小さいころデパートの屋上に設置されたミニ観覧車に乗るのが好きでした。
自分の住んでいる街を一望できる唯一の場所だったから。
高いビルの窓から見下ろすのと違って、だんだん園内にいる人たちが下の方にいってしまって、ついには遊園地全体が見晴らせるようになる。
その間、外の世界から、人々の歓声を聞き髪をなびかせてジェットコースターに興じる様子を覗き見している気分になるのです。
それはほんの短い時間のことで、心地よい想像の世界はゴンドラが地上に戻ってくることで徐々に覚めてきます。
こんな感覚を楽しめる観覧車がわたしは好きです。
ここでは、近畿地方の観覧車を紹介していきます。
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