KOYO Paraside

育児日記1999/08


990801 宝塚の花火大会

花火、見に行こう。と亮佑と晃志を誘うと、喜んでいた。今日は宝塚の花火大会のはず。夕方になって、車で宝塚に向かう。ところが道はがら空き。すぐについた。とりあえず、ファミレスで夕食。しかし、花火大会の気配がない。日を間違えたか?まあいいや、とりあえず食事をしよう。

食事を終えたのが7時頃。まだ外は明るい。こんなに早くからは打ち上げないだろう。車をそのままにして歩いてファミリーランド方面に向かっているとだんだん暗くなってきた。浴衣姿に団扇をもった人たちが三々五々でてきたので、花火があるのは間違いない。途中、電気屋さんに立ち寄って再びそとにでると、すっかり日が暮れていた。

歩き始めると突然、どーん! ぱらぱら。大きな花火だ。亮佑はその音の大きさに驚いて、花火いやや、と両耳を押さえていやがる。道行くおじさんが、こわがってどないすんねん、と声をかけてくれたが、こわいものは怖いらしい。亮佑は雷も異様に怖がる。大きな音が雷を連想させるのだろう。晃志は平気だ。

橋に向かうのは止めて、ファミリーランドの中に入ることにした。夜間は一律500円だったからだ。前にきたときの乗り物券のあまりもある。南の入口から入ったので、足早に大劇場横の中央ゲートまで向かう。そのかん亮佑は、花火が上がるごとに、いやや。花火、だいっきらい! 両耳を押さえながら叫んでいる。

大劇場横で間近に見たので、今度は観覧車から見ようとおもって並びにいく。よくみえる場所では、シートをひいて座り込んでみている人たちが多い。観覧車からどれほどみえるか分からないが、よく見えるはず。ところが並んでいるときは、木の陰になって、あまり見えない。音しか聞こえない。もうすぐ順番が回ってくるかというそのとき、ドパドパドパーと激しい音とともに大きな枝垂れ柳! 木の陰で半分しかみえなかったが、きれいだった。しかし、えっ、これで最後? そう、観覧車に乗ったときはすでに打ち上げは終了してしまったのだった。9時までだと思ってたのに、8時40分には終わったのだった。残念でした、また今度ね。

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990802 トイレトレーニング

晃志はいまトイレトレーニング中。この夏でオムツとさよならしたい。というか、紙おむつにしていると蒸れてかわいそうなのだ。汗疹ができて痒いので掻きまくる。で、オムツはずし作戦中。ところが、晃志は分かっちゃいるが、我慢ができない。紙おむつの感覚でつい、おもらしする。二三日前はママがトイレに誘うのを断った直後にピアノの部屋でおもらしして、それをママに報告に来たらしい。「ママあ、ぴあのでしちゃった」青ざめたママは、飛んでいったが、幸いピアノにはかかっていない。そして、ここで叱っては晃志が萎縮してしまってオムツはずしに失敗すると思って、やさしくたしなめたらしい。

パパも協力して「おしっこ大丈夫か」と聞くと、「だいじょうぶ」とことわる晃志。その直後に、洗面所で「しちゃったあ」といってきた晃志。パパは切れて、晃志をこっぴどく怒鳴りつけた。泣きわめく晃志。あくまでも怒鳴りつけるパパ。雑巾をとりに走る亮佑。やさしくパンツを買えてくれるママ。「パパにおこやえたあ」とママに訴える晃志。

ちょっと後悔したけど、その後、晃志は「トイレでおしっこするう」と言うようになった。ママがいうには、やっぱりちょっとは怒らんとあかんねんなあ。

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990805 海遊館

海遊館にいった。亮佑が電車に乗りたがっていたので、自宅の最寄り駅まで車で行ってあとは電車のつもりだった。しかし、早起きだった晃志が車に乗った途端に寝てしまったので、そのまま車で行くことにした。高速にのって一気に天保山へ、と思ったが、五十日だったためか、えらい混みよう。時間的には電車で行ったのと変わらなかった。

チケットを買うのに結構並んでいる。ようやく入館できる。クラゲ館が楽しみだなんていいながら亮佑と先に進もうとすると、ママと一緒だった晃志が入口部分の最初のトンネル水槽のところで嫌がる。ひらパーのウルトラマンのときのように。水槽の先が暗いので怖いのだ。大丈夫といって連れていく。ちなみにこの日はまだ紙パンツ。ちょっと心配だから。

トンネルを抜けると長いエスカレータ。これで一気に最上階まであがって、あとは歩いて降りていく。通路は一番大きな水槽を取り巻くように螺旋状になっていて、大小の水槽が通路の両側に用意されているのだ。大水槽に至るまでに、ラッコやアシカやイルカなど人気者の水槽がある。動物園と違って、ガラス越しだからだろう、亮佑が怖がらない。晃志は結構気に入ったみたいで、自分で見たいものがあるらしく、なかなか先へ進もうとしない。すっごく頑固。大水槽につくまでにけっこう疲れた。

大水槽を一番上からみるところで、さっそくジンベイザメが現れた。本日のメインイベント。水槽越しにみても、やっぱりでかい。この大水槽もいいけど、アジやマグロやイワシの水槽も好きだ。アジの群が結構気持ちいい。マグロもカッコイイじゃん。

ゆっくり見てあるいたにも関わらず後半は、結構疲れ気味。はやくクラゲ館にいきたーいって気分になる。クラゲ館は、ひょうきんで、神秘的で、なかなか良かった。が、クラゲ館というほどのものでもなかった。

帰りに観覧車にのった。最近観覧車づいている。

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990806 おもしろいこといったろか

こうじ「ぱぱあ、おもひろいこと、いったおかあ」
パパ 「うん」
こうじ「ゆかい、つうかい、かいゆうかん! わあ、おおきくなってう」
パパ 「?」
こうじ「おもひろいやろ」
パパ 「ハハハ、おもしろい!」
こうじ「おもひろいこと、もひとつ、いうたろかあ」
パパ 「今度はなんやあ? いってみい。」
こうじ「ぶうーっ!」
パパ 「がはははっ! おもろい。おもろい。」


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990812 ウルトラマン・ライブステージ

サンケイホール。以前「赤ずきんちゃん」を見に行ったところ。今度はウルトラマン。入場するなり、ウルトラマンが迎えてくれる。等身大のウルトラマンに不信感を持たないのは、ウルトラマンが小さくなれることも知っているから。ホールのなかではダイナが待っていた。

どうもゼアスが主人公らしい。最初にカネゴン(デジタル版)と一緒にステージに現れる。臆病で半人前を演じるゼアス。ゼアスってこんなんやったん?

カネゴンはかわいらしい声をしていたが、ウルトラQのときのカネゴンは守銭奴の悪ガキが、カミュの「変身」のように、変身していたというものだったから、こんなにかわいらしい怪獣ではないハズ。

大スクリーンの映像とステージを織り交ぜて話が進む。たくさんの怪獣を登場させるためと、戦闘シーンに迫力をつけるためだろうが、既存の映像をつかったシーンの張り合わせは、いかにも安づくり。しかもスクリーンの映像はフィルムではなくてビデオのようだった。画像が荒く汚い。

便秘気味晃志が、帰りによった阪急百貨店の書籍売場でウンチしてた。ママが気づいて確認したら、すこし柔らかめ。ママが「おなかいたいのなおった?」「うん」ととてもすっきりした様子だったそうだ。パパは本をみてて分からなかった。

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990813 ひいばあちゃんの初盆

今日はひいおばあちゃんの初盆の供養を、高槻のおじさんの家でする。少し早めについたが、亮佑も晃志も借りてきた猫のようにおとなしい。お坊さんがきたころは少しなじんできたか、お坊さんに愛想ができるようになっていた。それでも、お経が始まってもおとなしくしていた。

ところが、ママの膝のうえに座っていた亮佑が突然しゃべりだした。「あんなボウズにしてぇ。」亮佑は汗をかくと頭が痒くて、髪の毛を坊主頭にしてほしかったのだ。こういうとき子供は小さな声で喋るということが分からないので、普通の声で喋る。お坊さんには丸聞こえ! ちょっと恥ずかしい。

お坊さんが帰ったあと、しばらくしてよしふみおじちゃんがやってきた。仕事の都合と車が混んでたのとで遅くなったらしい。亮佑のお気に入りのおじちゃんだ。例のジャラシックパーク事件の主だが、子供たちには人気者。

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990821 猪名川花火大会

池田市と川西市の市境である猪名川の河川敷で花火大会がある。今年は池田に引っ越してきて初めての花火大会。自宅からは南西方向に当たる。うちから西南西方向はかろうじて眺望が開けており、六甲山は見える。ひょっとしたら自宅から見えるかもしれない。箕面のおばあちゃんのお誕生日会をかねて、パパの両親を自宅に招いた。しかし今日は土曜日。ウルトラマンガイアの放送日。ウルトラファンの我が家では、これも重要なイベントのひとつ。花火は7時20分からなので、6時のウルトラマンを見て、食事をしてからでも間に合う。おばあちゃんたちは、6時半にやってきた。一緒にウルトラマンを見ると意気込んでいた亮佑だが、おばあちゃんはわざと番組が終わるくらいの時間にやってきたのだった。

さっそく食事をして、片づけも済んだ頃、7時20分になっても花火の音が聞こえない。7時半ごろ、ようやくドンドンパンパンと派手な音が聞こえてきた。ベランダに出てみると、やっぱり前のマンションに隠れて見えない。一戸西隣の住戸からは見えているみたいで、歓声が上がっている。くやしいなあ。西隣はうちより5平米ほど広くて、250万円ほど高かったのだ。この価格差は広さだけでなく、眺望も含んでいるわけだった。その250万円が用意できなかったわけで、不甲斐なさを感じる。どうせ35年のローンなので、返済額は大した額ではないのに。

見えないので、外に出かけることにした。我が家より東側の住戸の人は、やっぱり外に出かけている。マンションの玄関口をでると、西隣は隣地の駐車場で南側に開けている。そこからかろうじて花火を確認することができた。もう少し西に行って、眺望が開けたところに行けばもっとよく見えるはず。道路沿いにあるくと、すでに何人かが歩道にたむろしている。そこにいくと確かによく見えた。それなら、そのすぐ裏の山腹にある展望台まで上がれば、もう少しよく見えるはず。山腹といっても20メートルくらい高いだけ。さっそく上ると、すでに先客が2名。しかし、木陰になってその隙間からしか見えない。それでも下で見るよりよく見えた。展望台にあがる階段に腰掛けてもよく見える。前にこの展望台に来たときは、越してきたばかりのころで、紅葉も後半の冬間近の季節。もっとよく見えたはずと思ったのは、木の葉っぱが少なかったらだった。

10分もすると、ぞくぞくと人が上がってくる。考えることはみな同じ。最終的には十数名が狭い眺望ポイント周辺にたむろしていた。亮佑は、宝塚のときとちがって音が小さいので全然怖くないようだ。おじいちゃんとおばあちゃんが一緒なのも嬉しいようだ。おじいちゃんと一緒に見るといっておじいちゃんのもとを離れない。晃志は最初パパが抱っこしてたが、おばあちゃんとこいく、といって離れたり、ママのところにいったり、おじいちゃんのところにいったり落ち着きがない。とうとう、はやくおうちかえろうよと言い出した。まだ花火にはあまり興味がないようだ。

晃志が飽きたので早めに切り上げた。家についてもまだドンドンパンパンやっている。音だけ聞こえて光が見えないのが、やっぱり悔しい。帰宅してからおばあちゃんの誕生日(実際は19日)のお祝いのケーキを食べた。ジジババが帰るとき、亮佑はかえったらあかん、とダダをこねる。結局、亮佑だけ車に乗せて一緒に送っていくことにした。晃志はママと先にお風呂にはいっていることになっている。ダダがとおって機嫌が直って満足げな亮佑だったが、車にのって5分とたたないうちに寝てしまった。

親父が、子供の頃はどうしても感情を抑えきれないことがあってよくダダをこねたものだ、と回想する。そういえば最近、叱ってばかりの自分に気がつく。子供なりにストレスが溜まってきてたうえに、眠たかったので、猛烈なダダをこねたのだろう。

戻ってくると、晃志とママはまだ入浴中だった。ライオンキングをみてたら入るのが遅れたという。晃志がはまったらしい。入れ替わりにパパと亮佑が入って、急いで上がる。ライオンキングの続きをみる。二人とも食い入るように見ている。これははまったなあ、と思った。ミュージカルに連れていくかなあ。

そうそう、今日、晃志がはじめてトイレでうんちした。いつものように「うんちするう」とママに訴えたがママは「どうせまたうんちしたあとだろう」と思いながら確認するとまだだった。あわててトイレに連れていく。パパも協力してパンツを脱がし、便座に座らせると、晃志は「パパ、あっちいって」という。ママもあっちいって、という。2歳なりにはずかしいのか。しばらくしてママが様子を伺うと、ちゃんとうんちが出ていた。やったあ、晃志!とほめまくるママとパパ。しかし、晃志はお尻の具合がいつもと違うのにとまどっている。拭いてあげても、「おふろでながすう」という。ちょっと気持ち悪かったのかな。

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990822 おねんねモード

昨日の今日でたいへんだが、箕面のパパの実家にこども二人を連れていった。パパが実家でパパの残した荷物のお片づけだ。ママはその間、パーマにいった。実家に向かうとき亮佑のベビーシートがおねんねモード(リクライニグ)になっていたので、もとに戻していると、亮佑は「きのう、りょうちゃんねてたけど、おねんねモードにしてくれてるなあ、とおもっててんでえ」という。「おじいちゃん、おあばちゃんを下ろしたときやな、おきてたんか?」「うううん、ねてたけど、わかってん」

晃志が大はしゃぎで、どんどんしゃべるようになった。独り言を発しながら、きゃあきゃあ騒いで、走り回っている。そういえば、亮佑にもこういう時期があったなあ。

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990823 がんがら火祭り前夜祭

がんがら火祭りは明日が本番だが、前夜祭の今日も池田小学校に夜店が出ている。オークションなども市役所前の公園のステージでやっているようだ。夕食を済ませてから、小学校まで出かけてみた。結構な人だかりである。小学校のグランドの周囲と中央に露店がならんでいる。ざっと見て回ったが、特筆するような露店がない。晃志と亮佑に光って伸び縮みする剣を買ってやった。アグルの剣といって喜んでいる。オークションのステージでは、いろいろなものがどんどんオークションにかけられる。なかには結構安く落札するのものあるので、ステージ前に張り付いてると掘り出し物があるかもしれない。が、子連れではそこまでの元気がない。1000円で夢券を買うと、抽選で1名にダイハツミラが当たるってのがあった。あたりそうにないだろうが、当たったらラッキーと思って買ってしまった。綿菓子が2つで500円、ミルクレモンのかき氷が350円、光る剣は1つ500円。

990824 がんがら火祭り

がんがら火祭りとは、史料をあたっていないので、見たままをいうと、五月山の山腹に「大一」(縦書き)と「大」の字に火を灯すため、神社でもらった火を松明につけて行列していくお祭り。「大一」は西側、「大」は東側の山腹。「大一」のほうは大松明の行列でこちらがメイン。鞍馬の火祭りみたい。「大」のほうの子供の松明行列で、かわいらしい。それがうちのすぐ近くをとおる。仕事を急いで切り上げて6時頃に帰宅すると、すでにチンチンと鐘を鳴らす音が聞こえる。あとで分かったことだが、すでに5時半頃にふもとの神社をでた行列が我が家の近くをとおって山に登って行くところだった。点火は7時半。それから降りてくる。それを家の前で待ち受けた。花火は見えなかったが、大文字は玄関のドアを開けた途端に見える。もちろん、部屋の中からも見えたが、やっぱり花火とは迫力がちがう。京都の大文字の送り火ともちがい、小規模。迫力も風情のおとるが、それでも煙を上げながら燃える炎を確認できるくらい近くで見える。

パパは学生時代に京都松ヶ崎に下宿していたので、妙法の文字が間近に見えて、それはもうすごい迫力だった。ついでに鞍馬の火祭りもそれはすごい迫力でした。

外に出てみると、行列の通り道に、行列見物の人たちが三々五々やってくる。下から来るのか上から来るのか分からなかった(うちの家の前は坂道)。きっと下からとおもっていたが、あとで考えるとすでに点火したあとだから、上から来るに決まっていたのだ。大文字は、行列の通り道より自宅からのほうがよく見えた。どんな行列がくるのか楽しみだった。そしてついに行列がきた。小学生が法被をきて、小さな松明を掲げて、ゆっくり歩いてきた。小さいけど、本当に火のついた松明なので、なんか神聖な気分にさせるものがある。その火をローソクにもらって帰る人もいた。

家に帰ると、地元のケーブルテレビでは、大行列のほうの中継をやっていた。テレビでみても結構迫力がある。来年は、生で見ることにしよう。今年は、明日の朝がはやいので、夜更かしできない。

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990825 白浜

朝7時すぎのバスにのって、池田駅に7時半までにつかなければならない。普段、子供を寝かしつけたあと、夜更かしして仕事をするくせがついてるので、朝が起きれるかどうかが心配だった。仕事は2時に切り上げて5時半に目覚ましをセットして寝る。翌朝目覚ましを止めたものの、6時まで布団のなかでうだうだしてた。パパは、なかなかすんなりと起きれない性分なのだ。

時間がなくて、ゆっくり書けないけど、とにかく大満足の亮佑と晃志でした。後日別途まとめることにしよう。(つづく)

(990912)この白浜旅行は、よしあきおじいちゃん主催の孫サービスです。新大阪からオーシャンビューにのって白浜まで行きます。新大阪駅では、ママの弟ののりゆきおじちゃん一家と合流します。

晃志はおじいちゃんが撮影した白浜旅行のビデオが大好きだ。何度も見ているのに「うみ、みよか」と言ってビデオをみては、「また、うみ、いこか」と訴える。

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