不定期に更新する子育て記録です。最新は一番下。過去の日記はこちら

2003.03.01(土) 塾

塾のオープンテストを亮佑が受けたいといったので、連れていった。実質的な入塾テストだ。つまり亮佑は塾に通いたいらしい。

テストの間、保護者説明会があったので、ついでに聞いてきた。塾の説明にからめて中学受験をどのように考えるかということだが、率直な話、実に商売上手だ。

私立中学の特徴として、自主性を重んじるところと学校の指導を重視するところ、進学校と中高(大)一貫教育に分けられる。その組み合わせに学校の個性がある。といいながら、塾の説明では灘中に的をしぼったコースがありますとか、入塾テストの成績が悪いひとは入塾できませんとか、評価テストの成績順で席がきまりますとか。

結局、進学校に的を絞って、伸びる子だけを教育する。塾に人格教育を期待するのがまちがいかもしれないが、内実は有名校にたくさん進学させることを目標としながら、説明会では人格教育を実践しているように思わせている。実にうまい。

巧みな口車はまるで宗教への勧誘のようだ。または老人を相手にした商品購入のお誘いみたい。そして受付にたちながら、客との対応の仕方を知らないアルバイトのような若いスタッフ。マクドのおねえさんでもマニュアル通りの受け答えできるのに。もっともそれは一人だけであとのスタッフは皆愛想がよく、しっかり教育されている。30過ぎくらいのスタッフが約2名、妙に愛想よい。彼らのうちどれだけが講師なのだろうか。

説明を聞いて思ったのは、通信教育のライブ版とも言うべき内容。家庭教師のトライが家庭教師自身を指導していると宣伝しているが、この塾も同じだろう。学習の進め方に関しては完全なマニュアルがあるようだ。例題に出した幾何の問題では、小学四年ではここまで、小五ではここまで、小六ではこのくらい、と教える内容を説明してくれた。文部省指導要領よりわかりやすい説明。

それにしても、一緒に聴いていたお母さん方には、いま講師が説明した内容そのもを質問する人がいる。「たった今説明してたやん」と思って講師の顔をみると、ニコニコして説明しなおしている。まあ、お客さんですからね、腹を立てては商売成り立ちませんから。

塾のテストがおわって出てきた亮佑はにっこり。とりあえず全部かけたらしいが、遠いという字と方向の方って書いて、なんてよむの? と聞いてきた。「エンポウ。友、遠方より来たる、ってな。」「そうか、エンホウってかいた」と残念そう。

外に出ると、一向に止まない雨。亮佑が寒そうにふるえていたので、駅前でうどんを食べさせて帰った。

晃志は、ママと一緒に明日のコンサートの練習。あしたが楽しみ。

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2003.03.02(日) 春のコンサート

池田市の春のコンサートに晃志が出演した。幼稚園のすぐ隣でやっている音楽教室の主催者が、実は池田では有名な児童合唱団も主催しているのだが、その児童合唱団に混じっての出演だ。


春のコンサート

つい数日前に幼稚園で行ったグループ発表会で、晃志のグループは「ヘンデルとグレーテル」を上演して、晃志は魔法使いのおばあさんの役をやった。それが結構好評だったのか、ここ数日の晃志はステージに立つのが楽しみだ。

今日は、伏尾台のおじいちゃん・おばあちゃんと箕面のおじいちゃん・おばあちゃんも観に来る。いつも亮佑のピアノ発表会で亮佑が花束をもらっているのを見ていて羨ましかったのか、伏尾台のおばあちゃんに花束をおねだりしていた。


花束をもらってうれしそうな晃志

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2003.03.04(水) マジカルアイ

晃志の目が悪いということなので、遊びながら視力回復が図れると思ってマジカルアイを買った。晃志はなかなか立体視ができないようだ。ところが亮佑はいとも簡単に立体視ができた。亮佑がいうには、以前から物が二重にみえるように遊んでいたが、目がいたくなるのでやめていた。今回それと同じやり方でみたら簡単に見えたという。

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2003.03.06(金) 発熱

木曜日、晃志が発熱して幼稚園を休んだ。インフルエンザかと疑ったが、それほど高熱ではないので様子見した。金曜日、結局亮佑も夜中に発熱した。頭が痛いといって夜中に大泣きする亮佑。38.5度。大丈夫だろうと思った。明け方、おう吐した。

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2003.03.19(水) 晃志の卒園式

引っ越してきてから4年間とちょっと、兄弟でお世話になった幼稚園もこれで卒園。引っ越し前に五月山公園での運動会に出かけていって入園の相談をした相手が百代先生。ママは別の幼稚園でひどい仕打ちをうけて打ちひしがれていたので、百代先生が神様に見えたという。

ほんとうにお世話になりました。特にシスターには子育てについて色々と教えられました。ありがとうございます。

卒園式のあとは、恒例の保護者による幼稚園への感謝会。というより母親たちの隠し芸大会。ママたちのグループは「おさかな天国」をうたって踊った。

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2003.03.22(土) やぎちゃんの結婚式

やぎちゃんは、亮佑が年少組のときに担任だった幼稚園の先生。新卒新任だったので副担任として百代先生がついていてくれた。そのやぎちゃんが結婚して東京に行っちゃうのだ。なんと相手は松尾さん。バイオリン職人らしい。親戚筋にその手の人はいないけど、やぎちゃんと親戚になった気分。

やぎちゃんの結婚式のあと、亮佑の誕生会をした。ついでにパパとママの結婚記念日もお祝いしたよ。


レストランで誕生日のお祝い
(食事は結婚記念日仕様)

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2003.03.30(日) ヤマハのサウンドフェスティバル

亮佑のヤマハ音楽教室の発表会。毎年春の恒例の行事だったが、音楽教室に行くのが大変になってきたので、ここらでちょっと一休み。ということで、最後のサウンドフェスティバルだ。

そして会場となっていた万博記念ホールも、取り壊されるということで、これが最後の万博記念ホール。発表会のテーマは、1970年の万博だった。パパとママはそのころ小学生だったから本当に懐かしい。ついでにいうと、「クレヨン新ちゃん」のアニメ映画「大人帝国の逆襲」は70年万博がモチーフで、めちゃくちゃ面白い。

亮佑のグループの演奏曲は「剣の舞」。ハチャトリアンの名曲をビートにのせてアレンジしたもの。亮佑はノリが悪いので、イエスのシンフォニックライブのDVDを見せて、キーボードプレーヤーがどれだけ暴れながら演奏するものかを教えてやった。亮佑は結構気に入って、身体を動かしながら演奏するコツをつかんだ。ようやくビートにのって演奏できるようになってきた。


中東風の衣装で剣を構える亮佑

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2003.03.31(月) 宝塚ファミリーランド

宝塚ファミリーランドはこの4月7日で営業を終える。閉園反対の署名運動も盛り上がりを欠け、ついに閉園。閉園まえにもう一度行きたいと亮佑の要望に応えた。

フリーパスが2500円。月曜日というのに、春休みということもあって、満員。いつもこのくらい混雑していれば、閉園になることもなかっただろう。

パパが子供のときに何度か来た遊園地。ママはもっとたくさん来ている。それに宝塚歌劇のファンということもあっていっそう思い入れがある。身近な動物園で遊園地。小さい子供を連れてくるのにちょうどよい遊園地だった。

エキスポランドは、ほんとうに遊具しかないし、大人の乗り物ばかり。子供用のエリアもあるが、どこかゲーセン風。宝塚のようなメルヘンを感じない。

こうして古い歴史がまたひとつ閉じていく。


この場所での写真を毎年撮り続けたかったんだけど

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