X68000用カラーイメージユニット 1997.09.21 (最終更新2002.06.15)

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部品面の様子

これはSHARP X68000用のビデオキャプチャ用フロントエンドユニットです。
カラーイメージユニットとはSHARP純正品の名称です。

X68000は本体にビデオキャプチャのための機能を内蔵していて、本体の専用入力端子から
水平および垂直同期信号と、本体から出力されるクロックでAD変換したビデオデータを入力すると
本体の表示タイミングを入力した同期信号に同期させ、ビデオデータを本体内のVRAMに連続して
とりこむことができるようになっています。
従ってこの基板は、NTSCデコード、AD変換、同期信号処理を行うだけでメモリは持っていません。

X68000が姿を消して久しい今となっては過去の遺物なので写真だけ載せておきます。

右下がNTSC->RGBデコーダ部(CXA1621)、右上が同期信号処理部(NJM2217+74HC221)、
左下がシンクチップクランプ回路(ディスクリート)、中央半田面がADコンバータ(MB40576 x 3)、
左上はDFF(74ALS574 x 2)、その上がX68000と接続するためのコネクタ(D-SUB25)です。
基板の面積のわりに部品が少なく見えますが、半田面にも面実装部品が載ってます。
この基板はPCB CAD (HiWIRE II)を使ってパタン設計しました。

写真からわかる通り、Y/C分離が手抜きなので私はS入力で使っていましたが、
SHARP純正品の画質があまりにも悪かったので手抜きでもそれよりはマシでした(^^;

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半田面の様子

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