさって部品を調達します。

Tr 2SC1815 1個 いわずと知れた小信号用Tr
2SA1357 1個 手持ちであった中電力用Tr
LED NSPW500BS 1個 秋月で買った4000mCD白色LED
CRD E-153 2個 Ip=15mA普通の抵抗で良かったかも...
抵抗 100Ω 1個  
100KΩ 1個  
半固定抵抗 100KΩ 1個  
CDS 9P5-1/H 1個 直径5mmのもの
Ni-HM電池 1600mAH 4個 デジカメで使い古したやつ
その他 ユニバーサル基盤、配線材 少々  

で、回路図はこんな感じ

簡単に回路の説明
明るいときは、CDSの抵抗値が低いので、Tr1&Tr2はOFFの状態です。
暗くなると、CDSの抵抗値が高くなり、CDSにかかる電圧(つまりTr1のB-E間の電圧)が約0.6V以上になると、Tr1に電流が流れ、Tr2がONしてLEDが光ります。LEDの電流制御に15mAの定電流ダイオードを2個並列にしてます。
←こんな感じで製作
ソケット式にしたので、もっと明るいLEDが手に入れば簡単に差し替えられます。


お次はプッシュ式ライトの加工です。分解してみるとこんな感じになっていました。


これの電球の部分はいらないので、外します。
で、電球の台座の部分が邪魔なのでこれもニッパとやすりでさくっととってしまいます。


ここに両面テープでさっきの基板をぺったりと。 試しに部屋を暗くして...点灯!いい感じです。
でも、少し暗いかな。

この後ケースをねじ止めして完成!
カーソルをのせると点灯するよ!
実際に使ってみると廊下をぼんやり照らしてくれます。
おかげで、蛍光灯つけなくても、物にぶつからなくなりました。

で、問題の消費電流ですが...

電流を計ってみると...14mA...ちょっと少なめです。
25mAくらい流れれば明るいのでしょうが、
とりあえず良しとします。
点いてないときは、35μAくらい。

これなら単純に一日14時間くらい点灯したとしても8日くらいは持ちます。というか持ってます。
しかし、充電するのが面倒なので、次は太陽電池で充電するソーラー常夜灯を計画中だったりして。
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