2018年1月号

ここでは、芦屋市民の生活圏ともいえる阪神間の地域情報及び一般社会生活に於ける
各種情報もを盛り込んでいます。
    

 更新日  あしや瓦版
2018/01/16  浜風の家 最終イベント
2018/01/13  教訓を後輩警察官へ 全壊した兵庫署OBが講演
2018/01/12  福男、今年は全て県勢 西宮神社 
2018/01/07  昨年の県内交通事故死161人 全国ワースト4位 
2018/01/05  祝・貴景勝三役に昇進 市役所などで横断幕 
2018/01/02  香住が全国ドラマの舞台に! 5日放送開始








(2018/01/16) 浜風の家 最終イベント

 さようなら、浜風の家。阪神・淡路大震災の遺児や被災児童を勇気づけようと、作家の藤本義一さんらが開館に尽力した児童館「浜風の家」(芦屋市)。14日に行われた最後の催しで、駆け付けたかつての利用者らが名残を惜しんだ。」

 冒頭、約200人の参加者は震災犠牲者に黙とう。来賓あいさつで元施設長の奥尾英昭さん(78歳、尼崎市在住)は、遊びを通して心の傷を癒やした子どもたちを振り返り、「生命カを感感じた。子どもが自由に遊べる環境や条件をつくるのが大人の役目」と話した。

 催しは、子どもたちのダンスや餅つきなど盛りだくさんの内容。落書き会もあり、海に面したデッキ周辺に「本気でざぶとん投げできるのは浜家だけ!」「今までありがとう」などと感謝の言葉を次々つづった。

 母から2代で利用した芦屋市の伊飼真結ちゃん(6歳)は「友達と遊んだ場所がなくなるのは嫌だな」。運営法人の古賀裕史理事(65歳)は「藤本先生がいれば率先して落書きをしたはず。喜んでいると思う」としのんだ。

 藤本さんの妻で理事長の統紀子さん(82歳)も「ここは彼が命と引き換えに残したもの。『守り切れなかったけど、頑張ったよ』と仏壇に話した」と涙ぐんだ。

 この日、古賀理事の妻、和久世さん(65歳)は女声コーラスに合わせて震災後の歩みを朗読。「藤本さんが残した『生きてることがはなまるや』の言葉を胸に刻み、命を紡いでいかなければ」と語りかけた。

 その朗読の中で触れたのは西宮市で被災し、現在はドイツ在住の寺下奈々さん(35歳)の思い出。震災4年後の開館当日、朗読劇でピアノを弾いた時は高校生だった。寺下さんは新聞社の取材に、「私と震災、そして音楽をつないでくれた場所。震災の記憶と向き合い、歩むきっかけをくれた」と惜しんだ。

 兵庫県からの土地の貸与期限は3月末。建物は解体予定だっだが、県はこの日、建物付きでの土地売却の公募を検討していることを明らかにした。応募がなく、建物がなくなっても、中庭にあるシンボルのクスノキは県と芦屋市で市有地に移すことも考えるという。




(2018/01/13) 教訓を後輩警察官へ 全壊した兵庫署OBが講演

 阪神・淡路大震災当時、兵庫署地域2課長として救助活動にあたった県警OBの中瀬喜弘さん(62歳)が11日、芦屋市朝日ケ丘町の警察学校で、初任科生ら約400人に当時の体験などを語った。震災後に採用された警察官の割合が約7割にのぼる中、災害への危機意識を高めてもらおうと企画された。

 震災当日、中瀬さんは3畳ほどの署内の部屋で仮眠中、左右の壁に体をぶつけるほど激しい揺れに襲われた。署は全壊。署員10人が生き埋めになり、1人が亡くなった。そんな中、中瀬さんは住民の救助や遺体の安置、留置場の容疑者の移動などを指揮したという。

 中瀬さんは、鍵がかかった警察車両の窓を割り、中の無線で県警本部に署の被害状況を伝えた署員がいたエピソードを紹介。「今ここで地震が起きたらどうするのか。指示されたこと以外に何ができるのか。それを常に考えて行動してほしい」と呼びかけた。



(2018/01/12) 福男、今年は全て県勢 西宮神社

 約5000人が参加し、10日早朝に西宮神社(西宮市社家町)で行われた恒例の「開門神事 福男選び」。上位3人までの「福男」は▽「一番福」が尼崎市立尼崎高校3年の佐藤玄主(くろす)さん(18歳、芦屋市在住)▽「二番福」が明石市立明石商業高校3年の竹内紘生さん(18歳、明石市在住)▽「三番福」が川西市消防本部の消防士、渡部涼さん(25歳、川西市在住)と、今年はいずれも県内の参加者が選ばれた。

 「一番福」の佐藤さんは中学2年から毎年参加し、5回目で初めて福男に選ばれた。陸上部の短距離選手で、専門の200メートルは高校2年の時に自己ベスト21秒66で県大会優勝。昨年は主将で10月に引退、「ブランクがあったので緊張した」と振り返るが、表大門から本殿までの距離は約230メートル。走り慣れたトラックを疾走するようにぶっちぎりで駆け抜け、「部活の顧問の先生に感謝の気持ちを伝えたい」と笑顔で話した。

 友人と前日の夜8時から並んだという「二番福」の竹内さんは、昨夏の全国高校野球選手権兵庫大会の決勝戦で敗れた明石商野球部の6番・右翼手。あと一歩甲子園に届かなかったが、春から大学で野球に打ち込むといい、「1年のうちから活躍できるようにしたい」と抱負を語った。

 「三番福」の渡部さんは、昨年の二番福に続き、2年連続の福男。昨年12月に結婚したこともあり、「妻や周りの人に福を分け与えられる1年にしたい」と話した。

 西宮神社では9〜11日に「十日えびす」が開催されており、福男選びは本えびすに当たる1月10日の恒例行事。東日本大震災後、場所割り抽選で先頭と第2集団になった約260人は被災地を応援する思いを込めた黄色い手袋を着用して走っている。




(2018/01/07) 昨年の県内交通事故死161人 全国ワースト4位

 昨年1年間に兵庫県内で起きた交通事故の死者数は161人(前年比9人増)で、都道府県別でワースト4位だった。死者のうち65歳以上の高齢者が86人で、半数以上を占めた。

 県警によると、死者数は統計を取り始めた1947年以降では、2016年の152人に次いで2番目に少なかった。ただ、全国的に死者数が減るなか、都道府県別では愛知、埼玉、東京に次いで4番目に多く、大阪や千葉を上回った。

 死者の内訳は次の通り。
  歩行者    53人
  自動車    48人
  オートバイ  27人
  自転車    22人
  原付きバイク 11人。

 車に乗っていて亡くなった48人のうち、約4割にあたる20人がシートベルトを着用していなかった。うち15人はシートベルトをしていれば助かった可能性が高いと県警はみている。

 飲酒運転による事故では14人が死亡し、前年の7人から倍増した。交通企画課の担当者は「飲酒をはじめ、悪質で危険な運転による事故が相次いだことが増加原因の一つ。違反の取り締まりを強化していく」と話す。




(2018/01/05) 祝・貴景勝三役に昇進 市役所などで横断幕

 芦屋市は、同市出身の貴景勝関(21歳)が小結に昇進したことを祝って、市役所など6カ所に横断幕を掲げた。横4.7メートル、縦0.7メートルで、「芦屋市出身貴景勝関三役昇進おめでとう!」と書かれている。

 貴景勝関は昨年11月の九州場所で殊勲賞を受賞。2014年秋場所の初土俵から僅か約3年での新三役昇進となった。
山中健市長は「21歳の若さでの昇進は、日々精進された成果。これからも活躍を期待し、応援したい」などのコメントを出した。






(2018/01/02) 香住が全国ドラマの舞台に! 5日放送開始

 兵庫県の香住が全国ドラマに! NHK総合で来年1月5日から放送が始まるドラマ「女子的生活」(毎週金曜午後10時、全4回)の舞台の一つとして、香美町香住区のJR香住駅周辺などが登場する。19日放送予定の第3回では、主人公の出身地として、架空の町ではなくそのまま「香住」の名で映るという。地元住民にとっては、感動もひとしおの作品になりそうだ。

 「見た目は女性だが、性別は男性で、恋愛対象は女性」という複雑なトランスジェンダーの物語。主演は人気急上昇中の若手俳優志尊淳さんで、劇団EXILEの町田啓太さんや、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の玉井詩織さんら、若者にはおなじみの顔ぶれがそろう。原作は坂木司さんの同名小説。

 ロケ誘致の功労者は、香美町役場神戸営業所の北村浩史さん(43歳)だ。以前から「ひょうごロケ支援Net」(神戸市)に「ドラマや映画の撮影があれば香美町で」と熱心に働き掛けていたところ、今回、NHK大阪放送局が制作する「女子的生活」のロケ地としてついに白羽の矢が立った。

 香住での撮影は、11月27〜30日にあった。里帰りした主人公が香住駅に降り立つシーンや、駅前の喫茶店で、本田博太郎さん演じる父と話す重要な場面などを撮影。香住区一日市での撮影では、香住小学校の児童4人がエキストラとして出演しているという。

 ロケは地元の住民らも遠巻きに見学した。特に香住駅周辺では、女子中高生を中心に約150人が押し寄せ、黄色い歓声が。志尊さんも手を振ったり会釈したりして、にこやかに応じていたという。

 また北村さんによると、29日夜には、一日市区公民館で打ち上げがあり、出演者やスタッフに名物の香住ガニが振る舞われた。志尊さんたちは「香住に来られてよかった」と喜び、料理や住民との交流を楽しんだそうだ。

 北村さんは「見慣れた風景がたくさん出てくるので、特に香住の人たちは必見。放送をお楽しみに!」と、NHK以上に熱を入れてPRしている。