T.S.C.の研究
今朝、久しぶりに夢を見ました。それも珍しく、女性にモテた夢。
にもかかわらず、相手の女性が、すごいブスで年増だったので、非常に寝覚めが悪かった。
どうして、夢くらい思い通りにならないのか?
まぁ、それは本題と何の関係も無いので、忘れて良いです。(笑)

で、T.S.C.の研究です。
知らない方の為に一応説明しますが、T.S.C.とは『東京スカイダイビングクラブ』の略称で、埼玉県桶川市にある日本最大の民間飛行場『本田エアポート』をホームドロップゾーンにしている、会員数日本最大のスカイダイビングクラブです。(そりゃもう、我らの北海道スカイダイビングクラブに比べれば、ゼロが二つくらいは違うくらい多い)
北海道スカイダイビングクラブには、もともとT.S.C.の会員として東京で飛んでいる人の割合がけっこう多い。
そう考えると、向こうばかりから来て貰っているのも申し訳ないので、今回は、僕が北海道代表で東京のクラブを表敬訪問することにした。
時あたかも、T.S.C.主催のフォーメーションジャンプ日本選手権の最中。
技術、装備、運営方法など、きっと学ぶものも多いはず、そうおもい、桶川を訪れる事にした。
本田エアポートを訪れるのは、実に14年ぶり。
僕のファーストジャンプも本田だった。
で、14年ぶりに訪れた桶川であったが、第一印象は『ちっとも変わんねーなー』。
場所の不便さと言い、周りが田んぼだらけな所と言い、やたら埃っぽい所と言い、昔のままだった。
個人的に変わったのは、駅からバスじゃなくてタクシーで行けるようになった事だろうか。(バス停からタワーまで、かなりの距離があるので、歩くとかなり疲れる)
そしてまた、それ以上に変わっていたのが、D/Zの施設であった。
トレーラーハウスのマニュフェスト、コンクリートを打ったクリーパーエリア、専用の周波数を持つ無線機、一軒家を借り切ったクラブハウス。


ソフト面においても、会員のギアを全て登録し、リッパクやサイプラスの状況の把握しているといった徹底振り。その上まだ進化を続けている最中という。
正直、あまりにレベルが違いすぎて、どこから参考にして良いか判らない状況、というのが本音だった。
そんな説明をしてくれた志村さんは、僕がジャンプを始めた当時も、インストラクターとして僕の指導をしてくれた人。こういった献身的な活動を支えに、T.S.C.は発展してきたのだと思う。
しかしながら志村さんによれば、それでも継続会員の伸び悩みが一番の問題だ、という。
たしかに、これだけ設備が充実したのに、会員数が僕のやっていた10年以上前より飛躍的に増えたか、というと、そう言う事もない。(タンデムジャンプは確実に増えているようだったが)
それと、志村さんを始め、昔僕がやっていた頃にすでにインストラクタークラスだったひとが、今でもかなりの人がインストラクターをしているというのも、なかなか、次を担う世代が出てこないのかな、と思わせた。
もう一つそれに関連して気になったのは、関西勢の存在だ。
現在、関西には常設のD/Zは存在しないので、ベテラン、ビギナー含めて名古屋、大阪方面のジャンパーも、わざわざ足代を払ってやってきていると思うので、それは北海道勢の僕らと同じく、困難な思いをしてジャンプを続けているのだと思う。
でも、正直、あれだけの人数の経験者がいれば、関西にD/Zを作ってもいいんじゃないかと思える。
もちろん、ひょっとしたら、何かの事情があって、関西でジャンプをする事に何か僕の知らない規制が掛っているのかも知れない。
が、磯谷さんが、大変な思いをしてたった一人で北海道のD/Zを開拓し守っている姿を見ている僕には、関西出身のインストラクターで、そう言った骨太な人はいなのかな、とふと思った。
結論 そう考えると、やっぱり磯谷さんは凄い!
←懐かしー(!)、キャラバン。
かなり使い込んでいるので、
中はけっこう汚い。
←マニュエストのおねーさん達。
手際よく、
タンデムやロードを裁いていく。
うーん、かっこいい。
←これがクラブハウスだって。
このほかにロフトもある。
凄すぎ。