基本的なキー割り当て
ごくごく基本的なキーの割り当てです。Windows 標準の機能との対比するイメージでまとめてみました。
なぜこれがないんだ、とかはご勘弁を(^^;
カーソル移動系
移動単位 | 機能 | キー割り当て |
文字単位 | → | C-f |
* | ← | C-b |
単語単位 | 戻る | M-b |
* | 進む | M-f |
行単位 | 行頭へ | C-a |
* | 行末へ | C-e |
* | 前の行へ | C-p |
* | 次の行へ | C-n |
画面単位 | 一画面進む | C-v |
* | 一画面戻る | M-v |
ファイル単位 | ファイルの先頭へ | M-< |
* | ファイルの末尾へ | M-> |
消去(キルリング=クリップボードには入らない)と削除(キルリング=クリップボードに入る)
機能 | キー割り当て |
前の一文字を消去 | DEL (*) |
カーソル位置の一文字を消去 | C-d |
行の中でカーソルより後を全て削除 | C-k |
ファイル系
機能 | キー割り当て |
新規作成 | C-x C-f で新規のファイル名をいれる。 |
開く | C-x C-f (ここでディレクトリを指定すると dired が開く) |
上書き保存 | C-x C-s |
名前を付けて保存 | C-x C-w |
終了 | C-x C-c |
最小化 | C-z |
編集系
機能 | キー割り当て |
元に戻す | C-x u または C-_ |
切り取り | C-w |
コピー | M-w |
貼り付け | C-y |
全て選択 | C-x h |
検索(順方向逐次) | C-s |
検索(逆方向逐次) | C-r |
単語検索 | C-s s (または r) |
置換 | M-% |
置換(正規表現) | C-M-% |
範囲選択:マークを C-@まはた C-spc でつけると、マーク位置とカーソル位置の間が選択範囲(リージョン)となる。
ヘルプ系(C-h (*))
機能 | キー割り当て |
コマンドのリスト | a |
現在のキー割り当て表 | b |
次にキーを押したら、その場合実行されるコマンド | c |
lisp 関数の説明 | f |
info | i |
次にキーを押したら、その場合実行されるコマンドとその解説 | k |
入力した最新の 100 文字 | l |
現在のメジャーモードの情報 | m |
Emacsの修正に関するドキュメント | n |
トピック予約語からパッケージを見つける | p |
構文テーブルの現在の内容と説明 | s |
チュートリアル(英語版) | t |
チュートリアル(日本語版) | T |
lisp 変数のドキュメンテーション | v |
infoに入って調べたい Emacs 関数について書いてあるところを表示 | C-f |
infoに入って調べたいキーシークエンスについて書いてあるところを表示 | C-k |
GNU Emacs の複製制約条件表示 | C-c |
新バージョン入手に関する情報 | C-d |
GNU プロジェクトに関する情報 | C-p |
ウインドウ
機能 | キー割り当て |
新しいウインドウで開く(別の Emacs ウインドウ;Emacs 的に言うとフレーム) | C-x 5 C-f |
現在のウインドウを分割して開く(Emacs 的には新しいウインドウ) | C-x 4 C-f |
複数のウインドウを開いているときの操作
機能 | キー割り当て |
アクティブウインドウを変える | C-x o |
アクティブウインドウ以外は消す | C-x 1 |
アクティブウインドウを消す | C-x 0 |
バッファ操作
機能 | キー割り当て |
バッファを消す | C-x k |
バッファの切り替え | C-x b |
バッファリストの表示 | C-x C-b |
その他
機能 | キー割り当て |
コマンドを直接呼び出す | M-x |
* : 標準通りに C-h をヘルプに割り当ててある人は多くない。私も含めた多数は「前の一文字を消す、(普通 Windows だと BS に相当する)」を割り当ててある。ヘルプは F1 と M-? に割り当ててある。(さらに私は DEL には Windows 標準通りに「カーソル位置を消す」にしている。)
YOSHIZAWA Masahiro <manbou@ceres.dti.ne.jp>