ゲームレビュー


エイティーン・ホイーラー(セガ)
どこまでも直線な道を爆走するトレーラー・・・。映画によく登場する光景であり、また意味アメリカを印象付ける光景でもあります。もちろんゲームの中でもアメリカらしさがあふれんばかり。体当たりやニトロでライバルトレーラーを出し抜くワイルドさは日本産でありながら洋ゲーと見間違えんばかりです。ゲームとしてトレーラーだけあって他のドライブゲームと違い(当たり前ですが)ハンドルは非常に重いです。慣れるまではアンダーが出ているかのように振られまくるでしょう。このゲームはあまり細かいところは見てはいけません。付け鼻でアメリカ人になった気持ちでプレイしましょう。
総合評価  ■■■■■■□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■■■□□□


がんばれ!ニッポン!オリンピック2000(コナミ/KCEO)
20世紀最後のシドニーオリンピックをモチーフにしたゲーム。登場キャラはみな3Dでリアルな表現が可能となっている。ただキャラ自体に個性は感じられず、デカスリートのようなキャラの個性は感じられない。今までのスポーツゲーにはなかった「新体操」「鉄棒」があるのは評価できる。どちらもコナミのお家芸となりつつある音ゲーの方向キーによるコマンド方式を採用してリズムとタイミングを重要視した競技にしている。全体としての評価は非常に地味。先ほど書いたがキャラに個性を感じられず、また競技自体も淡々と進むので盛り上がらない。そのためひとつのゲームとしてまとまりを感じることはなかった。
総合評価  ■■■■□□□□□□
操作性   ■■■■■□□□□□
熱中度   ■■■■□□□□□□
斬新さ    ■■■■■■■□□□


電車でGO!3 通勤編(タイトー)
電車ゲームの走りである「電車でGO! 」シリーズの通勤編。関東・近畿・九州のJR通勤線がプレイできる。このシリーズ初めてのプレイとなるが、初心者にも何とかついて行ける内容で一安心。ただし、中級以上になると途端にメロメロになってしまった。車両重量・天候・速度制限などで急に厳しくなった感じがした。定刻・定通で走るのは至難の業だが、出来た時はうれしくなります。ただしゲームとしては鉄ちゃん向けです。それ以外の人はこのシリーズを買う前に友達に借りてみるか、ゲーセンでプレイしてからをお勧めします。山陽新幹線編があるようですから”寝台特急「はやぶさ」東京〜熊本編”も作ってみてはと思うのは私だけでしょうか?もちろん上級はリアルタイムで(笑)
総合評価  ■■■■■■□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■□□□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


THE推理〜新たなる20の事件簿〜(D3パブリッシャー)
現場に向かうことなくいろいろな資料・証拠から推理を行なうゲーム。難易度は比較的低めである程度当てずっぽうでも何とかなります。PS2でありながらPS1のような粗いゲーム画面はマイナス要素。また、全話クリアした後に見ることが出来る後日談はちょっと中途半端で、わざわざ全話クリアしないと見れないと見せられないような話題でもなくがっかり。低価格ソフトとしては善戦していることは確かであり、それなりの価値はあると思う。ただあと一歩クオリティアップをすれば良作と褒めることが出来ただろう。
総合評価  ■■■■■■□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


カプコンジェネレーション第3集 〜ここに歴史はじまる〜(カプコン)
エグゼドエグゼス、ソンソン等のカプコン初期のゲーム集。私が小学生から中学生頃に登場したゲームで今となってはグラフィックはチープだが、今に通ずるいろいろな要素を含んだ作品が多い。ただし、過去のゲームに共通して言えるのだがリスタート時の難易度調整などを行なわないのである意味ストイックではあるものの、ヌルゲーマーにとっては厳しいゲームたちかもしれない。
総合評価  ■■■■■■□□□□
操作性   ■■■■■□□□□□
熱中度   ■■■■■□□□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□