ゲームレビュー


シェンムー 第1章 横須賀(セガ・エンタープライゼス)
何度も延期を繰り返しただけあって横須賀を、そして日常生活がしっかりと作られている。街に住む人々は今までのどのゲームよりも人として生きた行動をするし、時間・天候が横須賀の街のいろいろな面をみしてくれる。しかしゲームとしてみた場合、いまいちな感じがする。たとえばフォークのバイトがだらだらと長い感じを受けたりと。しかし悪い部分だけが目立っているわけではなく良い部分も多くみることが出来た。どんな人でもアクションパートでつまずかないように難易度が自動的に調整されたり、メモ帳などで何をすれば良いか教えてくれたり、次に進むための方法が複数用意されていたりとストーリーが止まらないような配慮がしっかりと成されていた。おまけ要素がふんだんに用意されているのも見逃せない。ガチャガチャ、ミュージックテープ、メガドラのソフトなど豊富に用意されているので本筋を逸れるのも一つの楽しみだろう。けどそれだけを鑑賞・プレイするモードが無いのはマイナス。またストーカー行為も面白いかもしれない(笑)人々は行動する目的を持っているので何をするのか追ってみてはどうか。インターネットを使った莫大なフォローは素晴らしい。次回作の早期発売と改良を願う。
総合評価  ■■■■■■■□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■■■□□
斬新さ    ■■■■■■■■■■


レジェンドオブドラグーン(SCEI)
CG+ポリゴンのFF7,8系のRPGです。ムービーをふんだんに使い、プレイする人を圧倒するくらいです。ムービーは秀逸の一言!ドラゴンという題材を使っているため、かなり渋目の演出です。ゲームシステムはそれほど斬新な所はありませんが、戦闘時:アディショナルというシステムで、タイミングを合わせてポンポンとボタンを押すことにより必殺技が出ます。ただし、このアディショナルが出せないと(強い技ほど難しくなる!)敵にほとんどダメージを与えられないのが痛いです。魔法はアイテムを使うか、「ドラグーン」に変身しないと使えないので、今までのRPGとは違うので馴染めなかったです。エンディング間近で各キャラのストーリーに決着を付けようとしている展開は好感が持てました。(謎が謎のままEDを迎えるゲームが多いですからね)
総合評価  ■■■■■■■■□□
操作性   ■■■■■■■□□□
熱中度   ■■■■■■■■□□(アディショナルシステムが熱い)
斬新さ    ■■■■■■□□□□

このレビューはとしさんから頂きました。


ポポローグ(SCEI)
ポポロクロイス物語の続編。(外伝的なストーリーです)2Dキャラが細かく描かれており絵本を読むような感じは前作と変わらず健在。今回ダンジョンは自動生成になっており、ダンジョンに入る毎に違った形になっています。また、「集め」が非常に多くアイテムや敵の図鑑、スタンプ(!)等などストーリー本筋を離れて楽しめます。ストーリーは王様(父親)を追って冒険をするピエトロ王子がかわいく描かれており、好感が持てます。女の子に非常に人気があると思います。戦闘はシミュレーションのようなターン制になっており、移動+攻撃(魔法)で行いますのでリアルタイムが苦手な方でもじっくりプレイできると思います。また、攻撃時の掛け声もかわいく戦闘も楽しくなっています。しっかりときっちりと作られているゲームです。ポポロクロイス物語2からポポロクロイス物語3へとピエトロ王子の成長が見られるので、これも非常に楽しみです。
総合評価  ■■■■■■■■■□
操作性   ■■■■■■■■□□
熱中度   ■■■■■■■■□□
斬新さ    ■■■■□□□□□□

このレビューはとしさんから頂きました。


ゾンビリベンジ(セガ・エンタープライゼス)
極悪なほどの難易度を誇ったアーケード版からの移植作。DCに+αを含んで移植されて懐を気にしなくても良いのがうれしい。また難易度もアレンジされた物がありGOOD。ただしそれでも難易度は高いが(汗)おまけの部分で対戦格闘は本当におまけでちょっとがっかり。全体的にまとまりがあるものの小さくまとまりすぎているような感じがする。あと難易度は何とかならないかなぁ。
総合評価  ■■■■■□□□□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■□□□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□


野球チームもつくろう!(セガ・エンタープライゼス)
思うがままにならぬ歯がゆさはこの手のゲームではあたりまえだが、このゲームもそのたぐいにもれず熱くなり、くやしい思いをする。誰もがプレイ直後の初期金額が少ないのでかなり厳しい思いをするのではないか。特にイチローを獲得するとチームバランスが取れなくなるのはイチローファンには苦しい選択になるはずである。「最初は苦しい思いをしてもらおう」という考えは分かるが、ゲームとしての間口が狭まってしまうので初期金額の選択は出来ても良かったのではないかと思う。ゲームの内容自体は特にケチをつける部分はなく、何度も継投ミスで試合を落としてしまったことがあるので「うまく出来ているな」と感心してしまうぐらいである。ただ、各画面へ移る際にロードがあるのでこのちょっとした時間の積み重ねがストレスが溜める原因になる。また、各選手の動き、特に走塁や送球にはだいぶ疑問が残る動きをする。次回作があるのなら絶対に改善すべき部分であると思う。
総合評価  ■■■■■■■■□□
操作性   ■■■■■■□□□□
熱中度   ■■■■■■■■□□
斬新さ    ■■■■■■□□□□