支援センターとは

カネミ油症被害者支援センターは、
1968年に西日本一帯で起きたダイオキシン類によるカネミ油症被害者の医療救済と仮払金の返還問題の解決のため、
2002年6月に東京で設立されました。

「カネミ油症」とは、カネミ倉庫が製造した健康食品の「米ぬか油(カネミライスオイル)」に含まれていた
ダイオキシン類によってもたらされた食品中毒被害のことです
今から36年前に発生したカネミ油症事件は,決して解決されたのでも、過去の事件になったのでもありません。
患者さんはいまだに被害に苦しんでおり、子や孫の世代にも悲惨な影響が出ています。
国や企業あいての裁判は和解を余儀なくされ、責任究明はうやむやに終わりました。
しかも、国は和解成立後、今ごろになって一審敗訴の時に払った仮執行金の返還を原告に求めています。
また原因については、当時はPCBによるものと思われていましたが、今日では、PCDFを主な原因物質とし、
それにPCDDとCo−PCBのいわゆるダイオキシン類とPCBが関与した中毒被害であるというのが定説とされています。
ダイオキシンや環境ホルモンによる被害という視点から新しく見直すことが求められています。

私たちは現在の、そして未来につながる問題としてカネミ油症事件の見直しを行っていきます。


カネミ油症被害者支援センターの事務所>
〒171-0031東京都豊島区目白3-17-24 1F
FAX03-5982-8249


☆「カネミ油症被害者支援センター」の活動、運営委員、会員にご参加ください☆
年会費:個人会員    3,000円
     団体会員   10,000円
会員の方には(年4回)会報をお送りします。会報以外でも情報を随時お送りします。

入会方法:郵便局窓口の郵便振替用紙に会員の種別、住所、氏名、電話、FAX、メールアドレスなどをご記入の上、
下記の口座にご入金ください。
00190-7-540436 口座名(カネミ基金)