ゲームレビュー


NFL2K(セガ・エンタープライゼス)
クオーターバック、ランニングバック、ワイドレシーバー・・・どのポジションでプレイしてもそのポジションごとの楽しさ・興奮がある。フォーメーションも多彩にあるので戦略でも楽しめる。フィールドを動きまわる選手の吐く息が白く見えたり、うめき声が聞こえるなどの細部までにこだわりが見られ、ディフェンダーにしがみつかれながらも前進するモーションなどグラフィックは必見。「NBA2K」と違い、若干は日本語に訳されているが中途半端な訳すと表示位置のずれは残念。特にルールなどになじみのない人が多いのでチュートリアルではくわしい日本語でのルール説明・戦術紹介は必要だろう。
総合評価  ■■■■■■■□□□
操作性   ■■■■■□□□□□
熱中度   ■■■■■■■■□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


Dancing Stage featuring Dream Come True(コナミ)
ダンシングステージ第2弾。ドリカムのポピュラーな歌が収録されていて誰もが聞いたことあると思うので曲はなじみやすい。歌に合わせたBGVはレーザーカラオケっぽい。「晴れたらいいね」の最後の部分がゲージによってBGVが変わるのを見たときは芸が細かいなと思った。このTKDのときもそうだがちょっと曲数が少ないかなと思った。ただアペンド対応で4曲増やすことが出来る点は評価できる。モード選択画面の文字は小さくて見難い。そこまでアーケードのまねをしなくても良いのに。
総合評価  ■■■■■□□□□□
操作性   ■■■■■□□□□□
熱中度   ■■■■■□□□□□
斬新さ    ■■■■■■■□□□


弟切草(チュンソフト)
サウンドノベルシリーズの1作品。迷い込んだ館には怨念・復讐・未練など様々な思念が渦を巻き、いくつも起きる怪奇な現象のはてに何が・・・といった感じの内容でデバッグ大変だったろうにと思うくらい選択肢は多い。そのわりには「かまいたちの夜」のようにフローチャートが用意されておらず、また途中スタートも無いので全選択肢を選ぶのはかなりの時間と労力を要する。この作品にも「かまいたちの夜」のような機能をつけてくれると良かったと思う。また「奈美編」は物語を補足する形で進行するのでこちらも楽しめた。1つのシナリオだけでも奈美編で最初から最後までいくシナリオがあったら良かったと思う。中盤から終盤にかけてどのエンディングにいくか確定が行われるが、その時に前後のつじつまがあわないことがありプレイしていてちょっとびっくりする。(たとえば「モンスター一家」編かなと思いきや「怪魚」編だったり)なかなかいける作品でした。(このシリーズの隠し選択肢はなぜ語尾が「しませう」とかなんだろうか不思議)
総合評価  ■■■■■■■■□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■■□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON(コナミ)
DDRシリーズとはまた違った構成でこれはこれで良いのだが曲数が少ないのは痛い。音ゲーをどれだけ飽きずにプレイできるかは曲数にかかっていると言っても過言ではないはず。曲数が少ないならステップでカバーして欲しかった。ステップが難易度毎にあるものの、踊れない難易度のものは意味無いので同じ難易度で数ステップあると良かった。BGVがDDRシリーズに比べてきれいな発色をしているので暗めに設定しておかないと目が疲れるし、足符を見逃しやすい。DDRに比べて内容が落ち着きすぎた印象を受けるのは否めない。
総合評価  ■■■■■□□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■□□□□□


グランツーリスモ2(SCEI)
このゲーム、完成度が高過ぎる!
実車の挙動を再現しつつも、ストレスの無いように、バランス良くゲーム的に加工もしてあり、他のゲームでは感じる事の出来ない、車を自由自在に操る楽しさを、気軽に感じる事が出来るのは、かなりの感動モノ!いくら挙動をゲーム的に加工してある、と言っても、マイナスになっている要素は、何一つ見付からない。挙動は1車種(1グレード)ごとに、違いを感じる事も出来るし、何より、駆動方式の違いによる、挙動の違いを明確に感じる事が出来るのは、それだけで買う価値がある程、気持ち良い。さらに、チューニング、セッティングも、かなりの項目をイジル事が出来るので、実車と同じように、極限まで煮詰める事が出来る。自分好みの挙動も、思いのまま!あと、書くまでも無い程有名な事だが、このゲーム、ボリュームが「おかしい」!何故なら、「500車種600グレード」!!さらに、「総コース数29種類」!!(リバースも入れれば、その数51コース!!)これをおかしいと言わずして、何と言う!今回は、前作でも要望の多かった、「ダート」コースも数コース入れられ、ドリフトの楽しさが満喫できる。挙動は今までのゲームの中で、最高!車の外見に関しては、ノーマルでも500以上もあると言うのに、ほとんどの車が、レーシングモデファイ(レーシングカー化)が出来るので、もうその数は、数え切れないほど・・・。総合的なグラフィックに関しては、PS(1)最上級クラスである事には間違いない!さらにPS2の「テクスチャ補間」を使う事によって、もう文句なしのグラフィックに・・・。GT(1)の時に話題になった、「環境マッピング」(ツヤ)も、さらに進化!PS2で補間すれば、さらに進化!!あと、邪道かもしれないが、「PAR」等のゲーム改造ツールを使えば、楽しさはさらに倍増!レースシチュエーションが変わると、それだけで楽しめる。(トヨタGT−oneでラリー等も出来てしまう)車の台数だが、何と恐ろしい事に、その数は1000台以上に膨れ上がる。このゲーム、「広く浅く」、慣れたら「狭く深く」、と言う、楽しみ方も出来てしまうので、繰り返せば、恐らく飽きる事なく、永遠に楽しむ事が出来るだろう。僕は、今まで、本当に多くのゲームに触れ、買ってきてしまったせいか、飽きが来ない!と言うのがウリのゲームでも、すぐに飽きてしまう。だが、グランツーリスモ(2)は違う!発売から何ヵ月も経った今でも、楽しくて毎日やっている。レースゲーム好きならば、本当に飽きないゲームが、「ここにある・・・!!」
登場車種数     ■■■■■■■■■■
コース数       ■■■■■■■■■■
全体的な豊富さ  ■■■■■■■■■■
外車の多さ      ■■■■■■■■□□
レースの多さ     ■■■■■■■■■■
挙動           ■■■■■■■■■■
ダートコースの多さ ■■■■■■■■■□
グラフィックの美しさ■■■■■■■■■■
飽きが来ない度  ■■■■■■■■■■
やり込め度     ■■■■■■■■■■
改造すればさらに ■■■■■■■■■■
楽しさ        ■■■■■■■■■■
総合評価      ■■■■■■■■■■

このレビューはとある人さんから頂きました。