これはDAIの伝送ラインを、同軸ケーブルから光ファイバへ、または光ファイバから同軸ケーブルへ
変換するための変換器です。

同軸(不平衡2線式)では、送受信側の規格は

送信側
出力インピーダンス 75Ω±20% (0.1〜6MHz)
出力レベル 0.5Vp-p±20% (75Ω終端時)
DCレベル 0.05V以下 (75Ω終端時)

受信側
入力インピーダンス 75Ω±20% (0.1〜6MHz)
最小入力レベル 0.2Vp-p

となっています。
光側の規格については専用の部品を使うことで適合できていると信じることにしましょう(^^;

1997年の夏コミで頒布したものですが、既に手元には実物が残っていないので回路図のみです。
同軸側はパルストランスの入手性がよくないので容量結合の簡易な回路になっています。
同軸の送信側は抵抗分圧で振幅と出力インピーダンスを合わせていますが、バッファの
出力インピーダンスは無視して計算しています。バッファ4素子を並列にして、比較的大きな
直列抵抗も入っているので大差ありませんでした。
バッファが1素子余っているのは基板パタンの都合なので、5素子並列にして構いません。

同軸->光変換器 回路図
光->同軸変換器 回路図

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