☆ロマサガ3商科大学〜トレードで大商人を目指せ!


 トレードは、全ての主人公でチャレンジ可能な商会経営、いわば事業育成型シミュレーション・ミニゲームといえます。設備投資などのコマンドはありませんが、相手の出方をうかがいながら自社の資産を増やしていく、という流れを楽しめます。
 ここでは、大商人にのし上がっていくため、知っていると得になりそうなポイントを解説しておきます。

【丁稚の部屋】−商戦に身を投じる−

 このセクションでは、念のため商売の基礎知識をおさらいしてみましょう。ゲームの基本ルールやシステムなど、知らなかったり、忘れていたってことが、意外とあるかもしれませんので。

 もちろん、まずはフルブライトから、会社経営の依頼を受けることが先決です。ピドナでゴン救出に成功したら、トーマスを連れてはとこの家に戻ってみましょう。告げられた来客こそが、フルブライト23世。彼の申し出を素直に了承してください。

 トレードは最大3回、トライが可能です。ピドナで受ける1stでは総資産1億オーラムの達成、ウィルミントンで頼まれる2ndではドフォーレ商会を叩く、そして3rdではアビスリーグを殲滅する、とそれぞれ目標が設定されており、各目的を達成すれば一旦クリア、終了します。
 途中でやめるにはフルブライトに申し出るか、メニューの「同盟など」画面でギブアップを選び、「商人の道をあきらめるんですか?」の質問に「はい」と答えればいいのですが…投げ出すと破産と同様、再挑戦も、先のステップに進むことも、できなくなります。
 安易にリタイアする前に、よく考えてくださいね。

 プレイの基本は、物件買収行動です。買収は、各町ごとに存在するエージェントに話しかけることで行なえます。一応、以下に所在一覧をあげておきます。

バンガード パブ一番下の席に座っている男性。
…「マスターはイルカ嫌い」と教えてくれる。
ヤーマス 港の手前の家の起きている女性。
…ロビンの熱狂的ファンのようで。
ウィルミントン 橋の上を歩いている少女。
…「意外なところに…」って、ホントにそのとおり。
モウゼス 北側の倉庫の中の男性。
…「町の人間は大迷惑」しているらしい。
グレートアーチ 浜辺一番右で日光浴している女性。
…話ができるのはトレードの時だけ。
アケ 左上の小屋の中の女性。
…「生命のおおもとがあれば…」が決まり文句。
神王の塔 道の左側に立っている髭の男性。
…最初のうちは「いい商売させてもらって」いるようです。ローブを買える状態になると、ここでのトレードは不可能。
リブロフ 宿屋兼パブの2階、上側に座っている金髪の女性。
…「教団は宝をためこんでいる」と噂している。
ピドナ トーマスのはとこ。
…「ゆっくりしていってください」が普段のセリフ。
ファルス パブのマスター。
…「何か情報は?」と聞くと、エージェントに早変わり。
スタンレー 左下の一軒家に住む老人(じいさんの方)。
…いつも嫁に行った妹を心配している。
ランス 武器屋の中を歩いている男性。
…荷物運びの危険性を、力説。
ユーステルム 船着き場にいる男性。
…キドラントへの船に乗せてくれる。
キドラント 右上の家に住む老人(町長)。
…怪物退治を依頼してくることもある。
ツヴァイク 右上の家の中に座っている髭の男性。
…「ツヴァイクは世界一、ガハハ」が口ぐせ。
ポドールイ 北の大きな家に住む術士。
…普段は月の術法を売っている。
ミュルス 左方向、道具屋の裏あたりを歩いている女性。
…宿屋の上手な利用法を、教えてくれる。
ロアーヌ
(シノン含む)
パブの中を歩いている女性。
…仲間の入れ替え方法を、教えてくれる。

 買収バトルを終えると1期が終了、収支が総資金に加算され、トレードゲーム中の時間が先に進みます。まずプレイヤーが行動しなければ、トレードは先に進まないのです。
 とりあえず欲しい物件が見当たらなければ、他の町を探すとか、手を出すだけ出して金を出さずにあきらめるなど、なにかのアクションをしておくとよいでしょう。


【手代の部屋】−まず情報を制すること−

 エージェントに話しかけてメニュー画面を出したところで、自社に関するデータの見方について、説明していきましょう。己自身の状態を知ることから、勝負は始まります。ゲームの進行によりデータは刻々変わっていくので、こまめにチェックする習慣をつけましょう。

<<初期画面;>>

・現在までの経過決算期数(右上)
 現在までに経過したターン数。
 トレードは、プレイヤーが物件買収行動に出ることで進行する。成否に関らず買収が終了すると、決算。決算ごとに収支が総資金に加算され、決算期数が1期経過する。プレイヤーの商人としての経験・年期の目安になる。
・信用度ポイント(右上)
 プレイヤーの商人としての信用の高さ。一部かけひき技の習得にも関連する。
 トレードを進めたり、所有物件・グループを増やしていくと、このポイントが増大する。信用度ポイントの高さは、プレイヤーの腕の高さをあらわすともいえる。
・現在のトレードの目的(秘書の最初のセリフ)
 読んで字のとおりで、メニューを開いた直後のみ確認可能。
 この目的を達成すると、現在進行中のトレードモードは一旦終了する。
・自社名と本社所在地
 社名は主人公の名前+「カンパニー」、本社所在地はピドナで固定。
・総資産/順位
 「総資産」とは、所有している物件の合計資産額と、自社がため込んでいる資金額との合計である。
 総資産の額により、企業の順位がつけられる。この数値から、現在の自社の規模、力のほどを推し量ることが可能。
・総資金
 現在自社がため込んでいる資金額。
 買収モード中「自社資金を出す」コマンドで自由に使用可能。ただし買収時のエージェントへの手数料、かけひき技の費用もここから、出すことになる。決算ごとに、収支が加算されて増加するものの、使った分は当然減っていく。
・同盟資金/社数
 同盟関係を結んでいる企業があれば、買収モード中「同盟からの資金」コマンドで援助を求めることができる。その際出してもらえる金額の目安。
 同盟を結んだ相手がいないと、いずれもゼロ。
・次期収支予想
 次の決算で総資金に加算される、収支金額の予想。
 あくまで予想であり、決算時の実際の収入額は買収モードでの所有物件の増減や、使った手数料・かけひき費用の影響を受けることに注意。
・活動町数と所有物件数(合計)
 現在いくつの町に物件を所有しているか、全部でいくつの物件を持っているか。
 どれだけ多くの買収劇で勝利を納めてきたか、ここで振り返ることが可能。

 注目したいのは、やはり総資産・順位と総資金額ですが、次期収支予想も重要なファクターです。前者の2つは「今までどれだけ儲けたか」というだけですが、収支予想は「これからどれだけ儲かるか」という、明日への展望に関わるもの。商売は儲からなければダメ、ですからね。

 以上はメニュー初期画面で見ることができますが、もう少し突っ込んだ情報を知りたいのなら、「情報を見る」画面も開いてみましょう。

<<「情報を見る」画面>>

・所有物件
 現在所有している物件一覧と、その詳細。
 カーソルを合わせると秘書がその物件の所在地と、買収時に供出してくれる資金額の目安、および取扱品目を教えてくれる。リスト内では個々の資産額、次期収支予想がわかる。
 ☆のついている物件は、下で説明する「グループ」を構成している。
・グループ技
 所有物件によって現在までに結成された、グループの一覧。
 それぞれに、簡単な説明と買収時に要求できる資金額の目安、資金・生産面でのボーナスポイントを秘書より確認可能。下に構成物件の一覧が表示される。
・かけひき技
 現在覚えているかけひき技の一覧。
 技ごとにその効果と、使用時の費用を秘書が提示する。
・順位表
 全国企業の総資産による順位表。額も表示されている。
 各企業ごとに、簡単な解説と本社所在地、現在の所有物件数を秘書に教えてもらえる。自社および同盟企業には、白いマークがつく。
・町情報
 物件を所有している町の一覧。町別収入の高い順に並ぶ。
 秘書の簡単な解説の他、町ごとの残り物件数、人口、現在所有の物件数、信頼度、次期収支予想それぞれを確認できる。
・取扱品目表
 自社傘下の物件が取り扱う品目の一覧。簡単な説明がついている。
 品目ごとに全体的な生産力を確認できる。王冠マークは、その分野で現在世界第一人者であるということ。

 この中で大切なのはやはり順位表、そして「グループ技」「かけひき技」になるでしょう。順位表は見れば解るとして、これらふたつの技について少し、解説をしておきます。


『グループ技』

 物件にはそれぞれに、参加可能なグループが設定されています。
 買収バトル中、所有物件に対し「資金を要求」することで、グループ技をひらめかせることが可能になります。ひらめくと、「○○を知るもの来たれ!」のセリフが出、現在所有の参加可能な物件すべてから、通常の合計よりも高額の資金を供出してもらえます。
 同時にそれらの物件で、グループが構成され、直後から資金を「グループに要求」することができるようになります。まれに、1物件のみの構成でひらめくこともありますが、基本は同じです。

 グループに参加している物件には、それ単独にも資金・生産面のボーナスがつきます。グループ技には、高額の買収資金を一回で供出してもらえる他に、物件そのものを成長させる旨味もあるのです。
 一度結成されたグループは、構成物件がすべて失われても残ります。資金は要求できないものの、該当する物件を買い戻し・新規買収すれば、また参加してくれ、グループの機能が回復します。また後から買収し所有した物件が、それに参加できるものであれば、自動的にグループに加わります。
 構成物件が多ければ多いほど、資金・生産のボーナスポイントも増加します。

 グループは主に、生産・取扱品目によるもの、物件の所在地によるもの、その両方の要素を持つもので作られることが多いようです。同一の業種・地域の物件を多く持つことが、結成への第一歩。複数のグループにまたがって参加できる物件もあり、その場合は両方からボーナスを受ける優良物件になってくれます。


『かけひき技』

 かけひき技は、買収バトル中にゲージ移動その他を調整するための、重要な技です。
 こちらは、買収バトル終了後に「知識」として得ることになります。使えるようになるのは、次の買収から…ただし、使用するだけの資金があれば、の話ですが。

 技の知識を得るためには、さまざまな条件が設定されています。特定の物件を所有していることが必要なもの、商人としての信用度が一定値に達していないとダメなもの、果てはバトルに負けて初めて覚えられるものなど、その条件はさまざまです。うまくいくとバトル終了後に「○○の知識を得た」と表示されるので、メニューで効果・所要金額を確認しておきましょう。

 かけひき技には、買収ターゲットの物件に対するもの、ライバル会社に対するもの、そして自陣営に対するものなどがあります。その効果も、ゲージの移動速度を加・減速させるもの、一気にゲージを移動させるもの、双方のコマンド使用に関連するものなど様々。…中にはコマンド選択した後、タイムラグをおいて発動するものなどもあります。
 また、相手によって効果の大きいもの、まったく通用しないものなどもあります。このあたりは使って試していくしかないのですが…無駄なお金を使う必要はありませんから、効果のないかけひき技の使用は、極力避けるべきでしょう。


 いずれの技も、入手のためには買収バトルをこなしていく必要があるはず。次のセクションからは、買収の実際について説明していくことにします。


【番頭の部屋】−物件を見る目を磨く−

 では、いよいよ買収の本番です。まず、メニューの「物件買収」を開いてみてください。秘書に代って現在いる町のエージェントが登場し、買収可能な物件について、次のようなデータを教えてくれるはずです。

<<「物件買収」画面>>

・総資金(画面右上)
 現時点での総資金額。
 買収行動に出る時、この中からエージェントに所定の金額を支払うので、実際に買収で使える「自社資金」はこれより少なくなる。
・手数料(セリフ右下)
 買収行動に出る際、総資金からエージェントに支払う手数料。
 対象物件の相場価格の10%と決められており、金額は物件により変化する。
・買収可能な物件一覧(中段)
 現在の資産・信用度で買収可能な物件一覧。2ページ以上に渡る場合もある。
 当然、町により内容は変化する。他に、町固有の信用度が高まると新たに加わる物件もある。
・選択中の物件情報(下段)
 カーソルを合わせた物件の詳細情報。相場価格、予想収支、取扱品目と生産ポイントなど。
 品目のポイントにマイナスがつくものは、その分収支が伸びにくいことが考えられる。☆マークは、現在所有の物件とグループを組むことが可能、ということ。

 ここで買収したい物件を選び、選択するわけですが…最初は数が多くてつい、目移りしちゃいますね。ではここで、物件を選ぶポイントについて少し。


・何のために買収するのか

 物件には資産としての価値が設定されており、買収して所持物件が増えればその分、総資産額も増えます。一方、総資金はどうやって増えるかというと、決算時に現在所有している物件からの収支が、総資金に加算されるしくみです。つまり所持物件を増やすことには、資産と資金を両方増加させる効果があるのです。


・ほんとうに手に入れられるのか

 上から考えると、相場も高く収支も良好な、大型物件を手に入れたいところですが…初期のうちは、頼りの物件数もごく少数、資金もほんのわずかです。身の程しらずの勝負をかけて失敗、破産の憂き目は避けたいもの。
 最初はまず、現在の力で充分獲得できる程度の、中小物件を狙うようにしてください。相場価格が手頃で、収支が比較的良いものならなおさらグッド。充分買えるだけの資金力がついたら、高い物件の買収にも出てみましょう。


・所有することで得になることがあるか

 金額面でいくつかをピックアップできたら、次に右下の欄に注目してください。
 ここに☆マークのついている物件は、手持ちの物件とグループをつくることが可能なものです。これを買収する際には、仲間になる物件・グループからの供出資金が増えて少し有利になるし、おすすめです。さしあたり☆マークの物件が見当たらない場合には、現在の自社の取扱品目と、同じもしくは関連のあるものを扱っている物件を、チェックしてください。

 同じ品目を扱う物件を集めていけば、その品目で取扱トップに踊りでることもできます。品目にこだわって得意分野を作っておくのは、生産力=企業パワーの拡充につながるはず。また関連のある品目を扱う物件間では、活動面での協力体勢が敷かれる可能性もあります。小麦を原料にビールの増産、それをパブが店に出して儲ける…こうしたリアリティのある展開も、期待できるでしょう。
 一方時には、まったく関連のない物件を買収するのも手です。それまで手をつけていなかった分野に進出する、足がかりになるでしょう。所有後に買収先一覧を開いてみれば、☆マークのついた物件が増えているかもしれません。


 こうして目的の物件が絞り込めたなら、とりあえず選択してみましょう。「この物件を買収しますか?」とエージェントが問いかけ、画面中央に買収バトルの相手になる企業が表示されるはずです。

 ここで、相手の社名が買収物件とは違っていたら、要注意。この物件は他のライバル企業が所有している、「傘下物件」です。あなたは、他人の持ち物に手を出す形になるわけで…
 次に、所有形態による物件の分類とバトル予想について、述べていきます。


・本社物件(物件を所有している物件)

 自社と同じく、他の物件を買収して所有している物件で、いわばカンパニーの本社という扱いになります。買収バトルではこちら同様、所持物件やグループから資金が出たりするので、かなりの難敵になるでしょう。総資産・資金も大きいので最初のうちは、とても勝ち目がありません。
 これらは、いずれライバルになる可能性のある企業です。ある程度力をつけ、同等か、相手を上回る段になってから勝負するべき。本社も物件のひとつなので、買収も一応可能なのですが。


・傘下物件(他の企業に所有されている物件)

 自社も含めた上記“本社物件”に、所有されている物件。買収先選択画面で物件名と所有社名が違っているので、すぐ解ります。これに買収をしかけると、実際のバトルの相手はその本社、黒幕の登場です。無論、上で述べたように強敵。
 頑張って買収成功すると、ライバルカンパニーの一角を切り崩し、力を削ぐことにもなりますから、本社物件を買収する事前準備として、中盤〜後半には頻繁に選択することになるでしょう。初っ端は避けておいた方が無難です。


・独立物件

 他を所有せず自らも所有されない、独立独歩の物件です。グループ技も資金要求先も持たないため、対抗策が弱く与し易いはず。初期から相場前後の決着を狙い、こつこつ集めておきましょう。手頃な物件というのは、ライバルに横取りもされやすいもの。価格の低いものは特に早めに、押さえておくのが正解かも。
 独立でも資産価値の大きい物件は、どこも手が出しにくいのでそのまま残しておいてOK。資金の目処がついてから、入手に乗り出しても間に合います。


 初期の時点では、黒幕に注意。資金力に押し潰されて敗退を繰り返すようだと、物件数増加どころか、資産増大もおぼつきません。
 中盤以降に決戦をいどむ際にも、表示される相手の総資産・所有物件数などを充分吟味の上、「勝てる戦い」を心掛けてください。


【若旦那のお部屋】−マネーゲームの実際−

 目標の物件を定め、エージェントの問いかけに「はい」を選ぶと、所定の手数料が支払われ、さあ買収バトルの開始です。まずは、全体的な注意点をいくつか。

 買収バトルは、背景のゲージを先に向こう端まで移動させた方が勝ち、となります。このため時には、相手より多くの金額を積んだ状態で負ける、というケースも発生します。買収資金の捻出よりも、ゲージ移動に影響を与えるかけひき技の使いどころの方が、重要なポイントとなる場合も。やりくりに夢中になり過ぎて、このあたりがおろそかになっては困ります。
 積み上げたオーラムも、ゲージを移動させるための手段のひとつでしかない…ということを、忘れないように。

 またこのバトルは、リアルタイムで進行します。コマンド選択中はポーズがかかるとはいえ、ここでの時間は貴重なもの。のんびり考えていたり、ついコマンドを出し忘れるなどしていると、あっと言う間に劣勢に追い込まれることもしばしば。
 かと言って慌て過ぎると、無駄金を支払ったり選択コマンドを間違えたり、ポカをやらかしてしまいがち。パニックに陥らないよう、あらかじめ大まかな手順や作戦を、考えておくといいでしょう。
 冷静で素早い判断力を養い、わずかな時間、1回のコマンド入力をも有効に使うことが、勝利への第一歩になるはずです。

 よろしいですか?では、ここでの画面について説明しておきましょう。

<<買収バトル画面>>

・画面上部
 現在ターゲットとなっている物件名の他、交渉の経過日数、双方が使用したかけひき技とそれに対するリアクション、その時投入したオーラムの額が表示される。いつも変化に注意し、対処を素早く考える必要があるだろう。
・画面中央
 現在までに投入されたオーラムの合計量が、ビジュアルに表示される。大まかな目安にすること。時には、画面をはみ出してしまうこともある。
・画面下方
 現在までに投入されたオーラムの合計額が、数値で表示される。具体的な計算に役立つはず。相場よりも多額のオーラムが詰まれるほど、また双方の金額差が大きいほど、ゲージの進行速度が速くなる。
・背景
 赤と青のゲージで埋められている。青のゲージが左端まで届けば自社の勝利で物件を確保、赤のゲージが右端まで届いてしまうと買収失敗で物件は手に入らない、もしくは手放すことになる。
 最終的な金額で上回っても、ゲージが届いてしまえばそこで勝負がつく。
・コマンド
 使用できる状態になっていれば、Aボタンで画面に表示される。買収のための具体的なアクションを選んで、実行する。内容その他の説明は以下にて。

 買収に要するアクションは、すべてコマンドを表示し選択・実行することで行ないます。一度コマンドを実行すると、しばらく経たなければ再表示・指示はできません…一種のアクティブタイム・バトルですね。
 このコマンドについても、簡単に説明しましょう。

<<買収コマンド>>

・資金を要求する
 現在所有している物件個々に対し、資金供出を要求する。目的の物件にカーソルを合わせると、予想される供出金額が表示される。
 一覧の物件名の色は現在の状況(反発の強さや独立危険度、資金の残高など)をあらわす。
・グループに要求する
 現在結成されているグループに対して、資金供出を要求する。グループ名にカーソルを合わせて、予想される供出金額および、構成する物件名の確認ができる。要求できないグループはグレーで表示される。
 ここで表示されるグループおよび構成物件名の色については、上記と同様。
・かけひきをする
 現在使えるかけひき技の一覧が表示される。効果と金額が同時に表示されるので、選択して決定すると使える。所定の費用を出せない技はグレー表示になり、選択不可能。
・自社資金を出す
 現在の総資金残高から、物件の相場に応じた金額を買収の場に積む。一回に出す金額は、相場の5分の1から2倍までの、10段階から選べる。
 投入した資金は通常回収できないが、買収に失敗した場合全額戻ってくる。

 コマンド使用のポイントは、効果とタイミング、そして収支を常に念頭に置いておくことでしょうか。資金要求・グループに要求の際には、いくら出してもらえるのか、本当に出してくれるのかを。かけひき技使用の際には、効き目が見込めるかどうかが重要な判断になります。
 少し、実例を挙げて説明しましょう。


・資金要求は飴とムチ

 物件への資金要求は、グループ技をひらめくために不可欠です。特に序盤ではなるべく多く、「ジャングルフィーバー」「ポドールイの千の夜」などの優良技を入手しておきたいところ。ついびしばしと要求を出してしまうことでしょう。
 しかし、物件名の表示文字が青や黄色の場合には、注意が必要です。これらの物件は現在、自社組織に対して不安や不満を抱えています。繰り返しの要求に体力を消耗し、新たに出せる資金額も、普段より少なくなっているのです。
 この状態で無理な資金要求をすると、資金がまったく出なかったり、最悪怒り心頭に達して独立、組織を飛び出してしまうこともあります。一回に要求できる金額の大きめなグループへの要求でも、同様です。
 離反の起こった際、その売却利益は得ることができますし、再買収ももちろん可能なんですが、一時的にせよ物件が欠けるのは痛いですよね。それがグループ構成もしくは収支優良物件であれば、なおさらのこと…。
 この反発度は、買収の時間が経過して数日経った時や、「ネマワシ」のかけひき技使用でいくらか、軽減する場合があります。文字が黒に変れば、その物件はまず大丈夫でしょう。グループ技の場合、構成物件を確認して黒がいくつかと残りが青、という状態なら、なんとか要求できるはず。
 いずれの場合も黄色の物件には、要注意。複数のグループに跨がって参加している物件もつい、見落としてしまう可能性が。ケアを怠りなく済ませてから、要求にかかることが肝心です。極力、赤いバッテンを見ることのないように。


・かけひきは阿吽の呼吸

 かけひき技は、効果とタイミングの見極めが大切です。こちらが使った技だけでなく、相手の使ってくる技にも注意してその効果を見ておけば、効く・効かないの判断材料になるはず。意味のない技を使ってコマンド1回を無駄にするのは、時間と費用の浪費ですよ。「スマイル」「ささやかなプレゼント」「時代の風」「正義を説く」など、効果のほどは丁半博打、的技は結構多いようです。
 時間といえば、「早馬を使う」の技は便利です。これはこちらのコマンド入力のタームを速める機能があります。逆に、「ニセ情報を流す」では相手のコマンド対処を遅らせることができます。大きな商談ではぜひ、序盤のうちに使っておきたいものですね。
 使うタイミングが問題になる技としては、他にも「おもてなし」「イメージダウン」などがあります。これらは翌日の冒頭にその効果があらわれるため、決着間近に使っても、ほとんど用を為しません。効果は高いが、いつ来てくれるのかが解らない(笑)「フルブライト演説」同様、長期的なスタンスに立って、計画的に使う必要があります。
 一方、買収物件ではなく対立する相手に対して、使う技もあります。先ほど出てきた「ニセ情報を流す」、それに「物件独立工作」などがこれに当たります。相手が使ってきたら素早い手当てを。「ネマワシ」か「みんなと相談する」が有効ですが、「相談」は「早馬」効果を相殺する点に注意しておいてください。時には、こちらから使うことも考えてやりましょう。


・自分の懐は痛めない

 さて、自社資金ですが、これは極力使わずにとっておくのが無難です。
 というのは、ある程度トレードが進んでいくと、総資産額の大部分を総資金が占める、という状況になってくるからです。物件資産の総額には限りがある一方で、資金の方は決算ごとの収支で毎回おおむね増えていくため、いずれ両者の立場は逆転してしまうのです。この状態で自社資金をどんどんつぎ込むことは、総資産額=企業順位を下げることへと、直結してしまいます。
 また、物件・グループ・同盟への資金要求はまとまった金額が望めるものの、投入されるまでに多少のタイムラグがあります。すばやく思い切った手を打つには自社資金からの出費が一番なので、その時の切り札として温存しておきたい、という観点もあります。
 いずれにせよ、序盤のうちは資金が貧弱なため、どうしてもメッサーナベント牧場、クラウディウスグループなどに頼ることになるでしょう。ここで要求のノウハウさえ覚えてしまえば、以後も要求中心にオーラムのやり繰りを組み立てることができるはず。
 もし切羽詰まって自社資金に手をつけたとしても、引き換えに優良物件を得て予想収支が増えていれば、また逆転は可能です。一時的に順位が下がったと、くよくよする必要も別にないでしょう。


【大旦那のお部屋】−世渡りの極意を身につける−

 さて、無事買収に成功すると(しなくても)決算です。所有物件数の増減、買収投資と物件群からの収支が差し引き精算され、自社の新たな総資産額がはじき出されます。…今回の儲けは、いかがなものだったでしょうか?
 しか〜し!世の中はけして甘くありません、ここで自社の所有物件に対し、ライバル企業の魔の手が伸びてくることもあるのです。即、対抗する必要があります。

 このセクションでは、次の一手の読み方から他社とのパワーバランス調整、そして洗練された手練手管の世界など、奥深い商売の裏のウラまで、足を踏みいることにしましょう。


・逆買収に備える

 ようやく買収に成功し、苦労して育てた物件は可愛いもの。そんな虎の子の所有物件に、ライバルが食指を動かしてくることがあります。このセクション冒頭で述べたように、おおむね決算終了後に発生します。
 もしも物件を他社に奪われてしまえば、当然資産も、今後の収入も減ります。また、その物件がグループに属していたなら、そのグループで計算できる資金やボーナスもまた、減ることがあります。自社にとって重要な物件は、事前にリストアップしておき、よもやの時には買収バトルで死守するようにしましょう。

 ここでのバトルでは、まず物件の独立危険度に注意してください。買収の対象となっている物件には、資金の要求ができないのもつらいところ。最初に一定額だけは自動的に積んでくれるので、ある意味こちらが先手を取れるのですが…。
 できれば、あらかじめ大量のオーラムを積んで、ゲージ移動で優位に立っておきたいところです。とはいえ相手もそれに応じて、巨額のオーラムを投入してくるようだと泥仕合です。買収バトルを終えたばかりで、物件全体の独立危険度も上がっていることが多い。「ネマワシ」で抑えつつ、他のかけひき技も最大限駆使して、守り抜きましょう。
 自社資金に手をつけるのも、この際には仕方ない。うまく防衛に成功すればいずれ、確保した物件が収支で埋め合わせてくれるだろうし。


・相手の出方を読む

 こういった逆買収は、他企業傘下の物件に手を出した直後に、よく発生するようです。
 とかくアクションには、リアクションがつきもの。他社の所有物件を横取りすれば、取り戻そうと必死になるのもさもありなん。返り討ちに逢って結局大赤字…とならないよう、先んじてリスクを計算しておくことは、損害の縮小に役立つはず。
 またある程度対戦を繰り返すと、ライバルが次に打つ手のパターンも、見えてくるもの。序盤はかけひきだけに専念して後からどかんとオーラムを積んでくるタイプ、いきなり大金を持ち込んでこちらを慌てさせ、頃合いを見計らってねちねちいじめに来るタイプ…当面の相手を決めたなら、敵の戦法を研究してそれを逆手に取るというのも有効です。


・パワーバランスを調整する

 攻め落とすライバルを決めたなら、まず相手の手足をもぎにいきましょう。価格の手頃な物件から次々にぶんどって、カンパニーとしての体力を弱めてやるのです。こちらは物件・グループの要求資金だけでまかない、相手が大きく張り込んできたなら「あきらめる」のも、こすい手ですが(笑)効き目アリ。余裕があれば「物件独立工作」も、連発しといてやりましょう。
 相手の所有物件数が少なくなって、資金繰りが苦しくなった頃合を見計らい、次は優良物件、もしくは本社そのものの買収に乗り出します。vsドフォーレ戦はこのパターンで決着がつくはず。うまく抱え込んでしまえば、ライバルは減り自社は繁栄する一石二鳥です。
 順位表や町ごとの買収物件一覧を睨んで、想定する敵社の動向を、日頃から観察しておくことも大切です。まんべんなく叩いておけば、追随するものがいなくなる…なんてことも可能かも。


・物件取得の傾向を知る

 ライバルになりうる他カンパニーは、大体守備範囲というものが決まっています。ドフォーレ商会ならヤーマス中心、ラザイエフ商会はリブロフ主体、など。また、本社が扱う品目関連の物件を、優先して集める傾向も多少あるようです。物流を手掛けるメッサーナキャラバン、こいつはランス陸送隊やスタンレーキャラバンなどを持っていると、横からちょっかいを出してくることが。
 こういったライバルの嗜好を知っておけば、買収バトルプランもいくらか立てやすくなるでしょう。この地域の物件を所有するとこいつが出てくるな、この物件を狙ってくるのを待っていじめてやろう…う、これはちょっといぢわる?
 そこまで好戦的でないという方には、所有欲の空白地帯を狙ってスキマ商売に励む、という道もあります。ヤーマス、ウィルミントン、リブロフおよびピドナの一部物件以外は、序盤のうちは手薄な状態。アケやポドールイ、ファルスそれにロアーヌ近辺を集中的に集めて、地域依存のグループ技をひらめくと楽です。キドラントとユーステルムは、なるべくセットで買っておきたいけど…エリック社が相手だと、かなり辛いかな?


・時には非情に、ずる賢く

 2ndプレイから利用できる同盟資金ですが、これは同盟マークのついた物件に手を出したとたん、買収に成功しなくても破棄になってしまいます。とはいえ、自社の総資産が同盟各社のそれを上回り、単独でランキング1位を争うほどになったら、無理に温存する必要もありません。彼らの総資産合計は、「同盟など」メニューの「同盟リスト」で確認できるはず。
 フルブライト商会も含めいずれの元同盟企業も、買収で吸収してしまうことができます。この場合でも、かけひき技「フルブライト演説」は使用・ひらめきが不可能になる訳ではないですし、目的達成の暁にはちゃんと報酬も、もらえます。
 ドフォーレと丁々発止の戦いを展開したり、アビスリーグの裏資金を凌駕するためには、自社の総資産は大きいに越したことはない。自らの発展のため、同志を裏切ることも時には必要でしょう…商売の道は、弱肉強食がルールですから。

 また、1stトレードは特定物件を買収しなくても、総資産が所定の額に達すればOKですよね。もしもメニュー初期画面で確認した収支予想額と、現在の総資産額の合計が1億を超えるようなら、ただ買収バトルに突入してあきらめるだけで1期が終了、目的達成になっちゃいます。逆買収がなければ終始これだけでも、1stクリアは可能かもしれない…相当根気が必要ですが、単に「フルブライトを仲間にしたい」だけの人には、いいかも。


・より多くの物件に出逢う

 各町には、自社に対する信用度の設定があります。これはその町における物件所有数に影響されるのですが、このポイントもぜひあげていきましょう。信用が高ければその土地での買収や収入にも、好転がみられます。またそれまで名前すら出てこなかった物件が、買収可能になることもあります。
 特に資産価値の高い、超優良物件は多くこのパターンで市場に登場します。所在地域を限定するタイプのグループ技をひらめくためにも、最終的に町のひとつやふたつは丸抱えしているくらいに、なっておきたいですね。

 とはいえ、なかなか手の出しにくい物件というのも、中にはあります。品目欄にマイナス数値(コスト、パトロンなど)がついている物件は、そのままでは収支に悪影響が出ると予想されますし。
 しかし、グループ結成や他業種との連携、同業者との協力が重なるとマイナスが解消され、逆に大幅プラスになるケースも、実はあります。こういった物件は初期のうちから抱え込む必要はないものの、資産に余裕があれば毛嫌いせず、入手に乗り出してみてください。品目面で相乗効果の望めそうな物件を既に持っていれば、まずそこから試すのも手。発明・発見などで大化けしたり、貴重なかけひき技をもたらしてくれるものもありますよ。
 大旦那ともなれば、将来の可能性に賭けてみるという余裕も、少しは持ちたいもの(笑)。


【ご隠居の茶室】−商売を100倍楽しむ法−

 さあ、ここまでくればあなたも立派な商売人。最後に、役に立つ・立たないは別にして、上で紹介できなかったワンポイントを、まとめてど〜んとご案内しちゃいます。
 目的を達成するだけが、トレードの醍醐味ではありません。あなたの商いの性根は、どんなもんでしょうか?


○最長不倒を目指せ!

 敢えて目標クリアを目指さず、ひたすら決算を繰り返せばかなりの期数粘れます。時々自社資金を放出すれば、1stでも非クリアは可能。まあ、これだと逆に破産の危機も考慮しなければなりませんが…。その前に飽きちゃうかな(笑)。
 ちなみに、今回のデータ担当者は280期まで粘っております。拍手。


○独裁者への道

 上より食指をそそられそうなのが、全物件制覇への道。2ndから可能になるのですが、達成のためには目的物件(2ndならドフォーレ、3rdならアビスリーグ傘下)を最後に残す必要があります。2nd終了時にこれを達成していると、3rdトレードはエージェントに接触した途端、終了するらしい(笑)。
 世界各地で、「今買収可能な物件はないようです」なんて、大商人を目指すなら一度は言われてみたいもの。ロマサガ世界に独占禁止法がなくて良かった。


○始末屋の後始末

 とはいえ、絶対買うことのできない物件も、世の中にひとつだけ存在します。ピドナ所在の「物件始末屋」がそれで、こいつは一切買収不可能。仕掛けてみると、金は出さずにセリフだけで応じてくれます。この文句のつけ方が、何ともおかしくて…決算で収支を組み込むだけなんかの時、試しに見てやってください。


○最大の敵は神王の塔にあり

 さて、トレードバトル最大最強の敵とは、悪辣ドフォーレでも凶悪アビスリーグでもありません。商売人の敵は商売人、という訳で、神王の塔のエージェントが最も恐ろしい。
 このエージェント、「もうけさせてもらってます」のセリフで応じてくれる間はいいのですが、ピドナでマクシムスを追い詰めるイベントを始めてしまうと、いきなり本業のローブ売りを開始します。こうなったらもうおしまい、以後彼を通じて神王の塔所在の物件を買うことはできません。この地のエージェントが消えてしまった状態になってしまうのです。
 全目標クリアを狙うなら、こうなる前にイスマイル宝石だけは、押さえておきましょう。でないと、アビスリーグ撲滅が不可能になります。一度入手したら絶対手放さないことも必須。買い戻しに訪れる場所も結局、ここなんですから。


○裏切りのフルブライト

 フルブライト商会を買収・入手しちゃうのは、ちょっと良心が痛む…という人は、いっそ「フルブライト演説」でとどめを刺してみては。社長自らが登場して説得するんだから、商会の皆さんもきっと得心してくれるはずです。
 とはいえ彼自身も、親代々受け継いだ会社を人手に渡すのは、きっと哀しいだろうって?その哀しみを紛らわすためにも、彼に今やるべき仕事を、与えてやるべきでは。仕事人間にとっては、働くことが一番の薬になるんですから…。


○好きなあの子と買収行脚

 「同盟など」の「秘書変更」コマンドで、秘書のグラフィックを、現在いる町の住人のものに変更できます。他の町にいっても別に自動変更はされないので、グレートアーチの水着美人を連れて、雪の町ユーステルムで物件チェック、なんてこともできちゃいます。能力はどれでも同じなので、ビジュアルだけにこだわればOK。
 社長たるもの、やはり好みのタイプを傍に置く、くらいの自由があってもいいですよね。…え?ゴンやキドラント町長を連れあるきたい?…うーん、別にかまわないですけどー(笑)。


○かけひき技を使いこなす

 かけひき技には、ちょっと見落としがちな特性や、意外な効果がまだまだあります。本編で解説していないものや、応用例をいくつか挙げておきましょう。工夫の余地は充分、残ってますよ。

 「おもてなし」は効果のある物件も多く、かなり利用価値が高いはず。次の日の初めに発動する性質を利用して、発動時にうまく自社の出している資金を相手の出している資金より多くしておけば、ゲージを加速して一気に片をつける事ができます。ちなみに相手が使ってきた時でも、慌てずにこちらもおもてなしを返しておけば、次の日にはこちらのおもてなしが先に発動するので結局、優位に立てることになります。

 「ネマワシ」は、グループ技が増えてくると必ず欲しい技。中盤以降はグループ技とネマワシの繰り返しだけでもたいてい何とかなるでしょう。100万オーラムは初期こそ痛いものの、後半ははした金。これで供出資金が倍増するなら、安いものですって。

 「せきを立つ」はあまり目立たない技ですが、これでゲージの動きを速くして、さらに「ニセ情報を流す」で相手の動きを遅くすれば、資金の豊富な企業が相手でもこちらの反応に追いつかなくさせる事が可能です。逆に場にオーラムが出過ぎたために、ゲージの動きが加速し過ぎて、自分の反応が追いつかないような時に使うのが「クールアズアイス」、なんだけど…。そんな事してる間に資金を出した方がいいかも(^^;

 「物件独立工作」は、所有物件の多い大企業を相手に、繰り返し使うと効果が大きい技です。しかし、あまり使いすぎるとその企業を買収した時、一緒に手に入る物件も少なくなってしまうので程々に(^^;
 逆に相手が使ってきた時は要注意な技です。ドフォーレ商会、エリック社がよく使いますね。ネマワシで対抗するのもいいですが、どちらかというとなるべく自社資金を使って、さっさと終わらせてしまった方がいいかも。触らぬ物件にたたりなし、とでも言いますか…。

(担当/FUU、わに100%)