FT-4600のバックアップバッテリー交換


八重洲無線(現バーテックス スタンダード)の昔の144&430デュアルバンドモービルトランシーバーFT-4600です。しばらく本棚で眠っていたのですが、久々に引っ張り出してきました。
電源を入れると、初期状態で起動しました。周波数をメモリーしても、一度電源を切るとまた初期状態に戻ってしまいます。
まあ、かなり放置していたのでバックアップバッテリーが切れた様です。とりあえず交換してみることに。

まず、上蓋、下蓋を外すため、ネジを上蓋6本&下蓋6本外します。
お尻の方を持ち上げ、後ろに引いて蓋を外します。(上下蓋とも同じ)
操作パネルユニットを止めている脇のネジを2ヶ所外します。
操作パネルユニットが外れたら、フレキシブルケーブル?に気を付けながら、写真の5本のねじを外します。
バックアップバッテリーが付いている基板を外します。この基板はコネクター2ヶ所でメイン基板に接続されているのですが、ちょっときついので、注意深く外します。
真ん中に見える白い円状の物がバックアップバッテリーです。白いシール(絶縁用?)を剥がしてみるとCR2016でした。
電圧を測ってみると0.4V...切れてます。
で、これを交換すればOKなのですが、手持ちにCR2032(2016より厚い)しかなかったので、これをつけることにしました。
厚さが違うので、元の場所にはおさまりません。
ほんとは電池にハンダ付けするのは良くない[昔、加熱してボタン電池を破裂させたことがあります(^^;]のですが、素早く線をくっつけます。
で、CR2016を外し、そこにハンダ付けします。
フレキシブルケーブルに気をつけてバックアップバッテリーが付いている基板と操作パネルユニットを元に戻します。
収まらなくなった電池は、ここにマジックテープで貼付けました。貼付ける時手前の同軸ケーブルは外しておいた方が貼付けやすいです。
容量もでかくなったんで、これでしばらく大丈夫でしょう。
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