スカイフェスの研究



先週末に白老町でスカイフェスが有った。
これは北海道庁の下部組織で、HOSPAと言う組織が主催している。
北海道スカイスポーツ振興協会というのが正式名称らしい。
らしい、と言うのも、えらく他人事のようで恐縮だが、
だって、この組織がある事で、僕らスカイスポーツ愛好者がメリットを受けた事はほとんど無い。
と言うか、接点がほとんど無い。
もちろん、気球、スカイダイビングはもちろん、
凧や紙ヒコーキまでスカイフェスにエントリーしているが、
しかし、あくまでその愛好者の
「一部」の人しか、お呼びが掛からない。
と言うより、スカイフェスが有る事すら知らない人が殆どだと思う。
スカイフェス開催の地元ですら、殆ど話題にもなっていない。
(白老町のHPにも
紹介は無かった)
当然、お客さんもまばら…

これとは別に、春にも、札幌の地下街で、スカイスポーツを案内するイベントが有るが、
これも場所が悪くて、立ち寄る人はまばらである。
じゃぁ、スカイスポーツなんかみんな興味がないのか、と言うと、
直接、北海道スカイダイビングクラブには、多すぎて断るほどタンデムジャンプの依頼が来る。
この矛盾は、何なのだろう?

誤解を恐れずに言えば、HOSPAのやってる事は、結局
お役所仕事で、
実際にスカイスポーツが広まるかどうかよりも、決められた予算とスケジュールをこなす、
と言った意味合いが強いとしか思えない。
じじつ、HOSPAが出来たからと言って、何かスカイスポーツが変わったかと言えば、
何一つ変化、便利になった事はない。
相変わらず、個人やクラブの努力でのみ、その活動が継続されている。
今回の白老では、
一宿一飯一ジャンプの恩義があるが、それでも、スカイフェスの存在意義が判らない。

結論、結局彼らは何なんだ?