ikuji nikki


000319(日) 亮佑の誕生日

3月に書くのは今日がはじめてかな。とにかく忙しかった。いまも忙しいが、子供の誕生日のことは書いておかないとね。

今日は亮佑の誕生日。5歳になった。朝からあいにくの雨だった。今日はパパの学校の先生のお家に家族でお呼ばれした。京都御所のすぐ近くにコーポラティブ住宅を建てたのだ。もう去年の8月のことだから、ずいぶんたっているが、はじめておじゃまする。

京都は、NHKの朝の連ドラの「あすか」で子供たちも知っている。みんな「どす」って言うんかなあ、なんて思っている。テレビの影響はこわい。京都人の印象がテレビドラマで確立されてしまう。その昔、「どてらい奴」でへんな大阪弁が全国に流布されたのと同じだ。あれ以来、人々は吉本的大阪弁が正当な大阪弁と思うようになった。船場の上品な大阪弁をほとんどの人は知らないのが悔しい(というボクもあまり知らないが、何度か耳にしたときは本当に上品だと思った)。

京都には阪急電車でいった。亮佑は、京都線の特急に乗るのが楽しみだった。十三で特急に乗り換えるが、座れなかったら辛いなあ、と思いつつ乗り込むと、バラバラだが2つ席が空いていた。運良く座れた。亮佑は、地元の宝塚線には詳しくなったが、京都線ははじめて。神戸線も乗ったことがない。昨日どうやって京都に行くかという話をしてたら、阪急電車が京都や神戸に行っているのを知って驚いていた。

晃志はママのお膝の上に座ってた。パパは亮佑を座らせて、その横に立っていた。亮佑は京都線特急がうれしい。いろいろ喋りかけてくるので、ついにパパはしゃがみ込んでお話の相手をした。高槻で席が空いたので、パパも座った。亮佑の斜め前だったので、亮佑のおしゃべりも少なくなった。でも喋りたくなるとよく聞こえるように大きな声で喋る。きっとみんな迷惑だったろう。新幹線と並行して走っているところで、「あれ、新幹線のレールやで」と言ったら、しばらくして新幹線とすれ違った。「300系やったな!」と目をぱちくりして、驚いていた。晃志はもうママの膝の上で寝ていた。

京都は、烏丸で地下鉄に乗り換えて今出川まで向かう。今出川駅でトイレに行こうとすると、南側出口にしかトイレがない。北側に出ないといけないのに、すごく遠回りになる。不便だ!

今出川駅から外に出ると、寒い。

パパが、せっかく教えてもらった案内図を持って出るのを忘れたので、うろ覚えで場所探し。たしかお寺の西門から東門を抜けてすぐのところだった。お寺をぬ けたのはいいけど、そこから先を覚えてなかったので、うろうろすること30分あまり。ようやく見つけた。パパが走り回って探す間、ママと子供たちは雨宿り。やっとみんなでついたときには、駅に着いてからすでに40分くらいたっていた。

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000326 晃志の発表会

伏尾台の祖父母と池田駅で待ち合わせて、石橋のアゼリアホールに向かう。パパとジジはビデオ撮影部隊。ジジがかぶりつきで撮影するので、パパは後方から全景ショットを中心に狙う。ジジはカメラでも撮影するが、パパのは壊れてるからビデオオンリー。
晃志の出番。ママと一緒に登場。照れてるのか緊張してるのか分からない。幼児一人に1本のマイクが立てられていた。みな、マイクが気になって仕方がない。晃志は両手でマイクをつかみに行く。まるでソロで歌うかのよう。後ろでママがそれを制する。
2歳児ランドの発表会てのは、こんなもんなんだろう。先生の歌声のほうが大きくて、子供の声が聞こえない。ママのしぐさのほうが目立って、子供が着いていっていない。でも、みんな楽しそう。だから、これでいいのだ。

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000327 亮佑の知らないこと

なんだっけ、キムタクと常磐貴子の恋愛ドラマ。その最終回をみんなで見てしまった。こうやってまともに見たのは最終回だけ。でもだいたい分かるよ。常磐が死んでお通夜の前にキムタクが顔に化粧する場面で、ママが花子ばあちゃんもきれいにしたと言った。そう、花子ばあちゃんが死んで1年が過ぎた。花子ばあちゃんはお風呂も入ったけど、といったら、亮佑が「入ってない!」と言い出した。どうやら亮佑はそのシーンを覚えていないのだ。自分が覚えていないことは、そういう事実がなかったということにしておきたいのだ。だから「おふろ、はいってない!」と言い出す。ママと喧嘩になる。ママもママでムキになって「はいったあ!」としか言わないので、亮佑は泣きわめいて反対する。いつも二人はこの調子だ。

パパが仲裁に入る。パパはその日はお通夜に間に合うように職場を出たので、そのとき亮佑はどうしてたん?とママに聞くと、晃志は寝てた、と言うが、亮佑のことは分からない。それでは亮佑が納得しないので、まずお風呂といっても、いつも入っているお風呂に入ったのではなく、遺体をキレイにするための携帯用の湯船を座敷において、体を拭くように洗ったんだということを理解させた。だからいつものお風呂をイメージしてもそれは違うよってね。そして、その日の朝からの行動を二人に思い出させた。

ひいおばあちゃんが死んだ日は、ママはママの実家に泊まって、ロウソクの火が消えないようにひいばあちゃんにつきそってた。亮佑と晃志はパパが連れてかえって面倒見た。翌朝、亮佑は幼稚園までパパがつれて行った。ママは大北のおっちゃんの車で実家から帰ってきた。パパはそのまま仕事に行った。亮佑の幼稚園が終わると、ママは晃志と一緒に迎えに行って、ちえこばあちゃんと一緒に、玲子おばちゃんの車を待った。玲子おばんちゃんの車で高槻に向かう途中に不二家で食事をした。そうこうして高槻についたら、ひいばあちゃんの体を拭く段取りになった。

ママが思い出したことには、そのときとても静かだったということ。ということは、晃志だけでなく、亮佑もヒロちゃんも寝てたと言うことだろう。

こうして、亮佑は寝てたので、その場面を覚えているはずがないということになって、ひいばあちゃんが最後に入浴したことを知らなかった亮佑の謎が解き明かされた。
あー、しんど。

000328 亮佑の発表会

万博記念ホールで亮佑の音楽教室の発表会。とりあえず、太陽の塔の前で写真。よく見ると、後ろの方に。もう一枚同じ写真ですが。。。

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