活動報告

2003年度(2003年6月〜2004年9月まで)のYSCの主な活動をお知らせします

(1)2つの大きな成果
☆2003年11月29日(土) 「ノー・モア YUSHO(油症)35周年宣言集会」
油症発症35年目を迎えての「被害者支援総合同集会」を開催しました。油症問題の早期全面解決のため、認定、未認定を問わず、また、胎児性油症被害者や2世の子どもたちも含めてすべての被害者が一堂に会し、今も続く深刻な健康被害や、仮払金問題等を訴えました。

☆2004年4月6日(火) 《日本弁護士連合会に画期的な人権救済申し立て!》
油症被害者総勢147名の連名(代理人・保田行雄弁護士)により、日本弁護士連合会人権擁護委員会に対して、人権救済申立書の提出を行いました。これは油症事件の長い歴史の中で初めてのことで、マスコミにも大きく取り上げられました

(2)学習会・集会等
☆2003年11月28日(金) PM6:30〜「35周年宣言集会前夜学習会」(講師・藤原邦達氏) 於:エポック10 多目的ホール
☆2004年4月10日(土) 「油症被害者は今」 於:エポック10(池袋)
☆2004年4月24日(土) ビデオ上映&講演会「カネミ油症事件は終わっていない−水俣病に学ぶ−」
於:エポック10(池袋) ビデオ「水俣病 空白の病像」 講演・原田正純医師

(3)自主検診聞き取り調査等
☆2004年2月8日(日)−10日(火) 於:長崎県 (YSC3名)
☆2004年3月7日(日) 長崎県(YSC1名)
☆2004年4月3日(金)−5日(月) 於:長崎県 原田正純医師・武田玲子医師同行(13名参加)
☆2004年6月19日(土) 北九州地区聞き取り調査
☆2004年8月21日(金)−23日(月) 於:長崎県 武田玲子医師・保田行雄弁護士同行 

(4)高木基金助成事業
☆2004年2月28日(土)高木基金プレゼンテーション 於:東京江戸博物館
☆第2回高木基金成果報告会2004年6月20日(日) 於:カタログハウスセミナーホール(新宿)
発表した研究テーマ:「カネミ油症被害者の健康追跡調査と台湾油症との比較調査研究」

(5)「日台環境フォーラム2004in台湾」に参加・報告
☆2004年2月7日(土)−12日(木) 於:台南市

(6)政府交渉等
☆環境省・厚生労働省交渉
 ・2004年3月5日(金) 被害者4名、YSC5名
☆厚生労働省交渉
 ・2004年5月13日(木) 厚生労働省新課長補佐と面談
☆農水省交渉
・2004年9月17日(金) 農水省の担当課と交渉  被害者・4名、YSC9名
☆厚生労働省、農水省に対する開示請求及び不服申立
☆全国油症治療研究班(班長・古江増隆九州大学教授)に対して要望書提出