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「法華経」とは、妙法蓮華経という仏教経典の事です。この経典の原品は、サンスクリット(梵語)にて記されており、梵語名では「サッド・ダルマ・プンダリーカ・スートラ」 (sad-dharma-pundarika-sutra) といいます。 「サッド・ダルマ」とは正しい法、真実の法という意味ですが、それは不可思議微妙なものだという事で、「妙法」と訳されています。 「プンダリーカ」とはインドにある蓮の一種の事ですが、蓮の花は、その開花と同時にすでに実を結んでいるところから、妙法の実践すなわち菩薩行のあり方をたとえている。 「スートラ」は経という意味ですが、元来はものを綴り合わせる糸の意味で、仏陀の教えをひとまとめにしたものを経と名づけている。 「法華経」は、ローマ字、仏訳、英訳、漢訳、和訳と様々な訳本があります。漢訳の「法華経」は三訳現存しますが、私たちが目にする「法華経」は、羅什訳の「妙法蓮華経」がほとんどです。 現存「法華経」は、二十八品(28章)から成り、この科段分けは古来いろいろと試みられています。とくに天台大師以来、前半十四品(14章)を迹門、後半十四品(14章)を本門と2分する方法が、一般的になっています。 しかし、叙述の体裁から見ると、2分法よりも二処三会による3分法のほうが自然だと思われます。 |
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