ゲームレビュー


火焔聖母 〜 The Vergin on Megiddo 〜(広美)
主人公は高校生探偵となり、いざなみ市で起きる様々な事件・陰謀に巻き込まれていくストーリー。ストーリーの要素としてはコンピューター技術・次世代エネルギー・神話世界からの因習・キリスト教・超自然現象と古今東西のいろいろな要素が詰まっているが、こういった趣の数少なく、またうまくミックスされていて興味深い。システムとしてはオーソドックスな選択式だが、一部の選択では時間制限があったり、アドベンチャーパートとして時間制限を設けたりと緊張感を高めるための趣向もありストーリーを引き締めている。一方でマルチエンディング制を採用していながら再プレイへの配慮がまったく無いのはいただけない。こういった点では次の作品では改善を希望したい。また移動については特に高校内だが若干間延びを感じることがある。またゲームオーバーへの選択肢がさらっと仕掛けてあるのでこまめなセーブは必要。
総合評価  ■■■■■■■□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■■□□□
斬新さ    ■■■■■■■□□□


LOVE☆パラ ラブリー東京パラパラ娘(メディアリング)
1500円シリーズの作品。家庭用といては初のパラパラのゲームになっている。内容としてはバストアムーブのような感じの受けるゲーム。感じを受けるだけで画面は安っぽさ爆発です。内容は・・・反射神経の鈍い私にとってはぜんぜん先に進めませんでした。終盤に急激に難しくなる感じでうまくクリアできません。(ゲーム的には正しい難易度の上げ方ではありますが・・・)
総合評価  ■■■■■□□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■□□□□□


HAPPY★LESSON 〜ファーストレッスン〜(データムポリスター)
「HAPPY★LESSON」のファンディスク的存在。発売して1週間もせずに価格が大暴落していたので怖いもの見たさで購入しました。ということで「HAPPY★LESSON」の予備知識はあるはずもなく、そんな状態でプレイしました。まずはじめにファンの人以外は買わなくてよいと思います。本当にファンディスクです。この手のゲームには免疫がないせいかキャラクターのコメントにゾクゾクッと来ます(悪い意味で)。唯一(?)のゲームも運しだいだが、慣れてくればかなりの確率で思った通りに止められるようになり、どちらにせよゲームになっていない。しかし、このゲームをクリアできないと画像などが一切見れないという苦痛さ。ファン以外にはお勧めできません。
総合評価  ■■■□□□□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■□□□□□□□
斬新さ    ■■■□□□□□□□


湯川元専務のお宝探し(セガ)
ドリームキャストの立ち上げ時、一世を風靡した「湯川元専務」が主人公の宝探しゲーム。宝を探して現金を貰えるキャンペーン用のソフト。ゲームとしては非常に単純作業&面白くない。現金キャンペーンが無ければただの出来損ないゲームでしかないといっても過言ではないと思う。ただし、ネット接続黎明期であった当時としてはゲームの結果をネットで送信するという画期的な機能を持っていたことは評価をしなければいけない。
総合評価  ■■■■□□□□□□
操作性   ■■■■□□□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


ウインターヒート(セガ)
セガのスポーツゲームは夏季オリンピックが「デカスリート」であるならば冬季オリンピックはこの「ウインターヒート」であろう。この手のゲームは「対人」が熱いと思う。むしろ一人プレイの場合、コンマ1秒を削るようなプレイ(作業?)をするには向くが面白味は無い。対人プレイで相手を”口撃”や”口三味線”しながら出し抜くようなプレイのほうが面白いと思う。それにうってつけなのが「クロスカントリー」であろう。また、遠慮なく妨害のできる唯一の競技「ショートトラック」もお勧め。ただし、”リアルファイト”にならない程度でやるのが吉です。
総合評価  ■■■■■■■□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■■■□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□