税務職員を装った「振り込め詐欺」にご注意!
(2006/11/22)

 今朝の10時過ぎに電話が鳴りましたので、受話器をとると、「東京国税局の者ですがご主人様はいらっしゃいますか?」と言う。 なに? 芦屋の住人の私に何で東京国税局から? 何の用で? ハテ、私が何か脱税でもしたのかな? まったく身に覚えのないことだけど。 

 ところが先方の言うのには、「当局のミスであなたから所得税を27,070円多く納めて貰っているのがわかった。ついては還付したいので取りにきてもらうか、ATMで受け取り操作をしてくれれば返金できる」とのこと。

 ここでピンと来ましたね。これがいま世間で言われている振り込め詐欺や。そんなことで騙されるMATやと思ってるのか。 第一、自慢じゃないが定年退職後、芦屋市貧乏人ランキングブッチギリナンバーワンとなったこのMAT、この10年というもの1銭も所得税は納めたことなし。なのに返ってくるわけがない。

 そこでちょっとからかってやれと思い、「こちらの管轄税務署から言ってくるならわかるが、なぜわざわざ東京国税局から知らせてくるのか?」と言うと、「税金の還付はこちらで一括管理しているので」なんて白々しいことを言ってましたね。

「それなら取りに行くかATMで手続きするかを改めてこちらから連絡するのでそちらの電話番号と所在地とあなたの名前を教えてくれ」と言うと、「市外局番東京の電話番号、所在地は東京都渋谷区神泉町 東京国税局返却係り、名前は金村」と言う。

 ちなみにインターネットで東京国税局のホームページを見ると所在地も電話番号も似ても似つかぬもの。聞くところによると渋谷区神泉町なんてホテル街のど真ん中だそうですね。

 一応念のため、芦屋税務署に電話してこの経緯を言うとやはり「それは振り込め詐欺に間違いなし。無視して下さい。仮に個人の所得税を還付する場合は税務署から連絡するが国税局から連絡することはあり得ない。またATMを使うことも絶対ない」とのこと。

 東京と言えば遠隔地になるので取りにこられることはなく、ATMでということになるのがミソで、ATMの前まで行かせ、そこから携帯電話で先方と連絡を取り合って機械を操作させ、受け取る筈が知らない間に逆に振り込んでしまうというパターンのようです。ATMについてよく知っている人であれば、「これはおかしい」と気付くのでしょうが、普段あまりATMの操作に慣れていない高齢者の中には言われるがままに機械を操作して知らないうちに自分の口座から引き落とされて振り込んでしまうという仕組みになってるようです。 皆様、呉々もご注意下さい。

 なお、念のため、一応芦屋警察署にこの経緯を報告しておきました。また、国税庁では下記のホームページで振り込め詐欺について警告を発しています。

    http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/topics/attention.htm

    
追記:
12月12日の朝刊にこのような記事が出ていました。犯人にすれば千人に一人でもひっかかれば大成功というところなのでしょうね。

2006/12/12 神戸新聞記事