(2006年3月〜2007年9月)

2007/09/16 民主党小沢代表は二枚舌
2007/09/08 ちょっと待って! 芦屋市の「マナー条例」について
2006/03/24 ボブ・デ−ビッドソン審判に感謝しよう





(2007/09/16) 民主党小沢代表は二枚舌

 9月12日、安倍首相が突然、辞意を表明した。そしてその後、体調不良で緊急入院した。医師による診断では機能性胃腸障害と疲労とのこと。7月29日の参院選敗北と海上自衛隊がインド洋で他国艦船に行っている給油活動の継続に目途がたたないことなどが余程心痛を患わせたことであったろう。

 ところが、首相が辞意を表明した途端、民主党を初めとする野党や朝日新聞などは一斉に「無責任だ」と批判した。それまでは「辞めろ辞めろ」の大合唱にもかかわらず辞意を表明したら無責任呼ばわりをするのは全く筋が通らないではないか。そのうえ、昨今の民主党と朝日新聞のはしゃぎようは大人げないと言えるほど異常である。

 特に朝日新聞は安倍内閣発足時から反安倍ムードの醸成に怠りなく何かにつけてヤクザまがいのこじつけ論で攻撃し、あたかも反政府運動をしているように見受けられた。これが公正であるべき新聞社のすることであろうか。いつの間に民主党の広報紙に成り下がったのか。

 それに民主党も朝日新聞も一国の政治のために健康を損ない倒れた首相になお鞭打つような言論を吐くのは聞くに堪えない思いがする。特に小沢代表の物言いはいくら激烈な駆け引きの世界である政界とはいえあまりにも非人間的で、あれでは単なる野獣である。

 政治とはいえ、それを行うのは人間である。野獣のような政治家に一般国民のための政治ができるはずがない。民主党はよく「庶民のための暖かい政治を」と叫ぶがこの有様では仮に政権をとったところで庶民にとっては過酷な政治しか出来ないのは火を見るよりも明らか。

 安倍首相は民主党や朝日新聞がわめくほど無能な政治家だったのだろうか? 昨年9月26日の安倍内閣発足以来、安倍首相は外交では就任早々、中国を訪問し、小泉政権の下で冷え込んでいた日中関係を改善し、教育基本法を制定以来初めて改正し、憲法改正の手続きを定めた国民投票法を成立させた。これだけでも歴代内閣に比べて立派な業績を上げているではないか。わずか1年足らずの間にこれ以上何が出来るというのだ。

 さらに、海上自衛隊がインド洋で他国艦船に行っている給油活動のことであるが、民主党はこれに全面的に反対を唱えている。しかし、これは後継首相に誰がなろうと、必ず、継続しなければならない「国際公約」である。公約とあらばこれは条約と同じ意味を持つ。政権が変わったからと言ってこの活動からの撤退は重大な国際不信を呼ぶ。民主党は「アメリカ追随」と言うが、これは2国間どころか、40か国以上も参加する「テロとの戦い」の支援という国際公約である。そのうえ、活動の場は日本への極めて重要なシーレーンである。日本のためである。

 それに、小沢代表は、今日と同じような1990年の衆参ねじれ現象の国会の下、当時は自民党幹事長であったが、「政府間で合意した対外公約を『国会で野党の反対にあってできませんでした』では、国際社会で通用しない」と発言している。いくら所属政党が変わったとは言え、この整合性をどうするのか。自らの政治思想や信条は党利党略次第で軽く吹っ飛んでしまうのであろう。こんな尻軽な政治家は国会に居てほしくない。

 かつて韓国の金大中大統領が来日した際に日本が改めて植民地時代の謝罪をしたことに対し、同大統領はこれに満足し、「我が国は今後再び日本に謝罪を求めることはしない」と公約した。にもかかわらず大統領が変わったとたんに「日本はまだ謝罪が足りない」と言いだし、日本国民の大きな怒りと不信を買い、それは今もなお続いている。日本は絶対にこんな国と同じになってほしくない。



(2007/09/08) ちょっと待って! 芦屋市の「マナー条例」について

 芦屋市はJR芦屋駅周辺での喫煙を禁じた「マナー条例」に基づき今月1日から違反者への過料徴収を始めたが、去る3日、歩きたばこをしていた西宮市の男性から過料2,000円を徴収した。過料徴収はこのケースが初めてであった。

 「マナー条例」はJR芦屋駅周辺の約69,000平方メートルで、灰皿のある6カ所以外での喫煙を禁じている。同条例は今年6月に施行され、3ヶ月間の周知期間を経て、今月1日から違反者から過料を徴収できるようになったものである。

 しかし、この男性、さぞかし割り切れない思いがしたであろう。「マナー条例」は芦屋市民であれば市の広報紙などで広く周知されているので特に問題はないが、市外の住民の場合は関知するものではない筈。そこを突然、「罰金を払え」と言われては戸惑うなという方が無理ではないだろうか。

 これが逆に我々芦屋市民が他の市の駅前などで、ちょっと一服とした途端にこんなことを言われたら私ならずとも「なんでやねん。俺は聞いてないぜ」と言いたくなるもの。

 条例を執行する側にすれば、「知らないで済む話しではない」ということなのであろうが、では、全国にある1804(本日現在)の市町村すべての条例を調べて記憶せよと言われても無理な話である。

 私も個人的には禁煙派であり、この条例には反対ではないが、執行する上で画一的に行うと前記のような矛盾が生じるので如何なものだろうか。また、実務に携わる市の職員の負担も相当なものがあると推察する。

 大体、事柄の性質上、このような規制は地方自治体の条例で決めることではなく、国の法律として例えば「喫煙設備のある場所以外での喫煙は禁ずる」という具合にすべきであろう。
 
 しかし、今すぐにそれは無理だとすればせめて対象者はその自治体の市民に限り、他市の市民であることを申し出た人には身分を明かすものを提示していただいた上で注意するに留めるべきではないだろうか。それだけでも条例の効果はかなりあると思う。また、芦屋市を訊ねて来てくださった方に市としてそれくらいの懐の深さがあって然るべきではないか。



(2006/03/24) ボブ・デ−ビッドソン審判に感謝しよう

 国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が終わった。日本は準決勝、決勝とも圧勝し、見事に世界一になった。しかし、この大会は何ともうさんくさい大会ではあった。この大会は米大リーグ機構と選手会が主催したものだが、その運営方法には大いに問題があった。

 まず、2次リーグの日本対アメリカ戦での疑惑の判定。3対3の8回1死満塁、岩村のレフトフライで3塁走者西岡がタッチアップし生還した。ところがアメリカのマルティネス監督が離塁が早いとボブ・デ−ビッドソン主審に抗議し、判定が覆った。しかし、あの時、3塁べースに最も近くにいた2塁塁審はセーフと判定した。同時に主審はタッチアップを確認する位置に居なかったため判定が出来なかったのである。にもかかわらずアメリカチームの監督に抗議されて「アウト!」を宣告した。まるでアメリカチームの言いなりである。

 これで試合の流れは変わってしまい、結局9回の裏にサヨナラ負けを喫し、準決勝への望みが殆ど絶たれてしまった。もし、あの誤審(敢えて恣意的と言うが)がなければ9回は押さえの切り札大塚を出し、勝利した可能性は極めて大である。

 しかし、このボブ・デビッドソン審判が日本チームに素晴らしいプレゼントをしてくれたのである。

 と言うのは、その後1勝1敗のアメリカはメキシコと対戦した。メキシコは既に2敗しており、失点も多く、準決勝進出の可能性はなかった。メキシコチームは対アメリカ戦の前日にはユニフォーム姿で全員デイズニーランドで大いに遊んでいたのである。如何にも陽気なメキシカンらしいではないか。つまり翌日の米国戦には勝負はどうでもよかったのである。

 ところがその試合でとんでもないことが起こった。3回、メキシコ先頭のバレンズエラの打球は右翼への大飛球。ボールはグラウンドにはね返って、判定は二塁打となった。しかし打球は右翼ポールを直撃してはねかえっており、明らかなホームラン。メキシコは激しく抗議したが、受け入れられなかった。ボールには右翼ポールの塗料がしっかりと付着していたにもかかわらず。

 このあまりにもあからさまなアメリカひいきの判定にそれまでそれほど勝負に固執してなかったメキシコチームは俄然怒った。スタンドの大勢のメキシコ人ファンも騒然となり異常な雰囲気に。そしてなんと大リーグの一線級選手を揃えたアメリカに勝ってしまったのである。判定を降した一塁塁審は日本戦で「走者の離塁が早かった」として勝ち越し点を認めなかったボブ・デービッドソン審判員。

 この結果、失点率でわずか0.01ポイントの差で日本がアメリカをしのぎ、奇跡的な準決勝進出を果たした。あの愛すべきボブ・デービッドソン審判がメキシコを怒らせなければ果たせなかった夢だ。彼とメキシコチームに甚大なる感謝をしよう。できればドブに捨てるような今年の中国へのODA援助はすべてメキシコに振り向けたいくらいだ。

 そして準決勝では日本は韓国を6対0で粉砕。決勝へ進み、キューバと対戦、これまた10対6で圧勝! 見事世界一になった。こんな嬉しいことはない。もう一度彼とメキシコチームに感謝。

 しかし、今回のWBCは、組み合わせといい審判の選び方といい、アメリカのアメリカのための大会を露骨に演出。それでいて準決勝にすら進めなかったのだから彼らは世界中に恥をかいたようなもの。一極大国主義を野球の世界にまで持ち込もうとしたアメリカの文化帝国主義ともいうべき側面が表れてましたねえ。

 ところで、準決勝で日本に敗れた挙げ句、日本が輝かしい優勝を遂げたのが面白くないのか韓国野球委員会(KBO)の辛相佑総裁は、10月以降に日本で再度、日韓戦を行いたいと言い出した。その上で辛総裁はWBCで日本が優勝したことについて「実質的には日本は1勝2敗で韓国に負けたことを日本もよく分かっている」と言う。

 はいはい、よくわかってますよ。しかし、日本が負けた2試合はいずれも1点差の惜敗。しかし、準決勝では韓国は日本に0対6と完膚無きまでに叩きのめされたこともわかってるのでしょうな。仮に再度、日韓戦をやっても返り討ちに会うのが関の山。往生際が悪い。やめときなはれ。