2001.11.03 幼稚園バザー

晃志の幼稚園のバザー。パパは仕事。ママは喫茶店のお姉さん役(亮佑の説明)。しかしあいにくの朝からの雨で、建物の中は人でごった返して大変だったとのこと。ママが「雨降ったら喫茶店のお客さんが増えるやン」と朝からぼやいていた。亮佑はひさびさに幼稚園に行って、里帰り気分でうれしかったようだ。

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2001.11.04 子供会の焼き肉パーティ

子供会の焼き肉パーティは、五月山に登って、そこで行われる。一緒に行ったママは、登山とは思わなかったと嘆いていたが、それはちょっと大げさ。登山靴が必要なほどの山ではないから、ハイキングといったほうが正しいと思う。パパはちょっと打ち合わせがあって行かなかった。

焼き肉には外国産の肉を使うから安心と案内されていた。たしかに肉そのもののほうが安全かもしれない。加工食品に入っている「ビーフエキス」のほうが危険度は高いように思う。ポテトチップスのバーベキュー味なんてのは、遺伝子組み換えポテトの危険性もあるのでとっても怪しい。

亮佑はここでも、集団行動の苦手ぶりを発揮したらしい。イライラするママが怒鳴る前に、リーダーたちが声をかけてくれたというから、頼もしいリーダー連中だと思う。しかしだんだんリーダーたちも、普段のママが乗り移ったかのようにイライラしてきた様子が感じられたということで、亮佑はどうも人を怒らせる名人のようだ。

集団行動のなかでの遅れを気にせず、一人悠然と構えている姿を想像するに、ひょっとしてこいつは、超大物になるのだろうか、などと親バカしてしまう。

夕刻、晃志のピアノレッスンにつきあった。というか、11/18の発表会はパパとの連弾なのだ。パパはひたすら自分のパートのみを弾けばいいと思っていたのが甘かった。晃志に合わせてやらないといけない。まだインテンポで弾けない晃志。ところどころ間違う晃志。しっかりしてくれ晃志、と願いつつ練習していると、ちゃんと両手で間違えずに弾けるようになった。1回だけだったけど。

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2001.11.04 学校、楽しくなってきた

亮佑と一緒にお風呂に入っていたら、「りょうちゃん、学校が楽しくなってきた」と突然言い出した。その言葉の裏は、いままで学校は楽しくなかったのだ。先月来、友達を自宅に招くことが増えてきたし、友人宅に遊びに行くこともおおくなってきた。友達の話もよくするようになってきた。やはり友達ができたことが一番うれしいようだ。同じ幼稚園出身者が同学年には誰もいないというつらさをようやく克服したのだろう。

秋口になって、あまり汗をかかなくなったので、治ってきていた膝の裏の炎症が、最近またひどくなってきた。夜、布団のなかでの寝汗が原因だと思う。夜中に痒くなって書きまくるので、どんどんひどくなる。

晃志は今日、ママとピアノの練習をしていて、MIDIの伴奏に合わせて弾くことができるようになった。昨日からすると飛躍的な進歩だ。今度はパパと一緒にMIDI伴奏付きで練習してみる。確かに昨日とちがう。やっぱり一緒に練習してやらないといけないのだなあと実感する。

亮佑があとから割り込んできて、パパのパートを弾いているのをみて驚いた。指のタッチがまるでちがう。パパの指はいかにも素人然としているが、亮佑のはちがう。子供の指なのにこんなに違うのかとショックを受けた。きっと出てくる音は、これからどんどんちがってくるんだろうな。

亮佑の演奏曲も聴いた。3人のアンサンブルで亮佑はベース担当。指が鍵盤上を動き回る様をみて、これはエレキベースのほうが楽なんだろうと感じた。しかし、まあ上手に演奏してる。ママはまだノリが悪いと言ってた。

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2001.11.10 千と千尋とHEP

突然思い立って、千と千尋の神隠しを見に行った。ママが問い合わせると池田ではまだやっていない。封切館での上映が長引いてフィルムが回ってこないらしい。梅田スカラ座まで出かけることにした。パパ的にはDLPシネマ方式にも興味がある。デジタルデータの映像を直接上映する方式だが、新聞広告では梅田スカラ座で採用していた。

午前中亮佑がピアノレッスンを終えるのを待って、皮膚科に行ったが2時間待って診察を受けて少々疲れ気味。遅い昼食のとき、いまから見に行こうということになった。次回上映は4時20分から。3時にでれば間に合う。

久々に家族で梅田に行った。子供たちを映画に連れて行くのは、ウルトラマンティガ以来だ。次回座って見れます、との表示に安堵した。子供用の補助イスがあったので助かった。が、たぶん座り心地はわるかっただろう、途中で外してやって直接シートに座らせた。

晃志が冒頭、千尋がハクに連れられて湯屋に行くところで怖くなって泣き出した。確かに千尋が不安な様子がうまく描かれていた。それでも晃志は一生懸命みていたが、1時間も過ぎた頃から飽きだした。4歳にはまだちょっと難しい。

亮佑は比較的ちゃんとみていた。よく2時間もった。でも最初15分間も広告や予告編がつづき、まだあ? と聞く。

終わってから晃志が、なんかわかったような気がすると言っていた。全体の話をどのくらい理解したかわからないが、部分部分はよく覚えている。晃志は寝るかと思ったが、よく最後までみていた。

ナビオを一通り見学した。パパはせっかくだからインド料理とか普段食べれないようなものを食べたかったが、結局子供たちに合わせてオムライスの店に入った。

帰りにファイブのスヌーピーの店に寄った。亮佑が赤い鯨をみて驚いていた。以前、おじいちゃんたちと来たことを覚えていない。

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2001.11.11 ボール遊び

反省すべき事だが、亮佑と晃志に対して外でボール遊びをしてあげたことがない。坂の多い自宅周辺では、自転車の練習がしづらいの同様に、気軽にボール遊びをする場所がない。ちょっと近くの公園まで出かけないといけない。

亮佑が宿題をしているあいだ、晃志相手にサッカーボールのキャッチボールをしていたら、ママが外でしなさいと怒る。亮佑の宿題が終わったあと、天気が良くて暖かかったので、二人をつれて近くの公園まで行った。高台にある公園でボール遊びができるかどうか不安だったが、割と広い平地があったので大丈夫だった。

ボールを受けるのは晃志のほうが上手だ。亮佑は怖じ気づいて顔を背ける。手先でうけようとしてて、顔を背けるので、指先に当たって受けられない。胸に抱きかかえるように受けなさいと言っても、言うことを聞かない。

特訓だあ! といって、何回もボール投げを繰り返した。

しばらくしてサッカーの練習をすることになった。といっても蹴って遊ぶだけ。でもうまく蹴ることができない。まずパスのしかたを教えてあげて、ちゃんと転がせるように特訓した。どういうわけか、晃志はちゃんと蹴れるのに。

晃志はすぐに亮佑のボールを奪おうとする。ボールに対する執念があって、とにかくボールを蹴りたいのだ。

亮佑は、教えてあげたとおりにしない。右足を使えといっても左足で蹴る。右で蹴るときに左足を蹴りたい方向に向けろといっても、あっちを向いている。言うことを聞かないので、つい怒鳴ってしまう。

それでも、しばらくするとちゃんと思った方向に蹴れるようになった。誉めてあげる。

帰宅してから思ったが、いままで一緒に遊んでこなかったのを棚に上げて、亮佑を責めるのは酷だ。教えるのではなく、練習ではなく、遊んであげるのでもなく、一緒に遊ぶのが大切だ。

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2001.11.18 晃志と連弾

ママのピアノ教室の発表会。藤原先生との共同開催で4回目を迎える。ミュージックデータを伴奏として流しながらピアノを弾くという形式の発表会。当初の原案は藤原先生オリジナルで、ママはそれに参加させていただいているという感じだったが、だんだんママの生徒も増えてきた。いまでも藤原先生に頼り切っている感じだが、実はこの企画はパパも結構気に入っている。

今年は会場をすてっぷホール(豊中市)に移し(たまたまママが抽選で1番くじをひいて会場がとれた)、客席が階段状の固定イスになったので、ちょっと本格的な発表会風になった。150名入るホールはほぼ満席。演奏会という雰囲気がある。去年はセルシーホールだったので、ステージとフロアの段差もあまりなく、客席は移動イス。やっぱり会場の雰囲気って大切だなあと感じた。

ママの生徒に混じって、晃志と亮佑も出演する。パパは記録係としてカメラとビデオを担当。でもビデオはよしあきおじいちゃんが担当してくれたので、カメラに専念することができた。しかし、本番直前に8ミリビデオカメラが故障。カセットを装着する途中で止まってしまって、そのまま。どうしようもない。仕方なくDVカメラ1本のみで撮影した。カセットの入れ替え時に記録が途切れるが仕方がない。

実は、パパも晃志との連弾で出場する。当日まで連日深夜帰宅が続き、絶対的な練習不足。晃志がちゃんと弾けるようになったあと、二人で合わしたことがあまりない。一抹の不安が残る。練習量では圧倒的に晃志のほう多い。そこで晃志を信頼して、それに合わせるつもりで望んだ本番。ピアノの前に並んだイスが、家で練習していたときより、わずかに右にずれていた。晃志はイスに腰掛けると、右手で最初の音を探し、鍵盤に指を当てて、そこから左手の指も伴奏用に鍵盤においた。それを見て、パパが右手で最初の音の鍵盤に指をおいたが、なんか変とおもったが速いが、ミュージックデータの伴奏が始まった。ピアノはパパの伴奏部分から始まる。

鍵盤をたたいた瞬間、出てきた音にがく然とした。1オクターブ高かった。晃志は平気で演奏を始める。パパは最初の音が1オクターブ高かった動揺から、次の音を外してしまった。弾きながら、もういちどやり直したいとも、早く終わってくれとも、なんか複雑な思いだった。晃志を信頼したのが間違いだった。まだ幼稚園だから、オクターブの違いを認識しにくい。パパは最初なんか変と思ったが、練習不足だったので自信がなかった。パパがもう少し練習してたら、すぐに分かっただろうに、ごめんね晃志。

でも晃志は上機嫌で演奏し終えた。オクターブ高かったことなんて平気だった。それが救い。でもおじいちゃんが撮影してくれてるビデオには、しっかり記録されている筈。何年か経ってから晃志に非難されるんだろうなあ。

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2001.11.18 亮佑の演奏

亮佑は、ピアノで「ミシシッピの蒸気船」を弾き、アンサンブルで「逃げ出せロック」のベースを担当した。「ミシシッピ」は月刊ピアノフェスティバルで、一応ベストメロティ賞という賞をもらったが、今回はあまり上手じゃなかった。それ以降あまり練習していないというのもあったが、ちょっとこの曲に構いすぎた感がある。いい加減あきてきたのかもしれない。

「逃げ出せ」はママの演出でメンバーにサングラスを掛けさせたら、結構会場受けしていた。キーボードにかぶりつくように演奏していた亮佑が印象的。もう少し余裕持ってカッコ良く弾けるようになるには、どのくらいかかるのだろう。

いつだったか、この曲の演奏イメージを与えるために、亮佑に手持ちのロックのライブビデオを見せたら、U2のビデオに感動していた。結構良いセンスをしている。いろいろなライブ映像のストックがあるはずだったが、すぐに見れることができるのはレーザーディスク(LD)で所有しているものだけ。坂本龍一のメディアバーンライブを見せたかったが手元にないので残念。ハッチ・ポッチ・ステーションのグッチ祐三の有名ロックグループのパロディライブも録画しておけばよかったと後悔した。

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2001.11.25 今日は楽しかった!

今日は、朝10時に車の定期点検で、子供たちをつれてベルノまで行った。ママは千中で藤原先生と会ったあと、美容院にいって夕刻に帰宅予定。今日は一日パパが子守だ。

子供たちはベルノのキッズコーナーのおもちゃで遊ぶのが大好きだ。それに営業の山口さんに会うのも好きだ。ところが今日は予定外のことが起こってしまった(詳細はパパの独言をどうぞ)。点検は小一時間で終わるはずだったのに、12時すぎまでベルノにいた。

急いで帰宅して昼食にラーメンを作ってあげる。冷蔵庫を物色して、白菜と卵を炒めてちゃんぽん風の具を乗せた。晃志が白菜をみて、これきらい、と言ったので、その瞬間にラーメンごと取り上げて「好き嫌い言うやつは食わせへん」と叱ってラーメン鉢を取り上げた。泣き出した晃志を横目に、黙々とラーメンをすする亮佑。ずっと泣いているだけの晃志に向かってこっそりと「食べたらおいしいよ」という。

晃志は最近好き嫌いが激しく、嫌いなものを残すことが多くなってきた。いつまでも甘やかしていると、好きなものしか食べなくなるので、今日はきつく叱った。ちゃんと食べるというのでラーメン鉢を戻してやると、すぐに泣きやんで食べ始めた。しかし、なかなか白菜を食べようとしない。結局少しは残したが、まあ頑張って食べたので許してやろう。

今日は外でボール遊びをするつもりだったが、思いの外長引いたベルノ滞在時間のために、やむを得ずあきらめた。亮佑の勉強を見てあげる時間がなくるからだ。

昼食後、ベランダのプランターにどこかの猫がフンをしているのを片づけて掃除し、枯れた朝顔のツルを取り除いて、チューリップを植える準備をした。その間、子供たちには子供部屋の片づけを命じた。ベランダの掃除が終わるまでに片付けてないと、おもちゃをほかすぞ!と脅した。しばらくたって、ベランダにいたパパには、亮佑が晃志に向かって、いまは片付けなアカンねん、と注意しているのが聞こえた。亮佑が片付けを率先して行っているのがうれしかった。

ベランダの掃除が終わる前に、かたづけたよー、と亮佑が報告にきた。見に行くと、本当にキレイに片づいていた。「うぉーっ! きれいになったなあ」と感心した。足の踏み場もないくらい散らかっていた子供部屋が、掃除機をかけることができるくらいに片づいていた。

ベランダの掃除を終えたら、亮佑の勉強の相手だ。その間、晃志にはしまじろうをさせた。亮佑のほうのテキストを読みながら解説し、晃志のテキストを一緒によみながら晃志には晃志のことをやらせる。二人が同時にパパあと呼ぶ。あっち見て、こっち見て、結構大変だったが、パパが構っていると二人とも一生懸命机にむかって問題を解いている。やっぱり、この年齢の子供には親がついてアレコレ指示をだしてやるのが必要だと痛感した。

亮佑の社会のプリントが終わったころ、晃志も終わった。そしてママから電話。パパが夕食の準備をすることになった。今日はおでんだった。久々におでんをつくる。一人暮らしのときは、おでんのだしなんて目分量だったが、今日は久しぶりだったので料理本を引っ張り出してきて、ちゃんと計ってだしをつくった。昆布のストックがないので、だし汁にはだしの素をつかったのが、ちょっとヤだったけど、まあまあおいしいおでんができた。

その間子供たちには、ももんがクラブをやらせていた。結構なかよく楽しんでいた。おでんの仕込みが終わったので、亮佑の理科をみてやることにした。亮佑は、理科もすんの、と乗り気でない。それよりママはいつかえってくんの? とママが恋しくなっていた。理科をしないとママはずっと帰ってこれないのだ、というと理科をすることよりママが帰ってこないということのほうが心配になって、電話しようよ、と言い出した。理科をしないと帰ってこないって、と押し問答をしていると、玄関のチャイムがなりママが帰ってきた。安心した亮佑。そのあとパパと一緒に理科のプリントも全部こなした。

夜9時にホンダの山口さんが来ることになった。慌てて風呂にいれた。子供たちは山口さんが来るというので大はしゃぎ。山口さんが来ると、晃志は矢継ぎ早に話しかけていた。帰りがけに山口さんはトミカピコのドライブゲームをしていった。一緒に見ていたママ・亮佑・晃志。晃志は山口さん帰宅後もちょっと興奮気味。うわごとのように、晃志の空想話をし続けている。

パパがこれからハリーポッター(賢者の石)の続き読むぞ、といっても話をやめない。亮佑は晃志のはなしよりハリーポッター聞きたいというが、晃志は話し続ける。とうとうパパが途中で制した。するとママのところに行って、喋って、もどってきた。

前回は晃志が途中でねてしまったので、前回のあらすじ(消えたガラス)を晃志に話して、今日の話(知らない人からの手紙)を読み進むと、またしても途中で寝てしまった。1回に1章程度読み進めようとおもっていた。

次の章の冒頭まで読んで、キリのいいところで、次回はまた明日。亮佑も早くねなさいよというと、亮佑は今日は楽しい一日やったと言って、パパに抱きついてきた。パパが一日中ずっと一緒にいたからということならうれしいけどね。

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