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2003.02.01(土) 晃志は6才

晃志6才。今日から亮佑の誕生日(3/19)までの約2ヶ月間、晃志と亮佑の歳の差は1才になる。幼稚園年長組の晃志は、同じ時期の亮佑に比べて身長体重ともに大きい。入園当時の晃志を知る人は、今の晃志をみて、必ず大きくなったねえと感想を漏らす。いつも年子のように思われている。


千里中央のがんこにて

誕生日プレゼントは、入学セット。亮佑もそうだったので、あきらめなさい。でも、ママが2段ベットを買ってあげるという。実は、大柄になってしまった子供たちと同じ部屋に寝ていると夜中に蹴られるらしく、ママはもう子供たちと別々に寝たいのだ。

ところが2段ベッドには苦い思い出がある。亮佑が3才のとき安物の通販品を買ったために、家族みんな目ヤニが出て困った。そこで約1年実家にあずかってもらって、あく抜き(揮発成分の蒸発)を行ったすえに、再び使用したが、敏感な亮佑だけはダメだった。まだ幼稚園年長だった亮佑はもっとママと一緒に寝て甘えていたかったのかもしれない。とにかく亮佑のアトピーが最悪の状態に戻ってしまったので、とうとう知人にあげてしまった。

そういう失敗があるのものだから、もし二段ベッドを新規に買うとしても、品質チェックを怠ってはいけない。まず、インターネット通販で探してみると、学習机同様に二段ベッドも進化していたのだ。まず床板がスノコになっている。低ホルムアルデヒドはあたりまえ。

しかし実物をみないとどんなモノかわからない。一度痛い思いをしているので、ここは慎重になる。そこで、家具屋さんに行って二段ベッドを物色することになった。

まずはSSOK。二段ベッドは2つしか置いていなかった。正確には3段ベッドと2段ベッド。以前購入したモノとちがって、2段目が目の高さになっている。子供の世話をしやすい。現物限りの割引品だったが5万4千円くらい。晃志と亮佑ははじめ喜んでいたが、パパとママが店員にいろいろ話をきいているうちにだんだんあきてきた。

2段ベッドよりたくさんおいてあったのはシステムベッド。いわゆるロフトベッドの下に机がセットされた子供の秘密基地的ベッド。パパがそれを使用して省スペース化をはかるべきというのがママの計画。それと2段ベッドの設置によって空間を開けようという魂胆だ。

システムベッドは安くても10万円する。通販で金属パイプ製のものなら3万円であるというのに、木製になると一気に高くなる。この手のロフトベッドは、ベッドの高さが高くてあまり子供向けではないように思う。

ついでから普通の家具屋さんにも行ってみようと、湯川家具に行ってみた。二段ベッド3種とシステムベッド2種類が展示してあったが、二段ベッドはSSOKでみたものが結構いいベッドだったので、かなり見劣りした。つまり目が肥えたということだろう。SSOKの店員のおかげでいろいろな知識も得られた。システムベッドのほうは、パイプ製のものがいかに貧弱かもわかった。

結局、この日はベッドを買うに至らなかったが、十分な学習になった。もっとも子供たちは家具売り場めぐりにうんざり気味だった。

ところで、今日は映画の日らしくて、映画の鑑賞料金が1000円の日。1作目は封切りの翌日には観たハリーポッターにまだ連れて行ってなかったので、映画に行こうとおもっていた。マイカル茨木のシネマコンプレクスだと完全入れ替え制なので、入場券だけ先に買って待ち時間の間に食事ができると踏んでいたのだが、晃志が映画は観たくないという。なんで?

実は、晃志はママと千里阪急にいったおりに、遊戯王カード(SSOKでは取り扱っていなかった)を買ってもらう約束をしていたのだが、映画を見に行くと千里阪急に行けなくなるので、それがイヤだったのだ。亮佑は映画をみたいと言い張ったが、今日は晃志のわがままをきいてあげようということになって、映画をやめて千里阪急に行った。晃志の欲しいのは、150円で3枚はいってるものだ。それを3セットかってあげたら晃志はえらく満足していた。

結局夕食は千里中央のがんこ。回転寿司がいいと言っていた晃志だが、お寿司だったらがんこにもあるよといって納得させた。それにしても大人用のメニューをこともなげに平らげる二人をみていると、先が思いやられる。


帰宅してケーキをたべて晃志の誕生日を祝った

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2003.02.02(日) ハリーポッターと秘密の部屋

昨日はとうとう映画を見に行けなかったので、今日はパパと亮佑と晃志の3人で朝からハリーポッターを見に行った。ママは午後から夏の発表会の会場取りがあるので午前中に家事を済ませておきたいとのこと。それにあまりパリーポッターにはお熱でないらしい。

いつもの映画館。開演時間ぎりぎりに入る。ホールのドアをあけると中は真っ黒。いままさにはじまった瞬間だった。画面があかるくなって、目が慣れて、おどろいた。各列10席くらいで10列くらいの小さな映画館だが、どの列も2〜3人しか座っていない。もちろん見やすい真ん中あたりに。できるだけ迫力を得ようと思って、前から2列目に座らせた。ちょっと子供には見にくかったかもしれない。

映画の出来は前作よりよかった。前作は、賢者の石を探し求めているということがわかりにくかったが、今回は秘密の部屋に関する展開になっているからだ。ストーリーの全体像がみえない子供たちも話の筋をおうことができた。とはいっても、すでに小説を読み終えた者からすると、なにからないまで物足りない。すべての人物が描写不足だ。それに自身で思い描いていた映像とも異なるしね。

ドビーはもっと丸っぽいイメージだった。ロンのお父さんはもう少しやせ形で禿頭のイメージ。マルフォイのお父さんはなぜかピッタリ。ロックハート先生はもう少し端正な顔を想像していた。嘆きのマーセルはもっと丸顔でおっとり系。リドルはもっと背が低くて幼い顔つきを考えていた。

事件解決編において、ジミーとリドルの関係が説明不足だ。日記の魔力にはまっていくジミーをもっときちんと描写しないと、ヴォルディモートの恐ろしさが分からない。

原作に忠実に作ろうとすればするほど原作から乖離する。今後も映画にはあまり期待できない気がした。

映画が終わる頃、ママはすでに抽選会場にむかっている。お昼は適当に食べてちょうだいということだったので、商店街のそば屋でソバ玉とうどん玉を買ってかえった。歩いてマンションまできたときに、パパは鍵をもっていないことに気づいた!

映画館に落としたか? いや、出かける前の行動を思い出したら、キーホルダーをポケットにつっこんだ覚えがない。あちゃーっ、どうしよう。ママに電話したら、ただいま抽選中といってとりあってくれない。しかたなくメールして返事をまった。伏尾台のおばあちゃんちまで行ってかぎを借りてくるか? と思ったが往復で1時間はかかるだろう。

亮佑は車のキーだけでも持っていると思っていたが、歩いて出かけるときは車のキーは持ち歩かない。共同玄関先をうろうろしていたが、そこを入れたとしても家には入れないので、近くの体育館まで行って暖をとることにした。

しばらくしてママから大笑いの電話があった。ママは帰りに石橋のアゼリアホール前に用事があったので、ついでに池田まで戻ってくれるという。あわてて3人で池田駅にむかった。帰りはさすがに疲れてバスを利用した。もう2時だった。

急いで食事の準備をした。といっても買ってきたソバとうどんをゆでるだけ。お出し付きなのでそれもあためるだけ。亮佑は天ぷらうどん、晃志はたぬきそば。パパもたぬきそば。できあがったので、テーブルの上をかたづけてぇ! 食事の準備中に遊戯王カードであそんでいた二人を呼びつけた。食卓の上にあるものをどかしてあたり構わずおいてくれる。おかげできれいに片づいたテーブルにどんぶりを運ぼうとすると、なぜかもう二人ともいない。ふたたび、別の部屋にもどって遊戯王カードに興じている様子だった。

これだ!、ママがいつもおこっていることは。一度呼んだだけでは来ない(一度きたけどね)。食事の時間だというのにいっこうにテーブルにつかない。ママは何度も呼んで叱りつけるが、今回のパパはこのまま放っておこうとおもった。一人でソバを食べた。食べ終わってもこない。もう伸びきっている。食器を洗い終わってもこない。

ついに堪忍袋の緒がきれて怒鳴り込んだ。「めしやっていうてんのになんでけえへんのや!」怒鳴り込んだとたんに亮佑が泣き出した。「まだやとおもった」「あほか、できてるかどうかみたらわかるやろ」何をいっても謝らろうとしないことに余計に腹が立った。「もう喰わんでええ。飯抜きや。おまえらの分は、ほかしとく。ママに言われた勉強しとけ」と吐き捨てたものの、食卓はそのままにしてパパは自分の部屋に行った。

たくさん歩いたので疲れた。ちょっと休憩。とおもっていたら寝てしまった。小一時間も寝ただろうか、亮佑がきて「勉強終わったから食べていい?」といった。「いいけど、もう冷たいやろ、うどんとかそばは熱いうちに食べなうまないやろ、まずくてもよかったらたべ」といってまた寝た。

しばらくしてまた亮佑がきた。ママから電話。アゼリアホールまで迎えに行くことになった。二人を車にのせて説教した。パパがなんで叱ったかわかるか? なんであやまれんねん。悪いとおもったらまず謝りなさい。せっかく映画をみて楽しい気分やったのに。とにかくママに会う前に気分を戻しておこう。

ところが予定時間をすぎてもママはこない。コンサートの終了時間の目測を誤ったようだ。ちかくの電気屋にいっているとメールして電気屋のゲームソフト売り場に向かった。

そう、ハリーポッターのゲームを買おうとおもってね。あとから考えるとそれが間違いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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