2018年5月号

ここでは、芦屋市民の生活圏ともいえる阪神間の地域情報及び一般社会生活に於ける
各種情報もを盛り込んでいます。
    

 更新日  あしや瓦版
2018/05/31  芦屋の吉川さん 今日から写真展 卒寿 撮り続けた自信作
2018/05/28  日本遺産「北前船」、県内の5市町も追加
2018/05/27  「誰でも楽しめる 一度は聞いてみたい『英語落語』
2018/05/26 芦屋の魅力を一冊に 市がガイド本、28日全国発売
2018/05/25  26日芦屋バル 40店舗参加
2018/05/24  神戸電鉄90周年、戦後復興期の車両再現したメモリアルトレイン出発
2018/05/23  登山者らの交流拠点強化 六甲山自然保護センター、「ビジターセンター」に一新 
2018/05/23  湊川隧道でオカリナコンサート「音の響きがいい」
2018/05/21  浜風の家 思い引き継ぐ 芦屋で解体工事本格化
2018/05/19  振り込み 10月9日から24時間年中可能 
2018/05/19  神戸・王子動物園にコアラのピーター仲間入り
2018/05/18  重度の肝硬変 新薬申請 年内にも国内承認
2018/05/18  ポスト「京」の試作機公開
2018/05/17  万能ソース「トマトみそ」 六甲味噌と女子大が開発
2018/05/16  病院ホームページの広告 監視強化
2018/05/15  六甲山、にぎわい「再生」へビジターセンター新装 
2018/05/13  セブン・イレブン商品を2時間で配達 全国展開へ
2018/05/13  参院議員 鴻池祥肇元防災相が引退表明
2018/05/12  児童館「浜風の家」の希望の木 堺へ搬出
2018/05/11  13日に「あしや山まつり」 
2018/05/11  芝生の上でのんびり読書 12日に芦屋でイベント
2018/05/10  兵庫津を日本遺産に 北前船寄港で住民ら追加認定申請
2018/05/09  今日から芦屋オープンガーデン
2018/05/08  土器に見る弥生の美 全国から169点 篠山・陶芸美術館で27日まで
2018/05/04  ちびっこ相撲 参加者を募集 12日芦屋神社で
2018/05/03  兵庫県教委がロシア・ハバロフスク訪問中高生募る 
2018/05/02  血圧下げるワクチン治験始まる 効果一定期間続く







(2018/05/31) 芦屋の吉川さん 今日から写真展 卒寿 撮り続けた自信作

 今年90歳を迎えるアマチュア写真家の吉川艶子さん(89歳、芦屋市業平町在住)の「卒寿記念写真展」が5月31日から、芦屋市民センター(業平町)で始まる。集大成と位置付ける10年ぶりの個展で披露するのは、国内外で撮影した250点。いずれも、60歳頃から撮り続ける中で残してきた自信作で「写真は子どものようなもの。支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて開きたい」と話している。

 写真を始めたのは、約30年前。定年退職した夫と一緒に出かけるようになった海外旅行がきっかけだった。

 撮り始めると夢中になった。ハンガリー・ブダペストの教会では、寄り添うカップルの姿が美しくカメラを向けた。「そのまま動かんといてね」。心の中で願いながら撮り続けるうち、夫とはぐれた。「見知らぬ街でよう迷子になりました」と苦笑する。

 撮影対象は人物や風景、街角のスナップなど幅広い。構図を気にせず、直感でシャッターを切るのが吉川流。1994年夏からは、大阪の写真教室に通って腕を磨いた。

 ところが、その半年後、阪神・淡路大震災が発生。木造2階建ての自宅は全壊し、2階で寝ていた吉川さんは天井の下敷きになった。奇跡的に救出されたが、震災後1年間は左腕にしぴれが残り、カメラを持つことができなかった。

 それでも、カメラや三脚など愛用の道具類は無傷で残っていた。「神様が写真を続けなさいと言ってくれた」。そう感じた吉川さんは、再び写真教室に通い始めた。

 震災でかけがえのない命が一瞬で失われてしまうことを痛感。小学生だった1938年(昭和13年)に阪神大水害で自宅が流されたことも、戦時中、女子工員として動員され、戦火の中を逃げ惑ったことも思い出した。「自分が感動した瞬間を、生きている証しとして残していきたい」。一層、写真にのめり込むようになった。

 イタリア、南アフリカ、インド・・・・・・。これまでに約25か国を訪問し、国内の撮影旅行にも数え切れないほど行った。最近は足腰が弱って遠出は難しくなったが、庭などで四季の移ろいを撮り、デジタルカメラの技術を学びに近くの写真教室にも通う。「写真は心で撮れと言われるけど、まだまだその境地には至らない。試行錯誤の日々ですよ」。向上心は今も衰えない。

 なお、会場は入場無料。6月4日までの午後11時から午後7時(最終日は午後3時まで)。イタリアの祭りの様子やギリシャ街角、ミャンマーの橋を行き交う人々など多彩な展示作品は、希望者にプレゼントするそうです。





(2018/05/28) 日本遺産「北前船」、県内の5市町も追加

 文化庁は24日発表した「日本遺産」で、山形県酒田市などの申請を受けて昨年度認定した「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」に、神戸、高砂、赤穂、洲本、新温泉の兵庫県内各市町を含む全国27市町を新たに追加認定した。

 北前船は、江戸時代から明治時代にかけて日本海沿岸で使われていた和船。北日本の日本海側から下関を経由し、江戸まで運ぶ「西回り航路」の開発で、京都、大阪への物流革命を起こした。

 県内では兵庫(神戸市)、高砂(高砂市)、坂越(さこし、赤穂市)、諸寄(新温泉町)などが寄港地となり、これらの集落の経済的繁栄や文化に影響を与えた。

 「北前船を語る上で欠かせない」(県教委文化財課)のが高田屋嘉兵衛と工楽松右衛門だ。高田屋嘉兵衛は現在の洲本市五色町生まれ。国後島・択捉島間の航路を開拓したほか、ロシアとの「ゴローニン事件」を解決に導いたことでも知られる。高砂出身の工楽松右衛門は、高速で船を走らせる帆布を発明し、大型和船の航海術の飛躍的発展に貢献したという。二人の旧家や献上品、墓などの歴史遺産が県内各地に残されており、こうした点も今回の追加認定の理由になった。

 日本遺産の認定制度は2015年度にスタート。歴史的経緯や風土に根ざした伝承、風習、建造物、遺跡、名勝地、祭りなどをふまえた「ストーリー」を認定する。文化財そのものは認定の対象ではない。認定されると、多言語看板や通訳ボランティアの費用などに充てられる補助金が支給される。文化財をいかした観光振興が目的だ。

 兵庫県内では篠山市(15、17年度)▽淡路市、洲本市、南あわじ市(16年度)▽姫路市、福崎町、市川町、神河町、朝来市、養父市(17年度)も認定されている。





(2018/05/27) 「誰でも楽しめる 一度は聞いてみたい『英語落語』

 6月17日午後1時半から芦屋市海洋町の市立潮芦屋交流センターで桂福丸さんが「How old are you?」など英語落語を2席披露する。中学生以上が対象で、簡単な英語を使いながら身ぶり手ぶりも通して楽しめる内容。

 なお、市立潮芦屋交流センターには阪急芦屋川、JR芦屋、阪神芦屋などから阪急バスあり。
 
 当日は定員100人、前売り1000円。申込は6月16日までに同センター(TEL 0797-25-0511)まで。




(2018/05/26) 芦屋の魅力を一冊に 市がガイド本、28日全国発売

 芦屋市は、市の魅力を知ってもらおうと、市内の観光スポットなどを紹介したガイド本「芦屋 あしやを歩く本」を出版した。市の担当者は「この本をきっかけに芦屋市に興味を持ってもらい、いろいろなところへ出かけてほしい」としている。28日から全国の書店で発売する。

 人口減少に歯止めをかけるため、芦屋市が平成29年度から行っている「シティプロモーション戦略」の一環。「高級住宅街」「金持ちが住んでいる」というイメージが先行しているが、美しい風景や建築、隠れた名店など魅力がたくさんあることを市内外の人に知ってもらおうと企画した。市在住のカメラマンらが昨年7月から約10カ月かけて取材、編集。市職員もおすすめのスポットなどを紹介している。

 本では、市内を13エリアに分け、史跡や飲食店、雑貨店などを写真付きで200スポット以上紹介。六甲山系の登山道「芦屋ロックガーデン」のおすすめルートや、市が舞台でテレビドラマ化もされたシリーズ小説「最後の晩ごはん」の作者、椹野(ふしの)道流(みちる)さんによる同シリーズの書き下ろし小説も掲載している。10月に行われるだんじり祭りの写真などもあり、市の魅力が詰まった一冊になっている。

 かばんに入れて持ち運べるように、サイズは小型のA5判にした。カラー140ページ。800円。詳しい問い合わせは芦屋市政策推進課(TEL 0797-38-2127)まで。





(2018/05/25) 26日芦屋バル 40店舗参加

 食べ歩きや飲み歩きを楽しめる「芦屋バル」(実行委員会主催)が26日、芦屋市中心部一帯で開かれる。

 9回目の今回は、新規の11店を含めた計約40店舗が参加。ワインバーやイタリア料理店などのほか、鍼灸院や美容院など幅広い業種が参加するのも魅力の一つ。当日限定で、専用の無料シャトルバスも運行テする。

 同時に、無料音楽イベント「アシオト」も開催。10組のアーティストが、JR芦屋駅ペデストリアンデッキの特設ステージなどでライブをする。「アシオト」の運営には県立芦屋高ボランティア部も協力する。

 チケットは5枚つづりで前売り3500円、当日4000円。詳しい問い合わせは実行委員会事務局(TEL 0797-22-8896)まで。





(2018/05/24) 神戸電鉄90周年、戦後復興期の車両再現したメモリアルトレイン出発

 神戸電鉄の開業90周年を記念し、戦後復興期に運行していた車両の塗装デザインを復刻させた「メモリアルトレイン」の出発式がこのほど、神戸市北区の同電鉄谷上駅で行われた。車内には昔の駅舎や車両などの写真も展示され、カメラを構える多くの鉄道ファンらの姿でにぎわった。

 同電鉄の歴史を振り返ってもらおうと、今回初めて開催。再現された塗装デザインは、昭和30〜40年代に車両に施されていた「スプリンググリーンとシルバーグレー」で、20日から全線で運行される。

 出発式では、同社の頃安孝雄副本部長が「開業90周年を節目に、神戸電鉄をたくさんの人に利用していただきたい」とあいさつ。車掌の「出発進行」の合図とともに3両編成の列車がゆっくりと走り出し、鉄道ファンら約120人が谷上−岡場間の約40分間の運行を楽しんだ。また車内では、昔の駅舎や車両などを写真で紹介する「90年の歴史展」も開催された。

 神戸市北区の会社員、T力さん(61歳)は「子供の頃、通学のためによく利用していた。当時のようにきれいな色合いで再現されて懐かしい気分」と笑顔で話した。




(2018/05/23) 登山者らの交流拠点強化 六甲山自然保護センター、「ビジターセンター」に一新

 六甲山の生い立ちや自然を学ぶ場として利用されてきた「県立六甲山自然保護センター」(神戸市灘区六甲山町)が13日、交流拠点機能を強化した「六甲山ビジターセンター」としてリニューアルオープンした。

 同センターは昭和50年に開館し、登山者の休憩場所や六甲山の動植物を学ぶ場として活用されてきた。リニューアルでは、本館を増築して休憩・交流スペースを拡大したほか、神戸が一望できる展望デッキを拡張。また4〜11月だった開館期間を通年にした。

 記念式典で県環境部の秋山和裕部長は「登山者の交流の場として多くの人に愛される施設になれば」とあいさつ。六甲山の歴史についての講演などが行われ、登山者らでにぎわった。

 神戸市灘区の無職、Kさん(82歳)は「開館期間が通年になったので、冬も積極的に登山に挑戦したい」と笑顔で話した。





(2018/05/23) 湊川隧道でオカリナコンサート「音の響きがいい」

 100年近く河川トンネルとして使われ、現在は土木遺産として保存されている神戸市兵庫区の湊川隧道(ずいどう)で19日、オカリナコンサートがあった。兵庫県内外から100人以上が訪れ、幻想的な雰囲気のなか、素朴な楽器の音色を楽しんだ。

 湊川隧道は国内初の近代河川トンネルとして、1901年に完成。新湊川改修事業に伴い、2000年に新湊川トンネルができたことで役目を終えた。いまは毎月第3土曜日に無料で一般公開されている。

 この日は「神戸市シルバーカレッジ」(神戸市北区)の卒業生でつくるオカリナ演奏グループ「鵞鳥(がちょう)クラブ」の10人が「翼をください」「第三の男」などを披露した。代表の寄藤忠彦さん(76)は「隧道の中は音の響きがとてもいい」と話していた。

 一般公開などの年間スケジュールは湊川隧道の公式ホームページ(http://minatogawa-zuido.com/別ウインドウで開きます)で確認できる。








(2018/05/21) 浜風の家 思い引き継ぐ 芦屋で解体工事本格化

 阪神大震災で被災した児童らの心のケアの場となった児童館「浜風の家」(芦屋市、昨年12月閉館)の解体工事が18日、本格的に始まった。6月下旬に終える予定で、柱材や板材は木組みパズルなどのおもちゃに加工され、関係者らが再利用する。

 工事をするのは、廃材の再利用に詳しい専門学校「日本工科大学校」(姫路市)。開始前の式典では建築職人マイスター専攻科2年の田口雄也さん(19歳)が「造った方の意志や利用された方の思いを引き継いで作業する」と宣誓。この日は、手作業で1階ホールのはりや壁の板材を撤去した。

 同館は作家の藤本義一さん(2012年死去)らが1999年に開館。閉館までに延べ約20万人が利用した。今後、神戸市の杜会福祉法人が福祉施設を新設するという。

 同館を運営した杜会福祉法人「のぞみ会」の理事長で藤本さんの妻の統紀子さん(83歳)は「今日が来ると分かっていたけど、すごくつらい。浜風の家では大人も素直になれた。生徒さんにはそんな思いを受け継いでほしい」と話した。




(2018/05/19) 振り込み 10月9日から24時間年中可能

 全国銀行協会は、24時間365日いつでも相手の口座に即時に入金できる振り込みシステムを、10月9日から導入する。これまでは原則、平日午前9時から午後3時で、時間外だと入金が次の営業日に回されるなど利便性の悪さがあった。

 新システムに参加するかどうかは、金融機関が個別に判断する。最初から参加する金融機関は三菱UFJ銀行など計505で、このうち銀行は105行となっている。信用金庫や信用組合はほぼ全てが参加する見通しという。

 全銀協によると、個人や法人ともに、仕事などが落ち着く平日の午後3時半から午後6時の入金二ーズが高いという。現状の銀行などの運用はこれに応えきれていない。どう運用するかも各金融機関に委ねるが、全銀協は、少なくとも平日の午後6時までは延長するよう求めている。

 一方、みずほ銀行やみずほ信託銀行は、2018年度から19年度にかけて自社のシステムを更新するため、当初からの参加は見送る。





(2018/05/19) 神戸・王子動物園にコアラのピーター仲間入り

神戸市立王子動物園(同市灘区)に16日、名古屋市東山動植物園(同市千種区)で生まれたコアラ「ピーター」(オス、2歳)が仲間入りした。王子動物園では0〜7歳のメス4頭を飼育しており、平成28年以降、3年連続の繁殖成功を目指す。

 王子動物園では昨年、4頭の子供の繁殖に成功した「ウルル」などオス2頭が相次いで死亡し、オスが残り1頭になっていた。この1頭はメスと血縁関係が近く、同園では繁殖のため新たなオスを探していた。

 同園ではピーターを環境に慣れさせるため、少なくとも1週間程度は非公開にする。同園の担当者は「ピーターにはウルルに代わる“お父さん”になってほしい。会えるのを楽しみにしてもらえれば」と話している。




(2018/05/18) 重度の肝硬変 新薬申請 年内にも国内承認

 C型肝炎が進行して起きる重度の肝硬変「非代償性肝硬変」を治療する薬について、米国の製薬会杜「ギリアド・サイエンシズ杜」が15日、日本の審査機関・医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請した。この病気の患者は現在、肝移植以外に回復の道がなく、承認されれぱ国内初の治療薬となる。

 薬は錠剤タイプ。肝炎ウイルスを除去する働きがある。炎症が治まると、肝機能の回復も期待できる。服用期間は12週間。欧米では
「Epclusa」の商品名で約2年前から使われている。

 効果を試すため、同社は2016年12月〜今年2月、大阪大学病院などで患者102人(40〜80歳代)を対象に臨床試験(治験)を実施した。患者を二つのグループに分け、片方のグループは肝臓の別の薬も併用。その結果、94人でウイルスが除去され、治療終了から3か月の時点で、24人が以前より肝臓の状態が改善した。悪化した患者は3人だった。

 副作用は比較的軽かった。服用後に3人が死亡したが薬の影響ではなく元々の肝硬変の進行によるものと判断された。併用したグループと成績が変わらなかったため、新しい薬を単独で申請した。早けれぱ年内にも承認される見通し。薬の名前や薬価は、承認後に決まる。

 治験を担当した主任研究者の竹原徹郎・大阪大学教授は「肝機能は1〜2年かけて緩やかに回復する。効果は個人差があるが、新薬で生活の質が大きく改善する患者が増えるだろう」と話している。

 問題は承認後に決められる薬価である。このような場合、往々にして一般人には手が出せない薬価となるケースがあるだけに注目されるところだ。





(2018/05/18) ポスト「京」の試作機公開

 富士通は15日、このほど、次世代スーパーコンピューター」(通称・ポスト「京」)の試作機を報道陣に公開した。公開されたのは、スパコンの頭脳にあたる中央演算処理装置(CPU)と、CPUや冷却装置を取り付ける基板、約100枚の基板を収納できるラック。今年度中に製造を開始できるよう、性能確認を急ぐという。

 ポスト「京」は、富士通が文部科学省や理化学研究所とともに開発中のスパコンで、現在稼働中のr京」(神戸市)の約100倍の速さの計算性能を目指している。世界トップ級の計算速度と省エネ性能を実現し、医療や防災、産業技術など様々な分野での活用が期待されている。





(2018/05/17) 万能ソース「トマトみそ」 六甲味噌と女子大が開発

 みそ造りの老舗「六甲味噌製造所」(芦屋市)と大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)が、共同で新商品「出逢いました。トマトみそ」を開発した。一見、相いれない組み合わせだが、風昧の良い万能ソースに仕上がり、みそ離れの進む若者にも受けそう。試行錯誤を重ねた学生たちが「お気に入りのレシピを見つけて」と売り込む自信作だ。

 授業の一環として、同大学健康栄養学部が同杜にみそを使った新商品作りを打診したのが、開発のきっかけ。「若い人の声を聞きたい」と快諾され、昨年4月、高村くるみさん(22歳、現4年)ら4人が取りかかった。

 和食の食材という固定観念を逆手に「若者好みの洋食に合うものを」と方向性を定めると、黒ニンニクやキムチ、蜂蜜などと交ぜるアイデアを出した。牛乳と合わせたフリーズドライみそ汁も含め、試作品は9種類になった。

 手応えが残ったのが、トマトと交ぜて作るソース。用途に富み、和洋中を問わず相性が良さそうというのが理由で、甘みを出すタマネギも加えることにした。

 学生らは同杜の商品開発担当者から頻繁に助言を受け、「消費者が触手をのばしてくれるまで品質を高めたい」と試作を重ねた。

 材料にもこだわった。トマトは現地に足を運んだ上で、土からこだわる宍粟市の農園のものに。タマネギは淡路島産にし、同杜が製造した米赤つぶみそ、白みそに絡めることにした。

 完成したソースは酸味も残しながら、子どもでも食べられるマイルドな甘み。パスタはもちろん、鶏肉のソテーやスティック野菜にかけるだけで食材が本来持つ味を引き立てる。食パンにチーズとソースをかけたピザ風トーストもお薦めだという。

 パッケージデザインや商品名も学生らが考え、「かわいらしい雰囲気に仕上がった。商品開発の難しさも学んだ」と高村さん。1918年創業で、100年の歴史を誇る六甲味噌製造所でも大学生との共同開発は初めてで、長谷川照起取締役(33歳)は「若者の好みを知る貴重な機会になった」と話している。

 瓶詰160グラムで650円(税抜き)。同杜のホームページや、大阪樟蔭女子大の生協などで販売している。詳しい問い合わせは六甲味噌製造所(TEL 0797-32-6111)まで。

 なお、六甲味噌製造所のホームページは下記の通り。

  https://www.rokkomiso.co.jp/





(2018/05/16) 病院ホームページの広告 監視強化

 医療機関によるホームページ(HP)での情報発信を「広告」とみなし、虚偽・誇大表示などを禁じる改正医療法が6月に施行されるのを前に、厚生労働省が監視を強めている。昨年12月までの約4か月間で、112の医療機関に改善を求めた。患者らからは「必死に治療法を探す患者の心理につけ込む広告を野放しにしないで」と切実な声が上がっている。

 「国内最高峰の治療を行うクリニック」「最先端医療のがん療法に副作用はありません」厚労省が昨年8月下旬から、医療機関のHPの監視を委託している一般財団法人「日本消費者協会」(東京)。平日は毎日、職員が黙々とパソコン画面に向かい、虚偽や誇大などの記述を見つけては、メモを取る。

 医師や弁護士などで構成する第三者委員会で月に1回審査し、不適切と判断されれば、HPを運営する医療機関に改善を求める。昨
年12月までに計730サイトが審査され、85サイトで不適切な表示を確認。112医療機関に改善を求めた。

 医療法では、医療に関する広告は病院名や診療料、医師の略歴など限定した内容しか認めていない。ただ、インターネット上の記述は、患者側が自分で検索して得る情報だとして、テレビCMや看板などとは区別し、これまでは規制の対象外としてきた。

 一方で、国民生活センターによると、ネット広告をきっかけに受けた医療サービスについての相談件数は2017年度で418件に上り、この10年で約2倍に増加。保険が使えない美容医療などでのトラブルも相次ぎ、内閣府の消費者委員会は2015年、医療機関のHPも規制対象とするよう厚労省に要請していた。

 6月1日に施行される改正医療法では、HPで「絶対安全な手術」などと記述すると虚偽表示とされ、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が適用される。

 さらに、治療内容や効果についての患者の体験談も、「客観性がない」として禁止し、発覚すれぱ自治体を通じて中止を命令。従わない場合は罰則が適用される。厚労省は今月8日、具体的な具体的な禁止内容について指針を公表し、自治体に通知した。

 「全国がん患者団体連合会」の天野慎介理事長は「患者たちは、少しでも良くなればとわらにもすがる思いでネットで治療法を探す。虚偽・誇大広告を出している医療機関には自治体が積極的に行政指導をして、正しい情報を得られるようにしてほしい」と話した。


 内閣府が2016年に実施した世論調査では、50歳未満の半数以上が、がんの治療法や病院についての情報源として「インターネット」と回答した。

 一方で、ネット上の医療情報を巡っては、IT大手ディー・エヌ・工ー(DeNA)の医療系サイト「WELQ(ウェルク)」が、専門知識に乏しい外部ライターに多数の記事を執筆させ、不正確な情報を含んだサイトが問題になった。」

 こうした中、国立がん研究センターはヤフーと連携し、ヤフーの検索サイトで病気を調べると、同センターが一般の人に向けて説明した病気の概要や治療法などが検索上位にまとめて表示される取り組みを始めた。

 患者側の情報を見極める目も欠かせない。中山和弘・聖路加国際大教授(看護情報学)は「いなかもち」という言葉を紹介。「い=いつの情報か?」「な=何のために書かれたか(商業目的ではないか?)」「か=書いた人は誰か?」「も=元ネタ(根拠)は何か?」「ち=違う情報と比べたか?」で、各項目を吟味しながら正しい情報を選び取ることが重要だという。




(2018/05/15) 六甲山、にぎわい「再生」へビジターセンター新装

 六甲山の自然や歴史を学べる県立六甲山自然保護センター(神戸市灘区六甲山町北六甲)が13日、「六甲山ビジターセンター」としてリニューアルオープンした。今後は、登山客やハイカーの交流拠点としても活用していくという。

 六甲山上周辺のにぎわいを取り戻す再生事業の一環。新たな設備として、屋根付きの休憩施設を充実させた。展望デッキも拡張。芝生広場もイベントが開けるように整備し直した。

 また、これまで12〜3月の冬季は閉館していたが、通年利用に変更。冬の星空観察などの催しも計画していくという。

 13日は記念式典があり、秋山和裕・県環境部長が「動植物について学ぶ場だけではなく、多くの登山者に訪れてもらい、六甲山について知って欲しい」とあいさつした。

 月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日休館)。利用の問い合わせは同センター(TEL 078-891-0616)まで。





(2018/05/13) セブン・イレブン商品を2時間で配達 全国展開へ

 セブン・イレブン・ジャパンはこのほど、店舗で販売する商品の注文をスマートフォンで受け付け、最短2時間で配達するサービス「ネットコンビニ」を本格的に始めると発表した。7月から札幌市と北海道小樽市の約100店舗、2018年度後半からは北海道内の約1000店舗に広げ、2019年度後半以降は全国2万店で利用できるようにする。

 ネットコンビニは、利用者がスマホでコンビニの店舗で販売する弁当や飲料、日用品など約2800種の商品を注文すると、提携するセイノーホールディングスの子会杜の担当者が指定された配達場所に最短2時間で屈ける仕組み。1000円以上の注文が対象で、配送料は216円かかるが、3000円以上買えば無料になる。配達は午前11時か
ら午後8時まで1時間ごとに指定できる。

 セブン・イレブンは2017年10月から、北海道の一部店舗で実証実験を行っている。仕事や子育てで忙しい共働き世帯や高齢者らの利用が見込めると判断し、全国展開することにした。

 ネットコンビニでは、1店当たり1日平均10件、約2万円の売り上げを想定しており、古屋一樹杜長は10日、「全国に2万店あるセブン・イレブンでしかできないサービスで、大きな成長を期待している」と述べた。

 ネットと店舗の連携では、ローソンも今年3月から、ネットで注文した生鮮食品などを、当日夕方以降に指定の店頭で受け取れる
サービス「ローソン・フレッシュ・ピック」を始めた。現在は東京都と神奈川県の一部の約200店舗のみだが、将来的に全国の主要都市での展開を目指している。

 コンビニ業界は、ドラッグストアなど他業態との競争激化もあり、既存店では来店客数の前年割れが続いている。各社は店舗の強みとネットを通じた販売を組み合わせることで、店舗の売り上げを拡大させたい考えだ。





(2018/05/13) 参院議員 鴻池祥肇元防災相が引退表明

 自民党参院議員の鴻池祥肇(よしただ)元防災相(77歳・兵庫選挙区・当選4回)は10日、このほど、来夏の参院選に出馬せず、今期限りで引退すると表明した。所属する麻生派の定例会合で明らかにした。鴻池氏は1986年の衆院選で初当選し、2期務めた後、1995年に参院にくら替えした。




(2018/05/12) 「浜風の家」の希望の木 堺へ搬出

 阪神淡路大震災の遺児や被災児童の心のケアの場となった児童館「浜風の家」(芦屋市、昨年12月閉館)のシンボルだったクスノキ「希望の木」が10日、搬出された。同館開設に尽力した作家藤本義一氏(2012年死去)の出身地の堺市にある「海とのふれあい広場」へ11日、移植される。

 クスノキは藤本氏が「子どもが遊べる木を植えたい」と希望し実現。約7メートルに成長し、子どもたちがぶらんこ遊びをするなど、憩いの場となった。

 この日は約8時間かけて根や幹を養生して搬出。見守った藤本氏の長女・中田有子さん(57歳)は.「思った以上に根が張り、けなげなに感じた。ここからなくなるのは寂しいが、父も堺で新しい友達ができれぱと思っているだろう」と話した。




(2018/05/11) 13日に「あしや山まつり」

 芦屋市では13日、55回目になる「あしや山まつり」(午前11〜午後2時)が開かれる。「奥池あそびの広場」(奥池南町)を会場に、ヨガや木工教室など様々な催しを用意。広場までを芦屋登山会の先導で歩くハイキングもある。

 1960年代に芦屋ロックガーザデン周辺で「岩まつり」として始まり、1972年に今の場所に移して継続する歴史のある催し。

 ハイキングは阪急芦屋川駅北側の山手夢保育園前に午前8時15分集合。柿谷、ゴロゴロ岳と経るコース(5キロ・約2時間)を歩く。会場手前約500メートルまでは阪急バスも運行している。

 会場では先着1000人に芦屋スイーツをプレゼント。「青空ヨガ」や「体力測定オリエンテーリング」、ベルトの上をバランスを取りながら渡る「スラックライン」、器具を使ってコリをほぐす「筋膜リリース」(当日申し込み。各回20人で5回開催)、「木工教室」(同。60組)などのコーナーが設けられる。詳しい問い合わせは芦屋市地域経済振興課(TEL 0797-38-2033)。まで。

小雨決行、荒天の場合は中止で、13日午前6時に決定する。当日は市役所代表(TEL 0797-31-2121)へ問い合わせる。




(2018/05/11) 芝生の上でのんびり読書 12日に芦屋でイベント

 芦屋市教育委員会は12日、伊勢町の市立谷崎潤一郎記念館庭園と市立美術博物館の前庭で、読書イベント「niWaーdoku2018」を開催する。

伊勢町には、両施設や市立図書館が集まっており、3館連携事業として昨年11月に読書イベントを開いたところ好評で、2回目の開催が決まった。

 両会場には図書館の蔵書を陳列。記念館には大人向けの小説など約90冊、博物館には子ども向けの絵本など約140冊が置かれ、テントや芝生など好きな場所で読書を楽しめる。持ち込んだ本を読んでも良い。

 両会場では「本の交換会」も開催。来場者が持参したお薦めの本にメツセージを書いた尊用のしおりをはさんで置くと、1人5冊まで持ち帰れる。博物館では市民ボランティアによる絵本の読み聞かせもある。





(2018/05/10) 兵庫津を日本遺産に 北前船寄港で住民ら追加認定申請

 江戸時代に大阪から日本海経由で北海道までを結ぶ北前船の寄港地として栄えた「兵庫津」(神戸市兵庫区)について、地元住民らが日本遺産の認定を目指して活動している。昨年11月に「兵庫津日本遺産を目指す会」を設立、今年2月に文化庁に追加認定を申請しており、結果が5月中にも分かる見通し。関係者らは「歴史ある港であることを広く知ってもらい、地域活性化につなげたい」としている。

 日本遺産は、日本の歴史や文化を物語る史跡や伝統芸能を「ストーリー」として総合的に認定する文化庁の制度。2015年度から始まり、現在、54件が認定されている。

 兵庫津の認定を目指すことになったきっかけは、2017年4月に日本海側の7道県11市町の北前船ゆかりの地が「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」に認定されたこと。認定を受けなかった各地の寄港地で追加認定を受けようとする動きが広がり、兵庫区でも地元が動き始めた。

 兵庫津は、平安時代に平清盛が整備し、日宋貿易の拠点となった「大和田泊(おおわだのとまり)まで来歴を遡る由緒ある港。特に江戸時代後半の豪商・高田屋嘉兵衛(1769ー1827年)は、西廻り(日本海)航路で交易する廻船間屋として活躍し、区内にはゆかりの地が残る。

 今回、兵庫区内で認定を目指しているのは、高田屋嘉兵衛本店跡地(西出町)や鎮守稲荷神杜(同)に残る嘉兵衛が献上した灯籠、木綿を使った丈夫な帆布を発明して海運業の発展に貢猷した廻船間屋の工楽」(苦楽)松右衛門(1743〜1812年)の墓(羽坂通)の計3件。

 日本遺産を目指す会では、昨年11月以降、地元の若者や外国人らを巻き込んだプロジェクトを発足させたほか、市などと連携し、認定後のPR活動に取り組みたい考えだ。同会の高田誠司・実行委員長(68歳)は「ハイカラな神戸のイメージとはひと味違う、古い町並みや歴史遺産で観光客を呼び込みたい」と意気込んでいる。





(2018/05/09) 今日から芦屋オープンガーデン

 市民や事業所などが丹精込めて手入れした庭を見学できる「芦屋オープンガーデン2018」(後期)が9日から、芦屋市内113か所で始まる。

 芦屋市では2004年1月に庭園都市宣言をし、花や緑に囲まれたまちづくりに取り組んでいる。オープンガーデンはこの一環で、13回目の今回は初めて、市民の要望により花の咲く時期に合わせて4月と5月の前後期での開催とした。

 全期間を通じた参加数は遇去最多の133か所で、昨年度より6か所増えた。最も多いのは自治会などコミュニティー参加の57か所。次いで事業所32か所、学校園27か所、個人17か所となっている。

 初めて参加する呉川町の主婦Kさん(62歳)の自宅庭では、イングリッシュローズやオールドローズなど25種類のバラを栽培。約15年前から少しずつ種類を増やし、農薬を一切便わず育てている。ピンク色が美しい大輪系の「ピエール・ド・ロンサール」などつるバラが中心。バラを引き立てるため、他の植栽はわすれな草やラベンダーといった青や紫、白色を基調とする庭造りを心がけている」という。

 Kさんは「年々、花が大きくなっている。きれいに咲いた花を見ると癒やされます」と話している。

 オーブンガーデンは13日午前まで。市はパンフレットを作成。参加会場のスタンプ20か所以上を集めた人には同日午後1時から、市総合公園(陽光町)で整理券を配り、先着700人に記念品の花鉢を贈る。

 詳しい問い合わせは市公園緑地課(TEL 0797-38-2065)まで。








(2018/05/08) 土器に見る弥生の美 全国から169点 篠山・陶芸美術館で27日まで

 篠山市今田町上立杭の兵庫陶芸美術館で、特別展「弥生の美−土器に宿る造形と意匠」が開かれている。1884(明治17)年、向ケ岡貝塚(東京都文京区)から出土した弥生式土器第1号(高さ22.3センチ)など、全国各地の遺跡から出土した重要文化財31点など、北海道から佐賀県までの169点を紹介している。27日まで。

 同館での原始の焼きもの展は、2008年の縄文展に続いて2回目。形状の変遷、色彩、弥生人の心象、現代人の弥生に向けたまなざしなど、六つのゾーンに分かれて展示する。躍動的な縄文式土器とは対照的に、シンプルな造形の弥生式土器は、機能性を満たすデザインが特徴で、用途や地域によって特色が異なるなど、当時の生活を読み解くかぎとして注目されてきた。

 同館は「考古博物館とは違う焼きものの源流や美しさを探る、美術館らしい展示に心がけた」と来館を呼び掛けている。

 月曜休館。詳しい問い合わせは兵庫陶芸美術館(TEL 079-597-3961)まで。





(2018/05/04) ちびっこ相撲 参加者を募集 12日芦屋神社で

 芦屋市青年会議所は12日、芦屋市東芦屋町の芦屋神社で「芦屋ちびっこ奉納相撲大会」を初めて開く。心身の鍛錬を通して思いやりの心を育みながら、地域への愛着を深めてもらおうと企画し、参加者を募集している。

 境内に特設土俵を設けて開催。対象は小学生で、「1・2年の部」「3・4年の部」「5・6年の部」に分かれ、トーナメント戦を行う。優勝者3人は終了後、拝殿前で土俵入りを披露する。

 大相撲では「土俵上の女人禁制」が議論を呼んでいるが、女児が土俵に上がることも歓迎という。

 定員は各部10人(応募者多数の場合は抽選)。参加費は同市内の自治会子ども会加入者は無料。市外など未加入者は保険代300円。体操服や保険証、飲み物、保護者同意書を持参」。雨天の時は屋内で開催する。

 締め切りは7日。氏名、生年月日、学校名、学年、連絡先などを記入し、同会議所にファクス(TEL 0797-22-6946)で申し込む。詳しい問い合わせは同会議所(TEL 0797-32-0522)か、担当者(TEL 090-
9885-8799)まで。





(2018/05/03) 兵庫県教委がロシア・ハバロフスク訪問中高生募る

 兵庫県教委は、県と姉妹提携を結ぶロシアのハバロフスク地方を夏休みに訪れ、現地の少年少女と交流する中学・高校生を募集している。同地方は、オホーツク海などに面するロシア極東に位置し、ロシア国内最長のアムール川が流れる。滞在中は、現地の子どもたちと一緒に大自然の中で環境問題を考える。

 日程は7月31日〜8月7日で、参加費は16万8000円。定員は県内在住かつ在学の中学1年〜高校1年の12人。応募多数の場合は書類選考する。

 希望者は、事前研修会を行う県立嬉野台生涯教育センター(加東市)のホームページから所定の参加申込書に志望動機を記入し、5月28日必着で同センターへ郵送する。詳しい問い合わせは同センター(TEL 0795-44-0712)まで。

 なお、同センターの参加申込書は下記のURLにあるのでダウンロード出来る。


 http://www.hyogo-ikigai.jp/ureshino-bo/H30habaroHP.pdf



 
(2018/05/02) 血圧下げるワクチン治験始まる 効果一定期間続く

 日本で開発された血圧を下げるワクチンの臨床試験(治験)が先月、オーストラリアで始まった。1度の注射で効果が一定期間続くもので、大阪大学発の医療ベンチャー企業「アンジェス」(本杜・大阪府茨木市)が初めて開発し、2020年代前半の実用化を目指している。

 高血圧は脳梗塞や心筋梗塞の原因となり、日本でも約4300万人の患者がいる。治療は毎日の服薬が中心だが、飲み忘れなどで血圧を目標直まで下げられない患者も多い。ワクチンなら血圧管理の中断を防ぎやすい利点がある。

 ワクチンは血圧を上げる「アンジオテンシンU」という物質に対する抗体を作り、この物質の働きを抑える。遺伝子に働きかけて体内に抗体を作るDNAワクチンという新タイプ。同大学の寄付講座教授で、医師の森下竜一氏と中神啓徳氏らのグルーブが開発した。

 治験の対象は、成人の高血圧患者24人。ワクチンの量が多いグループと少ないグループ、プラセボ(偽薬)のグループに分け、1年間、経過観察して安全性や効果を比較する。

 森下氏は「オーストラリアでの治験がうまくいけば、日本を含めた各国で数百人規模に拡大した治験に進みたい」としている。