2018年7月号

ここでは、芦屋市民の生活圏ともいえる阪神間の地域情報及び一般社会生活に於ける
各種情報もを盛り込んでいます。
    

 更新日  あしや瓦版2018
2018/07/29  香櫨園浜でハクセンシオマネキが求愛ダンス 
2018/07/28  「障害あっても何でもできる」芦屋の男性が写真展
2018/07/23  「浜風の家」で子ども見守った少女像 修理進む
2018/07/20  「日本一厳しい」芦屋市の屋外広告物条例2年、撤去など進む
2018/07/19  巡視艇など公開 「神戸港ボート天国」、家族連れらでにぎわう
2018/07/17 幻の花が可憐に 六甲高山植物園でシチダンカ見頃
2018/07/15  今月内は猛暑の見通し 40度超の地域も 熱中症に注意
2018/07/14  パーキンソン病・ALS 遺伝子治療 治験へ
2018/07/11  夏の夜空へ旅気分 神戸ポートアイランドで
2018/07/10  西日本豪雨で阪神間の土砂災害は25件 避難勧告2万世帯 
2018/07/09  芦屋市役所前のアオギリ たくましく育つ
2018/07/08  お札の技術学ぶ日銀親子見学会 参加者を募る
2018/07/07  阪神間も大雨 避難勧告4万6千人、土砂災害23カ所
2018/07/06  芦屋市が名刺サイズの「ヘルプカード」を交付
2018/07/05  保育所の献立 掲載アプリ 芦屋市と東京の会社提供
2018/07/03  阪神間の路線価 JR芦屋駅前が県内3位
2018/07/02  芦屋市保健福祉センターで避難訓練コンサート
2018/07/01  地震で塀が倒れたときの所有者の責任










(2018/07/29) 香櫨園浜でハクセンシオマネキが求愛ダンス 

 厳しい暑さが続く中、西宮市の香櫨園浜では希少なカニ、ハクセンシオマネキが繁殖期を迎え、オスが真っ白で大きなはさみを振る「求愛のダンス」を披露している。

 スナガニ科で甲羅の幅は2センチほど。6〜8月の繁殖期には、オスが左右一方に持つ大きなはさみを振り上げる求愛行動「ウエービング」をする。兵庫県レッドデータブックではCランクに指定されている。

 干潮になると、浜辺の巣穴から出てきたオスたちが、はさみを振り上げては熱心にアピール。メスのいない場所で近くにいるオス同士がはさみを交える姿も見られた。

 西宮市貝類館学芸員の高田良二さんは「香櫨園浜は砂地が細かく、水質もきれいで阪神間で貴重な環境。観察に来たら静かに見守ってほしい」と話している。







(2018/07/28) 「障害あっても何でもできる」芦屋の男性が写真展

 脳性まひがある中山貞夫さん(65歳、芦屋市在住)の写真展が、同市潮見町のあしや喜楽苑ギャラリーで開かれている。専用のカメラサポート器具を使って介助者や家族らとともに昼夜問わず撮り続けてきた中山さん。時間帯によって姿を変える空や街並みの景色を独自の視点で切り取っている。31日まで。

 中山さんは15歳の頃に身体障害のある人が通う特別学級に入学。「自己表現」を大事にする学級の方針で、まず短歌への関心が高まった。多くの短歌を発表し、1988年には短歌集を自費出版した。

 「一瞬をとらえて写すカメラマンの格好よさにわれ憧れぬ」−。そして短歌で詠むように、写真に対する情熱も生まれ、周囲が後押しした。同学級でバスの運転手を務めた男性が、あごでシャッターを押したりデジタルカメラを車いすに取り付けられたりできるよう、サポート器具を制作。以来、中山さんは介助者らと散歩や行事に出向くたび、カメラを携えて印象的なシーンを収めてきた。

 写真展には、2012年の芦屋市展で審査員特別賞を受賞した写真のほか、ここ1〜2年の間に撮りためた200枚以上の中から約30点を選んだ。夏を感じさせる大きな入道雲や木の葉からこぼれる木漏れ日、花壇にひっそりと咲く花々など、中山さんの目を通して見えるみずみずしい日常が感じられる。

 貞夫さんの兄(69歳)は「多くの人の支えがあってここまでの写真を撮ることができた。これを見て、障害があっても何でもできると感じてもらいたい」と話している。

 入場無料。午前9時〜午後5時(31日は午後3時まで)。詳しい問い合わせは喜楽苑ギャラリー(TEL 0797-34-9287)まで。





(2018/07/23)「浜風の家」で子ども見守った少女像 修理進む

 阪神・淡路大震災で傷ついた子どもたちを見守り、今年1月に閉館した芦屋市の「浜風の家」。玄関先に立っていた少女像「きぼうの像」は今、制作者で中米エルサルバドル出身の彫刻家カミロ・ボニーヤさん(63歳、宝塚市在住)が猪名川町に構えるアトリエで修理されている。約19年間、多くの子どもにほほえみ掛けてきた少女像。カミロさんは「この像は自分にとっても特別。何十年先も立っていられるよう丁寧に磨いてあげたい」と力を込める。

 きぼうの像は1999年、浜風の家の開設に合わせてカミロさんが寄贈。「この像のように上を向いて生きていってほしい」と、遺児が天国の両親に語り掛けるイメージで造られた。

 像は高さ約2メートルで、大理石を砕いて固めた合成石が使われている。子どもたちが周囲を駆け回ることで台座部分の噴水が壊れたり、手に持つカーネーションが折れたりしたこともあったが、カミロさんは「いたずらも元気に遊んでいる証拠。そうして少しずつ子どもの魂が像に入っていったように感じる」と話す。

 最初は真っ白だった像はくすみ、灰色になった。浜風の家の閉館後、猪名川町旭ケ丘のアトリエに運び、5月末から修理が始まった。ブラシで汚れを落とした後、粗いものから細かいものまで5種類のやすりで丁寧に磨き上げる。仕上げに樹脂でコーティングされた作品は、8、9月ごろ、浜風の家の跡地に隣接する芦屋市環境処理センターで展示される予定という。

 まるで娘をなでる父親のように像を磨くカミロさん。「当時の子どもたちが今、親になるほどに時間が流れた。像が、地震への備えを心に留めて暮らすような存在になってほしい」と話している。




(2018/07/20)「日本一厳しい芦屋市の屋外広告物条例2年、撤去など進む

 景観を守るため、屋上看板や突き出し看板を規制する芦屋市の屋外広告物条例が7月、施行から2年を迎えた。条例は七つの規制区域に応じて看板の色や文字の大きさなどの規制を定め、突き出し看板の規制は「日本一厳しい」とされる。市は昨年10月、改修費や撤去費の補助額を上乗せ。以降、改修や撤去の申請は増え、今年6月までに56件に上っている。

 同条例は「日本一美しいまち」を目指し、2015年12月に制定。2016年7月1日に施行された。市内全域で屋上広告とアドバルーンを全面禁止し、七つの規制区域ごとに看板の大きさや色、掲示する位置などを規定。市街地や住宅地、道路や川沿いなどエリアに応じて規制の度合いを変えている。改修計画に沿って3〜10年の経過措置期間は掲示できるが、それ以降は50万円以下の罰金が科される可能性がある。

 市によると、条例の規制対象となる広告物は、計1603個(2017年7月時点)で、全体の約20%にあたる。当初、市は上限を100万円とし、看板などの改修費用は2分の1を、撤去費用は3分の2を設置者に補助する制度を用意したが、条例施行後の1年間で申請は17件にとどまった。

 このため市は昨年10月から、補助額の上限を100万円から200万円に増額。来年7月から罰則が適用されることもあり、改修や撤去の申請件数は伸び、今年6月末までに計56件を受け付けた。

 同市の担当者は「補助金の増額というよりも、周知や指導の結果ではないか。景観に対する意識が変わってきたと期待したい」と話している。




(2018/07/19) 巡視艇など公開 「神戸港ボート天国」、家族連れらでにぎわう

 「海の日」の16日、港町・神戸でマリンレジャーを普及させ、港周辺の活性化につなげようと、メリケンパーク(神戸市中央区)でイベント「神戸港ボート天国」が開かれた。神戸海上保安部が所有する巡視艇などが一般公開されたほか、港内を巡る体験航海も行われ、大勢の家族連れでにぎわった。

 イベントは一般社団法人「神戸港振興協会」などが主催。イベントは平成2年から実施しており、今回で34回目となった。

 この日は、メリケンパークの護岸に同海保の巡視艇「はるなみ」など数隻が並び、一部は内部が公開されたほか、神戸運輸管理部の交通船「はるかぜ」や遊覧船が約10〜20人の観光客を乗せ、港周辺の海を巡る体験航海も行われた。





(2018/07/17) 幻の花が可憐に 六甲高山植物園でシチダンカ見頃

 神戸市灘区の六甲高山植物園で、かつて「幻の花」といわれたシチダンカが可憐に咲いており、来園者らは美しい青色の花を楽しんでいる。見頃は18日ごろまで。

 シチダンカはアジサイ科で、代表的な手鞠(てまり)型のアジサイとは異なり、花が星型に重なり合うのが特徴。園内の約200平方メートルに約600株が植栽されている。

 江戸時代末期に、ドイツ人博物学者のシーボルトが「日本植物誌」でシチダンカを紹介した。しかし、その後は長く発見されず存在が疑問視され、「幻の花」とされていた。しかし、昭和34年に六甲山で発見され、全国に広まった。

 入園料は一般620円、4歳から小学生まで310円。詳しい問い合わせは、同園(TEL 078-891-1247)まで。






(2018/07/15) 今月内は猛暑の見通し 40度超の地域も 熱中症に注意

 発達した高気圧に広く覆われる影響で、日本列島は7月末にかけて「酷暑」となる見通しだ。九州から関東では最高気温が35度以上の猛暑日が続き、40度を超える地域が出る恐れもある。気象庁は13日、異例の記者会見を開き、「今までにない厳しい暑さになる恐れがある。水分と塩分の適切な補給で熱中症対策を」と呼びかけた。

 同庁によると、.チベット高気圧と太平洋高気圧が重なり合っている影響で、西日本を中心に地上から上空まで熱気に覆われているという。日差しが強く風も弱いため、夜間の最低気温が25度以上の「熱帯夜」が続く地域も増えるとみられる。

 14日からの3連休は、被災地も暑くなる見通しで、最高気温は岡山市37度、広島市35度、愛媛県宇和島市33度など。気象庁は「帽子を着用し、いつでも水分を取れるようにしてほしい」と熱中症への注意を呼びかけている。





(2018/07/14) パーキンソン病・ALS 遺伝子治療 治験へ

 運動障害などを引き起こす難病「パーキンソン病」や、全身の筋肉が衰える難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の患者に、正常な遺伝子を投与する遺伝子治療の臨床試験(治験)を、来年にも自治医科大などのチームがそれぞれ始める。1回の治療で長期間、症状改善や病気の進行を抑えられる可能性があり、数年後の治療薬の実用化を目指している。

 遺伝子治療は、人工的に作った正常な遺伝子を患者の細胞に組み入れ、病気を治療する。遺伝子を細胞に送り込む「運び役」として、安全性の高い医療用ウイルスなどが使われる。

 パーキンソン病は、脳内で運動の指令を伝える物質「ドーパミン」が十分に作れなくなり、体が震えたり動きが鈍くなったりする。

 治験では、複数の正常な遺伝子をウイルスに入れて作った治療薬を、患者の脳に注入する。一部の遺伝子を患者の細胞に注入する臨床研究では、目立った副作用はなく、運動障害の改善もみられたという。

 また、ALSは特定の酵素の減少が筋肉の萎縮にかかわっているとされ、治験ではこの酵素を作る遺伝子を入れた治療薬を脊髄周辺に注入する。世界初の試みだが、マウスでは、病気の進行を抑える効果が確認されたという。




(2018/07/11) 夏の夜空へ旅気分 神戸ポートアイランドで

 神戸・ポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムで、スタツフが45分間にわたり、生解説する「星空ライブ投映」が人気を集めている。

 4月から始まり、今月のテーマは「太陽系惑星」で、今月31日の火星大接近について話すほか、金星、木星、土星が輝く夏の夜空の見どころを楽しく紹介する。サイエンススタッフの古田綾香さんは「地球以外で移住可能性のある惑星の研究が進んでいます。太陽系惑星の『優良物件』を探す字宙旅行に出かけてみませんか」と呼びかけている。

 水曜休館だが夏休み中(7月21日〜8月31日)は無休。投映時間は月、火、木曜は午後0時20分から。金、土、日曜と祝日、夏休みは午後0時20分と5時30分から。18歳以上400円、高校生以下200円。幼児は無料。

 ポートライナー南公園駅から徒歩3分。詳しい問い合わせはバンドー神戸青少年科学館(TEL 078-302-5177)まで。




(2018/07/10) 西日本豪雨で阪神間の土砂災害は25件 避難勧告2万世帯

 各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨は、阪神間にも爪痕を残した。兵庫県や各市町によると、猪名川町で1人が死亡。土砂災害は猪名川町や川西市、宝塚市などで25件が確認された。避難勧告は約2万世帯4万7千人に発令され、ピーク時で385人が避難所に身を寄せた。

 猪名川町では5日午前、工事現場で、増水した配水管に男性作業員3人が流された。男性(59歳)が亡くなり、50〜60代の2人が骨折する重傷を負った。

 土砂災害は、猪名川町で上阿古谷地区の山の斜面が崩れるなど6件が発生。川西市でも国崎地区で高さ約100メートル、幅約30メートルにわたって土砂が崩れ落ちるなど7件が確認された。

 避難勧告は5市1町で出され、西宮市は最多の8500世帯1万8900人が対象となった。猪名川町では町民の2割近い5694人に発令され、ピーク時には113人が避難。川西市でも117人が避難所で過ごした。尼崎市は市域が平たんで土砂災害警戒区域がないこともあり、避難勧告は出されなかった。

 雨量は芦屋市北部の奥池で、降り始めの4日午後11時前後から8日午後1時までに714ミリを記録。西宮市の船坂で653ミリ、宝塚市の逆瀬川でも649ミリと600ミリを超えた。河川も増水し、5日夜から6日夕にかけて、津門川(西宮市両度町)と猪名川(川西市多田院)で氾濫危険水位を上回った。

 農業関係の被害では、猪名川町で猪名川から田畑に水があふれたほか、川西市黒川のため池で堤に亀裂が入って水路が増水。水路沿いの市道の一部を削るなどしたため、通行止めとなった。





(2018/07/09) 芦屋市役所前のアオギリ たくましく育つ
 
 広島で原爆の熱線に焼かれながらよみがえった被爆アオギリの2世が、芦屋市役所(精道町)東館前の花壇でたくましく育っている。

 昨年6月には、植樹から僅か1か月の苗木が不埒者により根ごと抜き去られているのが判明。国内外の自治体が加盟する平和首長会議(会長=広島市長)から芦屋市が再び譲り受けて、1年が過ぎた。

 はじめは高さ30センチほどで細く弱々しかったが、ほぼ倍の高さに。幹も力強くなり、手のひらより大きな葉を青々と茂らせている。

 見守るのは、昨年の植樹に立ち会った「芦屋市原爆被害者の会」会長の千葉孝子さん(76歳)。広島での被爆体験を語り部として伝えており、「人々に勇気と生きる力を与えた木から生まれた子。大事にしたい」と話す。

 終戦73年の原爆忌が近づき、アオギリは平和の尊さを伝えている。阪神芦屋駅から南へ徒歩1分。詳しい問い合わせは、芦屋市人権推進課(TEL 0797-38-2055)まで。






(2018/07/08) お札の技術学ぶ日銀親子見学会 参加者を募る

 日本銀行神戸支店(神戸市中央区京町)は8月6,7両日に実施する「夏休み親子見学会」の参加者を募集している。

 店内見学やDVDの上映などで、日本銀行の役割やお金の大切さを学ぶほか、お札に隠されている偽造防止技術を確認したり、1億円の重さを体験したりできる。お札の顔抜きパネルや、お札の裁断片で作ったソファでの記念撮影コーナーももうける。各日午後1時半〜午後3時45分。

 参加無料。小学5,6年生が対象で、保護者1人の付き添いが必要。定員は各自20組程度。事前の申し込みが必要で先着順に受け付ける。申し込みは、支店の営業課広報担当(TEL 078-334-1130)まで。





(2018/07/07)阪神間も大雨 避難勧告4万6千人、土砂災害23カ所

 兵庫県の阪神地域で5日未明から続く大雨は、6日も降り続いた。西宮は観測史上最多の降水量を記録。避難勧告の対象は約4万6千人に増え、土砂災害は23カ所で確認された。幹線道路の通行止めが相次ぎ、鉄道網はまひ。家庭ごみの収集ができない地域が出るなど、生活への影響が広がった。

 気象庁によると、西宮市の5日の降水量は、1日の計測値としては観測史上1位の230.5ミリ。6日午後8時までの48時間降水量も391.5ミリと史上最多だった。

 避難勧告は6日午後3時時点で、尼崎市を除く、西宮、芦屋、川西、宝塚、伊丹市と猪名川町の5市1町で計約1万9900世帯、約4万6千人に発令され、前日夜から約8千人増えた。避難所は5市1町で88カ所開設され、110人が身を寄せた。

 西宮市では5日に屋外で作業中だった男性(68歳)がはしごから落ち、背骨を折るけがをしていたことが判明。川西市国崎では山の斜面が高さ約100メートル、幅約30メートルにわたって崩れ、猪名川町では住宅の床下浸水が4件あった。

 また、交通網は阪神間を通る高速道路や国道、県道などの幹線道路で通行止めが発生。西宮市の南北をつなぐ国道176号や盤滝トンネルが不通となったため、6日は西宮北部地域で家庭ごみの収集が中止になった。

 鉄道も6日、JR宝塚線(福知山線)や阪急電鉄、能勢電鉄の全線が一時不通に。宝塚市では、5日夜にJR宝塚駅で帰宅困難者が発生し、駅前のソリオホールが開放され、48人が6日朝まで一夜を明かしたことが分かった。




(2018/07/06) 芦屋市が名刺サイズの「ヘルプカード」を交付

 芦屋市は、妊娠初期の女性や外見からは分かりにくい難病患者らが携帯し、周囲に支援や配慮を知らせる「ヘルプマーク」の交付を始めた。

 十字とハートをあしらったシリコン製のタグ。かかりつけ医や緊急達絡先などを書き込める、名刺サイズの「ヘルプカード」も配る。東京都が導入以降、全国で広まった。携帯している人に電車の座席を譲るなどの配慮を呼びかけている。

 兵庫県が今年度から導入し、各市町を通じて交付が始まっている。ぺースメーカーや義足を装着している人など、配慮が必要な人なら誰でも利用可能。タグ、カードともに無料で、1人各1枚。

詳しい問い合わせは兵庫県ユニバーサル推進課(TEL 078-362-4379)または芦屋市地域福祉課(TEL 0797-38-2153)まで。





(2018/07/05) 保育所の献立 掲載アプリ 芦屋市と東京の会社提供

 芦屋市と束京のウェブシステム開発会杜の株式会社ジョイントクルーが、市立保育所の給食メニューを掲載したスマートフォンの無料アプリ「ランチル」の提供を始めた。給食アプリは全国的にも珍しく、保護者が夕食の献立を検討する際の参考にしてもらう。

 知名度向上を狙いに、市の保有惰報を「オープンデータ」として民間企業などに無償利用させる試みに乗り出している芦屋市。今回はその第1弾で、おいしいと評判の給食に決めた。アプリ名は「ランチ」と「チルドレン」を組み合わせて.つけたという。

 3日は、開発に当たった「ジョイントクルー」の村越了社長(39歳)が山中健市長を訪問。以前の分もさかのぼれる中から、この日の献立を一緒に閲覧した。

 「芦屋ブランドの発信に生かしたい」という山中市長に、「市民生活に役立つデータの活用を提案していきたい」と村越杜長。今後は調理方法やアレルギー情報などの紹介も検討するほか、全国の学校園の献立を掲載し、内容を充実させていく考えを披露した。





(2018/07/03) 阪神間の路線価 JR芦屋駅前が県内3位

 国税庁が2日に全国の路線価を公表した。(1月1日)。阪神間では、4税務署管内の最高路線価がいずれも前年を上回り、JR芦屋駅前の価格は1平方メートルで72万円と県内3番目の高さとなった。住宅街として人気の高い阪神エリアでも、利便性の高い「駅近」で地価をけん引している。

 阪神間の芦屋、西宮、尼崎、伊丹の4税務署管内の最高路線価(1平方メートル当たりの価格)は、JR芦屋駅前=72万円(前年比5.9%増)▽阪急西宮北口駅南側=62万円(同5.1%増)▽JR尼崎駅前=55万円(同1.9%増)▽阪急川西能勢口駅前=40万円(同2.6%増)。

 不動産鑑定士のKさん(44歳・西宮市)によると、「阪神間は駅前でも居住環境がよく、根強い人気がある上、土地の供給が少ないので価格が上がりやすい」という。そのため、鉄道の駅から離れた住宅地の価格は落ち着いてきたが、駅前は物件が出れば高値で取引されるという。

 JR芦屋駅前は南地区で長年の懸案だった再開発事業が着手され、「地価の高騰への警戒感もある一方、再開発の期待もあって今後も高値が続くのでは」と予測する。

 「駅徒歩10分圏内の30坪の土地が人気」と話すのは不動産業のMさん(77歳・芦屋市)。昨年秋以降、駅周辺で1坪当たりの価格が約20万円上昇する場所もあったというが、「それでもすぐに売れてしまう」と話す。阪急西宮ガーデンズの集客力などで商業地としてもブランド力が上がる阪急西宮北口駅周辺は引き続き住宅需要がおう盛で、再整備を終えたJR尼崎駅前は近年大型マンションが林立し、ファミリー層の転入が多いという。

 また、阪神川西能勢口駅前でも、駅北側で川西市が区画整理事業を進めており、人気を集めているとみられる。





(2018/07/02) 芦屋市保健福祉センターで避難訓練コンサート

 芦屋市の呉川町自主防災・防犯会が、設立20周年に合わせて8日午後2時から芦屋市保健福祉センター(呉川町)多目的ホールで、実践型の避難訓練コンサートを開催する。

 町内会との共催で、コンサート中にセンター内の調理室から火災が発生したとの想定で実施。市内では初めての試みで、西宮市も参加する。

 コンサートでは、ピアノの山本容子さんとフルートの森本優子さんのグループ「STEP BY STEP」が、デイズニー映画「ピノキオ」の主題歌「星に願いを」やジャズのスタンダードナンバーなどを披露。「火災発生」を受け、参加者は誘導に従い、場外へ避難する。

 無料で、動きやすい服装で参加する。詳しい問い合わせは呉川町自主防災・防犯会(TEL 0797-38-3340)まで。





(2018/07/01)地震で塀が倒れたときの所有者の責任

 塀が倒れて人的被害が出た場合、所有者はどんな責任を負うのか。 民法は、土地の工作物の設置や管理に欠陥があり、他人に損害が生じた場合、所有者らは損害賠償費任を負うと規定。高さや強度が建築基準法施行令に反していた場合、明らかな欠陥と指摘される。

 建築時は適法だが、その後の規制強化で違法状態となる「既存不適格」でも、「法の基準を満たしていない以上、賠償責任は免れにくい」(ベテラン裁判官)という。施行令を順守していても、老朽化
を放置するなどしていれば、同様に責任を問われる可能性がある。

 熊本地震では、ブロック塀の下敷きになって死亡した男性(当時29歳)の遺族らが所有者に約6800万円の損害賠償を求めて提訴している。

 1級建築士の資格を持つ辻岡信也弁護士は「今回の地震でブロック塀の危険性がさらに周知され、『倒壊するとは思わなかった』という弁解は今後通りにくくなるだろう。撤去や補強の判断がつかない場合、自治体や建築士らに相談してほしい」と話す。