2001.02.01

晃志が四歳になった。おめでとう。今日はパパも早めに帰宅して誕生日のお祝いをした。早めといっても帰宅したら8時だったが。

「こうちゃん、なんさい?」
「さ、うう、よんさい!」
「おめでとう!」

はっぴいばーすでいをみんなで歌って「おめでとう」というとはずかしそうに満面の笑みを浮かべていた。 晃志は最近、本当によく喋るようになった。亮佑もよく喋る。二人してよく喋る。ついでにママもよく喋る。3人とも複式呼吸で喋る。

子供たちはドタバタと走り回りながら喋る。晃志はときどき亮佑との仮想現実遊戯(ごっこ遊び)のなかで「いっしょにくらそう!」と叫ぶ。なかよくしよう、という意味だ。 ごっこ遊びに巻き込まれるときがある。そういうときは、晃志が「パパ、○○」と配役を決めて「パパ、□△して」と指示する。

今日も風呂でコップにすくったお湯を与えられ「これ△▽のお薬。飲んで!」と言われて「お風呂のお湯は飲まれへんわ」というと「ウソで飲むの」と言われた。「ウソで、××する」というのは、ごっこ遊びでの晃志の常套句。亮佑同様に想像力が豊かになってきた。二人で空想にひたっている。

ところで昨日出かける前に、ママのいうことを聞くようにと言ったのに、亮佑は昨日ママにこっぴどく叱られたそうだ。風呂も入って、さあ寝ましょうという段になって、もうさわってはいけないと言われていた鉛筆削りをしつこくさわり続けていて、とうとうひっくり返して削りカスをばらまいたらしい。あまりにひどく叱られていたので、晃志がびびっていたそうだ。

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2001.02.04

タイムレンジャーが最終回となった。再び21世紀に戻ってきたユウリたちがどうなるか、楽しみだったが、闘いが終わったら勝手に時間のなかに消えていった。シオンが「ぼくたち、もどらないといけないみたいですね」と言っていたが、未来を救うことすなわち未来を変えることであれば、ドモンたちは31世紀に戻ったのでなく、その存在自体が消滅したのではないかと思う。でもそんな残酷な結末を子供に理解させるのはむずかしいので、戻っていったということにしたのだろう。 最終回近くになってきてから、脚本に荒が目立ち始めた。特に過去の歴史を修正しようとしている場合、古くからSFでいろいろ書かれている多次元宇宙とか、そういう概念をもっと正しく使って欲しい。もう少し丁寧な本を書いてほしい。

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2001.02.10

花子ひいおばあちゃんの三回忌。花子おばあちゃんの孫家族が一同に会する。ひ孫チチ(のりゆきおじちゃん)んとこの新しい家族、優花ちゃんはまだハハ(れいこおばちゃん)と一緒に実家にいて来れなかった。ヒロちゃんとチチだけ。ユミちゃんちのユウスケくんとリョウヘイくん。そしてうちの亮佑と晃志。これだけ揃うとにぎやかだ。

お寺さんが来ないのをいいことに、家中走り回ってはしゃいでいる。1歳2ヶ月のリョウヘイも一緒になってヨチヨチ歩いている。いつも少し遅れるだけでも必ず連絡をくれるお寺さんが、予定時刻すぎても連絡がないので不審に思って連絡を取ると、お寺さんの勘違いで一日ずれてたことが判明。午後からに来てもらうことになった。読経の前に食事をする羽目になった。

晃志は大北のおじさんちにくると、お寿司が楽しみなのだが、はたして子供用の食事はお寿司だった。うれしい晃志は、満足そうに巻きずしを頬ばっていたが、にぎりは苦手のようだ。

読経の間、晃志はパパと一緒に座り、亮佑はママと一緒に座った。晃志はとてもおとなしかった。亮平がウロウロしているが、誰も止めようとしない。お坊さんの前まで行ったときにはじめて大北のおじさんが制する。そういえば、花子ばあちゃんが元気だった頃、ひいおじいちゃんの法事をしたときに亮佑が同じようにウロウロしてたっけ。 久々に会ったヨシフミおじちゃんだったが、今回は映画会はなかった。晃志はコウジおじちゃんに向かって「こうじくん」と呼んで楽しんでいた。

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2001.02.11

晃志の誕生日のプレゼントを買いに行った。ウルトラマンピコだ。昨日、チチに「ブイレックスロボ、買ってもらったか?」と言われて、「タイムレンジャーおわったからブイレックスロボやめて、ウルトラマンピコにしてん。」と応えていた晃志だった。やっぱり買うたらんなあかんわ、ということでSSOKまで出かけた。 亮佑のランドセルも。

ランドセルについては、パパは小学校6年生になっても使っていた(と思う)。さすがにボロボロになるまで使い切ったという気がした。でも6年生にもなって、1年生のときの体格に合わせて買ったランドセルを背負うのは、確かにちょっと苦痛だったような記憶がある。あんまり入らないし。 神戸の予備校に通っていた頃、外国人学校の子供たちが使っていた鞄は、同じ皮製だったが、背負うことも提げることもできて、横長だった。使いやすそうだった。ああいいうのが実用的で良い、と長年思い続けてきた。

売り場に行ってみると、パパが思い続けた鞄はなかった。同じようなデザインの鞄はあったが、それはあまり良いモノではなかった。6年間使用するには機能的に貧弱のような気がした。 だったら普通のランドセルをせいぜい3〜4年使うという気で買えばいいか。そのほうが型にはまった1年生らしい。

ということで、普通のランドセルになったが、それはそれでどうして値段の差があるのか分からない。SSOKで品定めをしようと思うのが間違いなのだろう。正月頃に千里阪急でみたときは、まだ買う気がなかったのであまりじっくり品定めしなかったが、モノはいいのが揃っていた。本物志向のパパとしては、ブランド品でなくても良いモノが欲しい。また、出直すか、というと、そしたらのびのびになってしまうと懸念する。今日、買うしかないか、とあきらめて、どうせ2〜3年で使わなくなってしまうだろうと思うと、安物でいいかと言う気になった。

そう思うと、極力安いので良いではないかとも思うが、店員に価格差による質の差はなにかと聞いて、許容範囲を選ぶと2万4千円。 パパが仕事をし出した頃、店頭で見つけて、ボーナスが出るまでは誰も買うなと思って何回も店頭で見つめていた手提げ鞄が4万円だったことを思うとまあ安いか。パパが子供のころは5千円くらいだったように思うけど、それって当時の金銭価値からすると、すっごく高かったんやないやろか。

ランドセル選びの間、早々にウルトラマンピコを買ってもらった晃志は、早くお家に帰ってピコしたいなあ、の連発だった。

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2001.02.12

早朝5時頃、晃志が布団に吐いたらしい。パパが夜更かしして寝入った直後のようだ。いつもの朝食の時間に起こされて、報告されたが、パパはそのまま、また寝た。眠たかった。実は亮佑の発表会での演奏曲のMIDIデータを作成していたのだった。食欲がない、熱があるようだ、とママがいう。ママは幼稚園でオタフクかぜをもらってきたのではないかと勘ぐる。そういえば、昨日お風呂に入れたとき、真っ赤なほっぺをしていた。いつもより赤いなあ、湯船につかりすぎか? と思ったが、病気だったのだ。パパは、寝かしてあげらたら、と言って自分も寝た。

ようやくパパが起きてくると、確かに朝食のパンはほとんどそのまま残してあった。お昼ごはんは、晃志が食べれるようにと、うどんだった。食事の準備ができて、寝ていた晃志をママが連れてくた。また吐くんちゃうかな、と思った矢先に晃志は床に向かって嘔吐した。予期せぬ嘔吐に驚いて泣き出す晃志。 亮佑もそうだったが、突然吐く。辺り構わず吐く。パパは床を拭いてママは晃志の介護。亮佑はうどんをすすっていた。

晃志はうどんさえ食べられなかった。気分を落ち着かせて、また寝床につかせた。ママがひとりで買い物に行くことになった。晃志はもう眠たくないので、三人でゴーゴーファイブのビデオを観てた。パパはこんにゃくゼリーが冷蔵庫にあるのを発見して、晃志に食べるかときくと、食べると言った。ちょっと食欲が出てきたのだろうか。

ママは晃志に何でもいいから食べてもらおうと思って、晃志の好物ばかり選りすぐって買ってきた。ちょっと元気になった晃志は、ママの買ってきたお寿司(キュウリ巻とか新香巻)をおいしそうに食べた。食欲が復帰したのだろうか。

晃志の体調が悪いのでお風呂はやめておこうと思ったが、ママがおしりだけはきれいにしたって、というので晃志と二人で入っていたら、ママの大声が聞こえてきた。 また、亮佑がなんか悪いことしたんちゃうか、と思っていたら亮佑が風呂場まですっ飛んできて「アグルがでた!」という。ウルトラマンピコにアグルが登場してきたということだったのだ。ウルトラマンピコは、ティガとダイナとガイアしか出てこないハズなので、アグルの登場には驚いた。そして一番よろこんだのがママだった。ママはアグルと藤宮のファンなのだ。それで大はしゃぎの大声をだしたというわけだった。

どうしてアグルが出てきたのか分からない。みんなで検証したが、再現ができない。取り説が行方不明と亮佑が嘆いていたが、自分の机の上で見つかった。取り説には「ガイア(スプリームバージョン)の力がへると、アグルがでてくることがあります」とちゃんと書いてあった。なーんだ。隠しコマンドを見つけたのかと思って検証してたのに、がっかり。でも大発見だった。 夜、晃志が発熱した。明日、ママが病院につれていくことにした。

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2001.02.13

晃志は病院にいくので幼稚園を休んだ。今日は亮佑一人だけで行った。お迎えにはおばあちゃんが行ってくれた。

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2001.02.14

今日も晃志はお休み。昨日より体調がひどいかもしれない。おばあちゃんはお仕事で迎えにいけない。ママも晃志を連れて幼稚園まで行けないので、亮佑は一人でバスに乗って幼稚園から帰ってくることになった。 幼稚園の先生がバス乗り場まで見送ってくれて、亮佑は見事、自宅近くのバス停で降りてきた。バス停で待っていたママと晃志は、バスから降りてくる亮佑を迎えて大はしゃぎしてたら、事情を察したバスの乗客たちが暖かく見守ってくれたらしい。パパもうれしい。

亮佑は、いつもの照れ隠しで、そんなんできてあたりまえやん、という表情だったらしく、ママと晃志が大はしゃぎするのも横目に「バスの中は楽しかった」としか言わないらしい。だんだんそうやって無邪気な子供心がなくなっていくのかなあ。さびしいなあ。 でもこれで亮佑は一人でバスに乗ることができるようになったわけで、うれしい。 晃志は白いウンチをしたそうだ。薬のせいか。 ママは腰痛がひどいと訴えてきた。

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2001.02.18

タイムレンジャーが終わって新しく始まったガオレンジャー。百獣戦隊というらいい。最近晃志が100まで数えられるようになったので、あと10数えたら110戦隊になるのに、というとキョトンとしていた。パパのギャグはなかなか理解してもらえない。

ママは子供と一緒になってキャーキャー言って放映時間にみてたが、パパは昨日から体調わるかったので昼前になってビデオで見た。ゴーゴーファイブやタイムレンジャーのように、邪悪集団がなぜ存在するかとか、それに立ち向かう正義はどのように結成されたかなどの必然性を説くことはせず、最初からガオレンジャーと邪悪な集団オルグが登場してくる。つまり余計な説明をせずに悪と正義の闘いに焦点をあわせているのが、ちょっと失望。

しかしママがキャーキャー言ってたのがよく分かった。CGオンパレードなのだ。そして変身シーンに出てくる漢字! 灼熱の獅子とか怒濤の鮫とかの文字が毛筆体で画面に出てくるのだ! めっちゃ不細工。亮佑は中国の時が出てくると言ったらしい。漢の時代の中国の字だから間違いではないが、「かんじ」です。 なんか仮面の忍者赤影を思い出すなあ。

タイムレンジャーに出てきたブイレックスロボは、恐竜をイメージした巨大ロボットだったが、今度のは猛獣の巨大ロボットが5体もでてくる(獅子、白虎、猛牛、鷲、鮫)。こうなると、ブイレックスのオモチャが大当たりしたバンダイが、同様のオモチャをもっと売りたいために設定したのではないと思う。でもどうせCG使うなら、ロボットももっと本物風にしたら格好いいのにね。

ところで仮面ライダーは1月末から新しく「アギト」が始まっている。「クウガ」の二番煎じであることは明らかで、子供向けというより初代仮面ライダーをみてきた大人向けの内容であることも同じだ。平成ウルトラマン三部作のうち、ティガとダイナが同じような設定のドラマだったのに対して、ガイアはそれとはちょっとちがったということを考えると、平成仮面ライダーも3作目に期待したほうがよさそうだ。

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2001.02.24
そういえば、昨日の夜は、伏尾台で夕食をご馳走になったにもかかわらず、食べたとたんに急にしんどくなって、横にならざるを得ないほどだった。胆嚢炎をしたころの症状に近い。帰宅して二人を風呂に入れて、自分も上がると、ほとんど子供たちと同じくらいの時間に寝た。 でも今朝は早く起きれたわけではない。というか、起きれなかった。昼前まで寝てた。起きて仕事のはずだったが、腹の具合も悪い。なんとなく嫌なかんじ。肝臓系がおかしいのか。 ちょっと疲れが溜まっている。 昼をたべて出かける予定だったが、昼食後、昨日と同じ症状。とにかくすぐにベッドに潜り込んだ。気がつくともう4時だった。ちょっとやばいかも

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