「ぎゃぎゃぎゃ」とすさまじいばかりに泣き叫んで飛んで篭に戻ってきて
片足から血を流しています!
・・・飼い主の不注意から骨折させてしまいました・・・
お気に入りになるくらいにいつも扇風機にとまって遊んでいたのに・・
その日だけにかぎって・・・
夏のある日、いつものとおり篭から出してあげて遊んでいたら
いつもどうりにお気に入りの扇風機の方へとんでいって・・・・
でもそんな生活も長くは続かず・・・・
はじめて飼った小鳥だったのでなにもかもわからないことばかり・・・・
それでもちびのちぃーちゃんと名前を付けて、めいっぱいかわいがっていたら
そんなことがわかるのか、なかなか至らぬ飼い主にもちゃんと懐いてくれて・・
とりと暮らす幸せをかみしめてました。
ことりは小さい頃から大好きで・・でもなかなか飼う決心もつかなかったのですが
とうとう引っ越しを良い機会にセキセイインコの若鳥(さし餌で育てられて大きくなった子)
を飼うことにしました。
ちーちゃん
ちーちゃん
次の日動物のお医者さんに連れて行ってエリザベスカラーをつけ
骨折部分を動かせないように固定してもらい2週間で治ったのですが
結局、片足は神経が切れてしまったらしく動かなくなってしまいました・・
それからじわりじわりと弱っていったのか、それまで医者知らずだったにも
関わらず、病弱になり、風邪をよく引き病院にしょっちゅう行っていました。
しかしそれから3ヶ月ばかりたったある冬の日、とうとう天国へ
と飛び立っていってしまいました・・・・
その日、人ってこんなに泣けるのか・・と思うぐらいに泣きました。
大人になってからはじめて・・・・
結局、半年ぐらいしか一緒に暮らせなかったけど、たくさんの思い出を
抱えきれないほどくれた子でした。
今は空の上で自由に飛び回っているのを祈りつつ・・・
後日談

結局、福岡で今住んでるところは集合住宅なので埋めてやれる場所がなくて
実家に埋めて、墓石代わりに石をおいておいたのですが・・・・
ある日、実家の母親がやっている駄菓子屋?に母親が朝行くと、
いきなり鳥が(よく見えなかったそうだが・・)飛び込んできて
ひとしきり店の中を飛び回ってから出ていったそうです。
で、そんなこと店を受け継いでからというもの、はじめてだったそうで
変わったこともあるものだなと思っていて、家に帰ったら・・・・・

祖母がその日、朝洗濯物を干すときにじゃまだからといって
私が墓石代わりにおいておいた石を勝手にどかしていたそうです。

墓石をちゃんと戻してくれと、頼みにきたのでしょうか・・・・
何とも、不思議な話な話し・・・・