306日記

Last Updated '10 5/4


 長年がんばってくれた205GTIから毛色も変わった306Breakへ。
大きく変わった生活に対応するために購入しましたが、
これもまた乗ってみると奥が深い。そんな日常のあれこれをご紹介します
205とともに


サブもくじ

My 306

306日記〜Diary〜
('09 8/2 Updated)

306ろぐぶっく
('09 5/4 Updated)

306パーツリスト
('10 5/4 Updated)

車内MP3化プロジェクト
('05 8/11 Updated)

カーナビプロジェクト
('05 9/17 Updated)


PEUGEOT 306Break とは?

 '93年2月、205と309の後継車種としてやや上のセグメントを狙いデビューした306。'94に日本導入が開始されたものの、当初国内のラインナップはAT主体のグレード構成でいまいちふるわず。そこでプジョージャポンもセダンやカブリオレ、S16、XSiのMT仕様などラインナップを充実させ、'96にアンダー200万円のお買い得モデルである「Style」を導入。その価格が人気を呼び、プジョーの名前は徐々にメジャーなものになっていきました。
 '97には衝突安全性を高めたビッグ・マイナーチェンジが行われ、搭載エンジンのDOHC化が行われました。(日本の型式コードから一般的にマイナーチェンジ前のモデルをN3、後のモデルをN5と呼ぶことが多い)S16は従来の5速MTから6速MTになり、よりいっそうスポーツ色を濃くしています。'98にはワゴンボディのブレークが追加され、3ドア、5ドア、カブリオレ、ブレークと潤沢なラインナップをそろえるまでになりました。'99には今まで搭載されていたZF製のATに代わり、新開発の電子制御AT、AL4が搭載されたりなど年々どこかに仕様変更が行われています。そんな306も2001年、307の登場によりハッチバックモデルの生産を終了しますが、本国ではでよくあるパターンでブレークとカブリオレのみ生産が続行されます。しかしそれも後継となる307SW(ブレーク)や307ccが発表あるいはその開発が伝えられた'02の初旬をもって生産を終了しました。

例によってカタログスペックは以下の通りです。

全長 4345mm ミッション形式 電子制御式4速AT
全幅 1695mm 1速ギア比 3.510
全高 1470mm 2速ギア比 1.931
ホイールベース 2580mm 3速ギア比 1.288
Fトレッド 1450mm 4速ギア比 0.915
Rトレッド 1430mm リバースギア比 3.166
車体重量 1240kg 最終減速比 3.043
エンジンタイプ 水冷直列4気筒・DOHC Fサス形式 マクファーソンストラット
ボア/ストローク 86.0mm/86.0mm Rサス形式 トレーリングアーム
総排気量 1998cc Fブレーキ Vディスク
圧縮比 10.4 Rブレーキ ディスク
最大出力 132ps/5500rpm タイヤサイズ 195/55 R15 85H
最大トルク 18.7kgm/4200rpm 価格(当時) 263万円

 今まで乗っていた205やロードスターと共通しているのは、「やっぱり乗ってみてナンボ」の車です。
ただ、今まで乗っていた車がMTばっかりという状況下でATに乗るとどうなるのかはやはり気になるところではあります。(これを書いている時点ではまだ306は手元に来ていない)そのあたりは、日常のページで追々書いていくことにします。
(追記 '03 4/22)
ATの印象ですが、国産ATに比べると下のギアをホールドして走りに振ったATというのは感じられます。4速は65km/hを超えないとガンとして入らないため、一般道ではほとんど3レンジで走っています。シフトショックについてはカツンと切り替わるような印象でショックも大きめですが、個人的には好きです。積極的にシフトダウンしてくれるのでアクセルコントロールで走れる感覚はMTに近いですね。


車えらび ('02 7/27)

 今回、買い換えを考えるきっかけになったのはやはりというか意外というか、「結婚」でした。
 実際のところ、205はそのままでいずれはもう1台増車かなぁと思っていたりしてました。事実、近所の中古車屋にカローラ2の1.5Lモデルが15万とかで売られているのを見て物色していたりしてました。結婚式より先に入籍して生活を始めるつもりでいたので、地元の市役所に入籍しに行って、そこから奥様の用事で埼玉の川口に行く途中のことでした。
3月の悪夢再びとばかりに(このあたりの顛末は別途「茶ぼうず号日記」参照のこと)あの異音が再び発生しだしたのです。予定変更でオート・ポワ・ルージュへ。で、行ってみるとパタッと消えて再発しない。さすがの私もこれは計算外。急遽アシ車を調達するにしてもいささか急な出費で現金の用意がありません。(いずれ来るであろう2台体制と引っ越しに備えて205の保険名義を父親から私に変更したりはしましたが)しかも、パワステなし、エアコンなしという私の205はこうなるともはや趣味車、あるいは独身ならば成り立つものの、生活のアシとして使うにはあまりにもネガティブな要素が多すぎます。しかも15年選手なのでいくら整備状態が良くても、この先多かれ少なかれ維持する上で修理費がかかることは避けられない。さらに今の経済状況では2台かかえるのは事実上不可能。結婚して最初の家族会議は「車をどうするか」というネタになりました。
先々の出費、生活スタイルの変化などを想定した結果、買い換えをすることにし、その購入にあたっては私の一存に任されることになりました。205GTIをあきらめての買い換えとなると自分が納得のできる選択肢は106S16か306Breakの2つしか思い浮かびません。奥様を連れてディーラーに行き、2車種を見て比較してきました。基本的には10年乗るつもりでの購入を考えていたので、荷物の積載性などを鑑みて106S16は候補から落ち、306Breakに車種は決まりました。(307もチェックしましたが、奥様から窓が大きくて落ち着かないという意見と、乗ってみても自分が乗ることにピンと来なかったのでボツに)とはいうものの国内在庫があるかないかというせっぱ詰まった状況、オート・ポワ・ルージュの大竹さんにおつき合いのあるディーラーの営業をご紹介いただき、商談することに。
幸いなことにアルミナム・グレーの306Breakの在庫が残っていたのと、1.9%の特別ローンが適用できるということで即日契約と相成りました。