保坂美由紀 〜私らしく明日へ〜

チーフアニメーター：平山まどか／作画監督：しんぼたくろう・米山浩平／ 絵コンテ：望月智充／演出：佐藤育郎 【ＣＡＳＴ】保坂美由紀：牧島有希／オープニングナレーション：島津冴子／ 田山一良：若本規夫／保坂紀男：石森達幸／保坂由之：稲葉実／保坂美晴：滝沢ロコ／ 高橋カオル：上田祐司／少年：野島健児／ミカ：田村ゆかり／カナコ：青山美帆／ 婦人：石井直子／娘：田代賀巳

老舗の呉服問屋の跡継ぎと期待されている保坂美由紀は，

受験やその後の進路，跡継ぎの問題で悩んでいた。

しかも，そこに祖父からのお見合いの話が持ち上がる。

美由紀は友達と「お見合いぶっこわし作戦」を立て

破談に持ち込もうとするが，

なぜか祖父はその前にお見合いを取り消すのだった。

ブックレットより。

眼鏡っ娘て言ってもさ…

じじい以外の家族全員メガネにすることはないと思うんですけどね。やりすぎ。

「着物を着る」ことにわりあいポジティヴな美由紀さんにちょっと驚き，「お見合いぶっこわし作戦」 などというアグレシッヴな美由紀さんに新鮮さを感じ，パソコンまで使う美由紀さんに納得してしまいました （１２人の中で使えそうなの，彼女しかいないような気がする）。「眼鏡っ娘」というステレオタイプで くくられそうな美由紀さんだけど，そうじゃないところをしっかり見せてくれました。「芸術家」色が強調されているのも， ポイントなのでしょうか。カオルさん，こういう役はやっぱり上田祐司さんなんですね。

一良さんを説得する美由紀さん。あ，そうか。伝統技術と最新技術，老舗同士伝統を守るためのお見合い， どっちも同じだということを言いたかったんだ。書いていて気が付いた。

「私らしく明日へ」，どの道を選んでもそれなりに大丈夫だと思えるのは谷だけでしょうかね。 美由紀さん，賢いし。